疲れやすい体ができる仕組み
山登りやスポーツなどの肉体疲労は、一晩寝ればスッキリとれる。
しかし、パソコンや人疲れによるストレスは「精神や神経の疲労」につながり、一晩寝ても解消しない。
そんな「神経疲れ」の解消に、なぜ「耳引っ張り」ワークが効くのか。ざっくりまとめるとこんな仕組みです。
⚫︎パソコン作業や苦手な人との会話、満員電車など不快な環境にさらされると、感覚器官である「目」「耳」「口」が緊張する。
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⚫︎感覚器官が緊張すると、それらと筋肉でつながってる
頭の芯「蝶形骨(ちょうけいこつ)」が歪んでしまう。
例)目が緊張すると、目を動かす筋肉を介して、蝶形骨が歪んでこわばる。
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⚫︎「蝶形骨」の歪みは、体の芯である「横隔膜」にも伝わり、内臓が不調になる。
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⚫︎常に疲れやすい体になってしまう!
なぜ、頭の芯の疲れが体の芯に伝わってしまうのか
その秘密は、蝶形骨と横隔膜をつなぐ「筋膜」にあります。
横隔膜はみぞおちの奥にある呼吸を作る筋肉です。
筋膜は、頭のど真ん中で脳を支える蝶形骨から始まっていて、気管や食道、血管、心臓を包みながら、横隔膜までひとつながりになっている薄い膜。
蝶形骨の歪みが「筋膜」を通じて横隔膜に伝わり、周辺の内臓や筋肉も緊張させ、その負担で体がなんだかだる重く感じる。
この負の連鎖を止めるには、緊張のおおもとである
蝶形骨を緩ませる
必要がある。
その解決策が「耳引っ張り」ワークなのです。
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