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読書の記録

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夢は図書館のような部屋に住むことです
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#読書感想文

あなたに特別な一冊を贈りたい

本が好きです。自分の人生の多くは言葉で彩られ、そんな自分を創ってくれたのは読書だと思って…

mayu
4年前
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10月の読書記録 『自分とか、ないから。』ほか

10月も引き続き読書を続けていきます。たくさんお出かけできるわけではないから、その分リフレ…

mayu
2週間前
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『自分とかないから』読書感想文

現代を生きていると、自分とは何かを、明確につかみ、表現しないといけない気がする。 就活で…

mayu
1か月前
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9月の読書記録 『赤と青のガウン』ほか

今月も本をたくさん買い込んでしまいました。疲れた日に本屋さんによると、すごく気持ちが落ち…

mayu
1か月前
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8月の読書記録『窓ぎわのトットちゃん』ほか

あっつ〜〜〜って夏が過ぎて、ちょっとずつ日が落ちるのが早くなってきた気がします。8月に読…

mayu
2か月前
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7月の読書記録『ぐるりのこと』ほか

この夏は試験やライティングを優先していたので、特に読書に力を入れていたわけではないのです…

mayu
3か月前
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『政治的に無価値なキミたちへ』読書感想

都知事選挙があった。結果は現職の再選だったけれど、その後のSNSで、“ある候補者に自分なりに考えて入れたのに、その候補者に入れたことを批判されて辛い。これじゃあ若者は次の選挙に行きたくなくなる”というニュアンスの20代だろうコメントを見た。 それに対して、“落ちた候補者に入れたことは間違ったということではない”というコメントを見てハッとした。そうか、自分が選んだ候補者が批判されたり、あるいは選挙に落ちたりすると、自分が間違っていたと否定された気持ちになるのかと。 その感覚

幼稚園のころ、私が独占していた友人について

誰しも元トモ(疎遠になった友達)について、思いを巡らせたことは一度や二度ではないでしょう…

mayu
4か月前
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夏の始めの読書日記 『好きよ、トウモロコシ。』ほか

積読が立派にたまり、並行で数冊を読むことにも慣れてきた今日このごろ、読書記録までためこむ…

mayu
4か月前
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機嫌のよい人に救われるくせに、自分は刺し違えてしまう 『機嫌のデザイン』秋田道夫

自分の機嫌は自分でとるという言葉があります。しなやかで品のある女性でいたいと思うし、それ…

mayu
5か月前
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半年で読んだ本をふりかえる 『夜明けのすべて』ほか

読んだ本のことを覚えているのがあんまり得意ではないので、記録をつけるようにしています。三…

mayu
6か月前
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『クリームイエローの海と春キャベツのある家』を読んで

自分で自分のことをうまく認めてあげられないと、なんでこうも苦しいのだろう。誰かに認めてほ…

mayu
6か月前
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歳の数だけ本を買った2023年。26冊のふりかえり

今年もやるぞと意気込んだまま引っ越しを迎え、生活環境を整えることに追われて誕生日からはや…

mayu
8か月前
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あるいはバーの、記憶の断片かもしれない#読書感想文

『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』林伸次 ※感想文です。ネタバレを含みますので、読みたい方はぜひ先に作品を読んでみてください。 絵巻物のようなお話だな。バーからの帰り道、ふんわりとキャンドルの甘い香りが漂うページをめくり、不思議な重量の物語を読み進めながらそう思った。 2回読んだあとも、まだそんな感覚がある。むしろ、この感じが強くなっている気がする。その本の中には、ぜひとも友達になりたい風や、読んでみたい本、食べてみたい王様の料理がある。けれども閉じ