沖縄・那覇から桜開花の便りが届きました!沖縄の桜は「悲観桜」という濃いピンク色の野生種の桜。去年は宮古島の桜が最初に開花しましたが今年は本島の桜でした!・・東北は大雪だというのに!
こんにちは、なんとなく周囲の雰囲気の変化を感じるDJムッチーです。
沖縄・那覇に住んでいる古い友人から、「5日に那覇市で桜の開花宣言があったよ・・・いつくるね?」という連絡をもらいました。
本土の今日は七草粥をいただく「人日の節句」で寒さが極まる頃で、なのに沖縄は桜の開花なのかと思うと、日本の南北の長さを思い知ります。
昨年は、やはり5日に宮古島で最初の桜の開花があったそうで、今年は那覇がトップランナーなのだそうです。
真冬と花粉症の頃は、無性に沖縄へ行きたくなります・・
(沖縄に花粉症は、無いんです・・・)
沖縄は緋寒桜
沖縄の桜は、ソメイヨシノではなくて緋寒桜。寒緋桜とも呼ばれるこの桜は、台湾から南西諸島に自生する野生の桜です。色は、ソメイヨシノよりもピンク色が濃くて、釣り鐘型の花が下向きに咲きます。
なんとなく恥ずかしくて、頬を染めて俯いているイメージで可愛いですが、満開ともなるとグラマラスなイメージに変わります。
散る時は、ソメイヨシノの様な花弁を散らせるのではなく、ガクの付いた大きな花ごと落下するので、沖縄で桜吹雪は観れないのです。
桜にはアントシアニンと呼ばれる色素成分によってピンク色に発色します。このアントシアニンは有名な抗酸化物質です。植物は、抗酸化物質で紫外線反応から発生する活性酸素を消して花を美しく保ったり、花の中で生まれる生物を守ると言われています。このため、太陽の光が強ければ強いほど、活性酸素の害を消すために多くの色素がつくられ、花の色は濃くなります。日差しの強い沖縄の桜が本土の桜より濃いピンクなのは、こういう理由があったんですね。
桜が咲いた沖縄も七草粥
七草粥は、中国から奈良から平安時代に日本に伝わった風習です。中国から柵封士を受け入れていた琉球国にも、七草粥の風習が伝わってないわけが無いですよね。(宦官が伝わっていないのが不思議です・・・)
沖縄には、ナンカヌスクという一年の健康を祈る年中行事があります。
ナンカヌスクは漢字で「七日節句」と書いて、旧暦1月7日の年中行事です。新暦1月7日の「七草粥」と繋がるものがありますね。
この日に「ナージューシー(菜の雑炊)」と呼ばれる、野菜がいっぱいの雑炊をたべるのです。胃腸を休めるという意味合いもあるようで、これも七草粥と同じですね。
入れる野菜は、① 高菜(シマナー) ② よもぎ(フーチバー) ③ 大根の葉(デークニバー) ④ 不断草(ンスナバー) ⑤ ねぎ(ビラ) ⑥ 水前寺菜(ハンダマ) ⑦ 長命草(サクナ)だそうです。
僕も、友人の家で一度だけご馳走になったことがありますが、一度で十分なお味でした・・・家々で味は違うのでしょうがね・・(笑)
これから約2ヵ月は、すごく寒い日々が続きます。桜の開花の知らせが待ち遠しくて仕方がありません。
冷えは、万病の元です。皆様も暑いお風呂で長湯して、免疫力を高めて、体を冷やさないようにお過ごしください。
今年の弥生は暖かいらしいので、みんなで耐えましょうね!
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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