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鬱で休職5ヶ月目①その後から現在までの近況。解離について。

うつ治療記録の更新がすっかり途絶えてしまった。
鬱4ヶ月目に入った5月に体調が急に良くなって、一気にここまで書いた。その後やはり鬱症状のアップダウンもあり、つぶさに振り返ると疲れるようになりました。なのでその続きはザッとまとめます。

大きな出来事は医者とカウンセラーと話してる中で、解離性障害があると判ったことだ。
私は実は以前も今もレイプ事件の事を全く思い出さない。おかしいなと思っていたけど、当事者意識に乏しく無感情である。記憶にはしっかり詳細が残っているので、他人事のようにペラペラ話したりNoteにこうして書いたりもできる。
でもそうやって意図的に思い返してみても、怒りも悲しみも悔しさも全く感じない。なので相手を訴えようとかも全然思わない。
自分の中で無かった事になっているという表現がぴったり。

父親に暴力などを受けた時の事も、思い出しても全くの無感情なので、同じ原理で私は動いているらしい。自分と感情を切り離し、抑圧してしまうそう。
鬱の症状は辛いけど、生活の中で悲しいと思うことがないので、「解離できて助かるなぁ、こりゃ特殊能力だわ。」と他人事な感想もあったりするけど、まぁ良くない事なのだろうとは思う。抑圧するのにエネルギーを消費してメンタル不調の原因になってたりしそう。

ここ10年で少しマシになってきたけど、子供の頃から生き生きとした嬉しいとか楽しい系の良い感情をうまく感じられなかった。
恐怖だけはいつも鮮烈だったのに。足元から崩れ落ちるかのように、胃から下の内臓がふと消えるような心許なさ、頼りなさ、辛さなんかは嚙み締めるように味わい尽くす癖に。

こういうのも解離と関係ありそうな気がする。(解離の何が問題なのか当事者が良くわかっておらず他人事、というケースが良くあるらしいが、私もそうみたい。詳しい方いらしたら是非コメントで教えてください。)

レイプ未遂被害よりもずっと軽いセクハラに関してのみ激しくフラッシュバックし、今でも恨んで怒っているのも、まず順序がおかしいと思う。

会う度に執拗に頭ポンポンしてきた、女に飢えてそうな非モテ同僚男Jへのフラッシュバックは今でも結構酷いのに対し、自分をレイプしようと犯罪に手を染めた犯罪者には何とも思わない。
父親にも何も思わない(家族とは連絡を取っていない)。
脳が拒否する感じで、とにかく一切の感情が沸かない。「無」と書かれたシールを脳にペタッと貼られたかの様になって、自分ではどうしようもない。

2023年の1月から約半年、別の女性カウンセラーにEMDRという眼球運動による専門的なトラウマ治療を受けた。
その後から私は急にセクハラに対して過剰に怒りを感じるようになっていた。どんなに小さな事でも許せなくなった。

セクハラまで行かずとも、タイプでも魅力的でもない男性に興味を持たれただけで、もう恐怖でフリーズしてしまい、益々の侵入を許すという悲劇の悪循環を日常的に繰り返していた。

その事を今の男性カウンセラーFに話したら、それEMDR失敗だね…と言われた。嫌なものを呼び起こしただけらしい。えー困る。でもあの女性カウンセラーは、一生懸命私に向き合い、癒しの言葉を沢山くれた。いつも前のめりになって、私の話を一文字も漏らすまいとノートにびっしり書き留めてくれた姿が目に焼き付いている。なので今も変わらず良い思い出。

試しに今のカウンセラーとEMDRでレイプ事件を振り返ってみたが、私のブロックが強くてうまくいかなかった。
解離がある人にはEMDRは余り効果がないらしい。困ったな。

続く

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