鈴蘭

日々考えることの記録、思い出の欠片置き場‎┊︎読んでくださった方の明日が素敵なものになり…

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日々考えることの記録、思い出の欠片置き場‎┊︎読んでくださった方の明日が素敵なものになりますように。

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    🎬映画にまつわるお話

  • 考えた事

    取り止めのないものから長い間考えていることまで、思考の欠片置き場

最近の記事

超虚構という現実

筒井康隆の「残像に口紅を」をさわりだけ読んだ。 いわゆるブックカフェなる場所にて、珈琲を飲み終わるまでのひとときだけ。 そして、ひたすらに長い言葉を交わし合う主人公達に、小説としては違和感を覚えたと同時に、その会話の内容が普段の自分達(自分と近しい友達)の会話と重なって、なんとも言えない気持ちになった。 そうか、私達のあの会話は、側から見ると、こんなにも変なのか、と。 ある種説明的であって、物語というより語り合っているようなその序章は、逆説的にリアルなのかもしれない。

    • 映画🎬-『耳をすませば』

      このノートを書きはじめてはや1ヶ月近く経つ気がする。 追記追加を重ねてなかなか書き終わらないので、一旦公開してその後書き足していくことにしようと思う。 他のノートも下書き途中で埋もれているものばかりだし、完成させてからと思って置いておかずに、書いた部分だけ投稿しちゃっても良いのかな、なんて思った。 前書き耳をすませばという作品が、ずっと好きだった。ジブリ作品の中で、1番好き。 ジブリのアニメ映画はもちろん、続編の猫の恩返しに加え、原作も読んだ。 そういや学校の授業にも出

      • 映画🎬-2 『ラーゲリより愛を込めて』

        前書き1ヶ月程前に見たはずなのに、もう記憶が薄れている。 感情は生モノだからすぐに記さないと、記憶からこぼれ落ちてしまう。 それもそれだけれど、今後は早めに思考を書き留めるようにしたい。 この作品は公開当時話題になっていたし、Amazon primeにもおすすめされたので見ることになった。 感想1.泣かなかった まず、この映画を見終わった時私はきっと泣くんだろうなと思っていたのに、意外にも少しも泣かなかった。 いつも人が泣いていない段階で悲しい未来を想像して、たいてい開

        • 好きな時間

          自分を深く見据えて、自分も知らない自分を知ろうと、理解しようとする時間が好き。 ふとした疑問や頭に浮かんだ考えから、1人で頭の中で議論して、一旦の結論が出てスッキリして終わることもあれば、 モヤモヤして家族や友達に意見を求めることもあるし、 考えていたこと自体、いつの間にか忘れてしまうこともある。 でも、そんな時間が好き。 小さい頃は、ぼーっとしている時間なんて生産性がなくて勿体無いと思っていたけれど、今はそうやって自分と、静かな私の中で向かい合っている時間が、私を形作

        超虚構という現実

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        記事

          共感と本質的な理解は別だと思う話 -『Orange』須和への共感から

          相手の気持ちや思考の流れを理解すること、相手の話を聞いて“共感”すること、自分自身が相手と近い状況を経験した上で自分と相手を重ねること、全ては別物だと思う。 人の話を聞いて『共感』しているのは事実人の話を聞いて、自分のことのように悲しくなったり、嬉しくなったりする。 これは自分でどうこうできるものではなくて、自分自身の性質や性格、感性によるものだと思っている。 だから、その時起こる感情が嘘だと言いたいわけではない。その点は紛れもない事実だ。 けれどこの時に『相手の立場に

          共感と本質的な理解は別だと思う話 -『Orange』須和への共感から

          映画 🎬 -1『ローマの休日』

          先日、とある買い物の特典としてAmazon primeを3ヶ月無料体験を貰った。 気になっていた映画、忘れかけていた映画、懐かしい映画等、この期間に鑑賞したものを感じたこと共に記録していこうと思う。 前書き小さい頃から名前だけよく耳にして、ずっと気になっていた映画。 私が生まれる随分前の映画だが、今もなお名作と評されるこの作品を一度は観てみたいと思っていたので、母を誘って観ることにした。 母も私も前情報はほとんどなし。 知っているのは「名作なこと」「オードリー・ヘプバー

          映画 🎬 -1『ローマの休日』

          記録

          考えたこと、書きたいこと、日々思うこと、それらをそっとノートに残したり、スマホにメモしたりしていた取り留めのないそれらを、ここに記録して行くことにした。 頭の中でいつも樹形図のように広がり伸びて行く思考の枝たちは止まることを知らないし、書く前に、そう、考えたことすら忘れてしまうことの方がきっと多いけれど、だからこそ私のカケラをここに残していこうと思う。 気ままに、ゆったり、まったりと。 2024.6.19