*Muji*ヨーロッパでトラウマ治療中

バツイチ子無し。虐待サバイバー。過去から逃げる様に西欧へ移住して20年経つも心は癒えず傷を重ねる。2016年頃に不安障害や複雑性PTSD等の症状が出始める。パニック発作が初めて出た22年夏に治療を開始。24年2月に事件に遭い、鬱と解離で休職中。回復への記録です。

*Muji*ヨーロッパでトラウマ治療中

バツイチ子無し。虐待サバイバー。過去から逃げる様に西欧へ移住して20年経つも心は癒えず傷を重ねる。2016年頃に不安障害や複雑性PTSD等の症状が出始める。パニック発作が初めて出た22年夏に治療を開始。24年2月に事件に遭い、鬱と解離で休職中。回復への記録です。

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毒親からの虐待、トラウマ治療日記。ヨーロッパにて。

実の両親から身体的、性的、精神的虐待を受けて育ち、バイトで貯めたお金で、ヨーロッパのとある国の首都に留学という形で逃げました。 私の家では父が過干渉、母がネグレクトで、父が毎日過剰に私の生活と人生に関心を持ち、支配していました。 子供のこととなると、父が物凄く興奮しながら、細部まで関わってきて、何事においても過剰に心配し、悲観的な先読みばかりしては脅し、親の言う通りにしろと怒り、とにかく絶対に放っておいてくれませんでした。 一方で母は、子供に無関心でニヒルでドライな女性

    • 鬱で休職7ヶ月目② 私の敵が何者か解ったかもしれない話 

      先日せっせとNoteを書いていた段階では、私は私の敵をモンスターに例えていた。 ラスボスは父親、私に次々と寄って来る怖い男たちはサブキャラのモンスターという認識だった。 しかし今日、気づいたかもしれない。 モンスターの正体はモラハラ男性に過ぎないという事に。 モンスターという程、得体の知れない不気味で恐ろしい存在ではなく、単なるモラハラ気質の男性で間違いないと思う。私は不安から過剰に敵を大きくして、モンスターのように感じていただけのようだ。 欧米ではインセルと呼ばれる、

      • 鬱で休職7ヶ月目① 自分の守り方が何となく解ってきた話

        8月に入り、少し走れる位に身体が元気になったので、時々家の裏にある競技場でスロージョギングを始めた。 早速、いつも上半身裸で走ってる変なおじさんに絡まれるようになった。歳は若く見積もって50代後半?の白人で背は170cm位で、加齢で弛んだ皮膚が、余ったように、顎のラインや腹回りの脂肪の上に垂れている。 その競技場にはいつも数十人位の人が運動しているが、半裸で走る人なんて稀。極たまに20代とかの若いスポーツマンが、鍛え上げた肉体を友達に見せびらかす様に上を脱いで走っている姿

        • 鬱で休職6ヶ月目 カウンセラーとEMDRによる治療①夢と解離

          断薬はすっかり成功し、不眠症状はすっかりなくなった。 鬱は寛解にはまだ遠いみたいで、時期によって差はあるけど、毎日最低でも4時間は寝転がっていて、身体を長く起こしていられない。重力がのし掛かってきて疲労感が出て、早く横にならないと息が上がる。 これはひょっとしたら年単位の時間が掛かるのかも。早期回復は諦めて、焦らずに無理せずいこうと思う。 解離性障害は相変わらずで、レイプ事件は私の中では完全になかった事になっている。感情が麻痺してしまう。父から受けた性的虐待と同じで、そこに

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        • 愛着障害、アダルトチルドレンからの回復
          23本
        • 瞑想
          4本

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          鬱で休職5ヶ月目③抗鬱薬SSRIを独断で減薬スタート

          鬱になった私はエスシタロプラムというSSRIの抗鬱薬を処方され服用していた。1日の容量は以下の通り。 2月 0mg(予約待ちで精神科に行けず) 3月〜4月 5mg 4月〜4月半ば 7,5mg 4月半ば〜5月10日 10mg 5月10日〜20日 5mg 5月20日〜現在 2,5mgを3日に一度、4日に一度、5日に一度と少しずつ減らす 有名な精神科YouTubeチャンネルの益田祐介ドクターによると、抗鬱薬は約3割の人が効かず、難治性鬱病となるらしい。私はその3割の効かない人に入

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          鬱で休職5ヶ月目②社長が面談を申し出てきた

          ドクターストップ中の社員に、会社は接触してはいけないという法律があるが、そんなものは易々と超えてくるのが私の社長だ。ちなみにこれは2日前の出来事。 社長は女性で年齢は50代半ば位。総白髪の美女でスタイルも抜群。いつ見ても全身エルメス等のフランスのハイブランドのシンプルで上質な服を纏い、ダイヤや大きな石の付いたポメラートなどのイタリアのハイブランドのハイジュエリーをセット使いしている。 靴やバックもシャネルやヴィトンやディオール、エルメスばかり。一体靴と鞄をいくつ持ってるんだ

          鬱で休職5ヶ月目②社長が面談を申し出てきた

          鬱で休職5ヶ月目①その後から現在までの近況。解離について。

          うつ治療記録の更新がすっかり途絶えてしまった。 鬱4ヶ月目に入った5月に体調が急に良くなって、一気にここまで書いた。その後やはり鬱症状のアップダウンもあり、つぶさに振り返ると疲れるようになりました。なのでその続きはザッとまとめます。 大きな出来事は医者とカウンセラーと話してる中で、解離性障害があると判ったことだ。 私は実は以前も今もレイプ事件の事を全く思い出さない。おかしいなと思っていたけど、当事者意識に乏しく無感情である。記憶にはしっかり詳細が残っているので、他人事のよう

          鬱で休職5ヶ月目①その後から現在までの近況。解離について。

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その14 抗鬱薬と不安症

          翌日から抗鬱薬SSRIを飲み始めた。薬は嫌いだけど、色々調べて試しに飲んでみようと思った。今回は重い鬱になって、まともに生活できなくなってしまったので、さすがに自力で回復できる自信がなかった。服薬拒否したら、無料でカウンセリング受けさせてもらえなかったりして…と不安でもあり。飲んでると嘘つくのも気が引けた。本当に気が弱い。 そんな訳で朝食後、セルトラリン50mgを飲んだ。当時は朝方4時に寝て昼に起きていたので昼に飲んで、夕方頃から船酔いのような嘔吐感が出て、夜は覚醒して全く

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その14 抗鬱薬と不安症

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その13 精神科医Bとの出会い

          2月某日。主治医を変えて味覚を取り戻してから1週間後、 精神科を受診した日。 行く前から、全く期待しないようにと自分に言い聞かせる。何事も期待しなければ傷付かないのだ。しかもここは安い公立病院なので、客層はお金がない人たちや移民が多い。医者もピンキリという感じで、私は婦人科でキモいセクハラに遭って以来、公立病院は避けていた。 精神科医Bは、50代くらいの白人男性医師だ。ほっそりとして威圧感もなく、物静かなベテランという雰囲気。 挙動不審で事の経緯を話し、今まで色んな医師にもら

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その13 精神科医Bとの出会い

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その12 新しい主治医で味覚復活

          5月からイラストを描き始めて、実は別アカウントでそれを掲載し始めました。自分の絵を扉絵に使って、成長を楽しみたいな。自己満足でごめんなさい。プラハに行ってみたい! 2月某日。 主治医を変える試みで、一般医を受診した日。 前回の痛手から立ち直っておらず、緊張する。 とても若い小柄なアジア系の女医で、ぱっと見は日本人に見えた。黒縁の眼鏡、白衣の下にボーダーのセーターとデニム、その日は雨だったので、可愛い紺色の長靴を履いていた。見た目でホッとする。 最近レイプ未遂に遭った事、1

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その12 新しい主治医で味覚復活

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その11鬱の辛かった初期の振り返り

          5月に入って急に症状がマシになって、家の中で座っていられる様になったが、4月末までが本当に酷い状態だった。こんな症状は初めて。今までも鬱っぽいなと気分が落ち込む時期はあったが、レベルが違った。 まるで風邪の症状が出ないインフルエンザに罹ってるみたいだった。熱はないのに頭も身体も重くて動かない。黒い靄に頭を突っ込んでいる様で、何もやる気が出ない。表情も死んでいる。10分と座っていられず、すぐ横になってしまう。シンクは汚れた食器で溢れているが何日も洗えない。無理して動くと息切れ

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その11鬱の辛かった初期の振り返り

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その⑩また医者を変える。

          女主治医Nに会って以降は更に体調もメンタルも悪化し、寝込んでいた。よって手帳にも日記にも何も書いていないし記憶もない。漆黒の空白期間。 やっぱあの医者はないわ。怖くて2週間後会いに行ける気がしない。不安だ。逃げよう。医者を変えよう。と思い立ち、ネットでリサーチしたのを覚えている。 女主治医Nだって本当は、薬を飲んでいれば防げたのに!との愛情から怒ってくれたのかもしれない。でも怒られたショックを思い出したり、2週間後また会う事を思うと、どうも気が休まらない。 虐待サバイバ

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その⑩また医者を変える。

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑨主治医Nが怖い

          事件の初まりは以下のリンクから読めます。 スキ、やフォローして頂きありがとうございました! https://note.com/mujirush/n/n5fa1044dd0d0 2月某日。 ドクターストップの延長を書いてもらう為に女主治医Nの診察を受ける。1年ぶりだ。 前回は数回の忠告を無視して私が薬を止めたので、「今は不安障害でも、今から薬を飲んでおかないとゆくゆく鬱になるわよ。」と脅されたのだった。皮肉にも彼女の見立ては当たってしまったが、薬を飲まなかったせいではなく、原

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑨主治医Nが怖い

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑧薬が怖い

          とりあえずしっかり記憶があるのは最初のドクターストップから3日後に主治医のもとに診察に行った日だ。 この女主治医Nはまだ学校出たての20代(多分)。仕事をバリバリこなすぞ!という野心とエネルギーに溢れている。おかげで患者数もバリバリこなすので、5分診断が基本だった。話を聞くというスタンスではないし、キツイ抗精神薬を飲めと怒られて以来この人は苦手だった。 私は薬は本当に必要な時しか飲みたくない。1年前のドクターショッピング期に、おばあちゃん精神科医に複雑性PTSDと不安障害

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑧薬が怖い

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑦休職スタート

          そして次の日の早朝。 アラームで目は覚めたのに中々起き上がれなかった。もう完全に遅刻だ。無理に起きて準備してると動悸がしてきて、ぜーぜーと息が切れた。何これ、もう頑張るの無理。行くのやめよう。 男上司Lにどうしても動けないので休みます、すみませんと連絡した。 男上司Lはその日は休日だったので、一応現場にも知らせないとなと、少しだけ1人業務になる同僚男Jにも病欠メールをしておいた。そしたら即座にこの同僚男Jの携帯から電話が掛かってきた。怖くて出られない。携帯から何度掛けても私が

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑦休職スタート

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑥出社編

          時は2月某日。 何でこんなに苦しいのに職場へ向かってるんだろう…。しかも余り好きな職場でもないのに、自分でも何故頑張るのかがわからない。多分休むのが怖いからだろう。 職場に着いて早速上司の二人に会った。(男上司Lと女上司Cとします。) ここは社員が全部で15人しかいないファミリー企業。社長の縁故採用で社会経験ゼロで入社し、1年余りで出世させてもらった女上司C(つまり明に暗にとっても権力がある)に、私はパワハラ的仕打ちを受けた。最初は普通だったのに9月10月の繁忙期に入り豹変

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑥出社編