見出し画像

若い人から「濡れ手で泡にならないように頑張ります!」との宣言メール⁈「泡じゃなくて粟」だよ正してあげると「栗ですか」と返信が来た!

こんにちは、プレゼン前でそわそわした週末のDJムッチーです。

けっこう笑えるメール事件があったので、ご紹介しますね。
制作会社からの独立を決めた若いディレクターから、ご挨拶のメールをいただきました。メールには、緊張と興奮と勇気みなぎる文章が並んでたのですが、メールの結びの文章が「濡れ手で泡(あわ)にならないように、注意して前進します」とあったんです。
あらら・・・もしや関係者全員にこの文章で結んだメールを送ったのではないかと心配になって、「濡れ手で泡(あわ)」じゃなくて「濡れ手で粟(あわ)」だよ!だから、最後の文章は相応しくないと忠告のメールを送ってあげました。
すると「栗(くり)」ですか??と訝しがった返信が来たので、失笑したのでした。
文字では伝わらないと思って、電話をかけたら最初は不機嫌だった彼も電話の終わりごろには大笑いで、もう一度メールした全員に訂正メールを送ることになったようです。

粟を知らない

「濡れ手に泡(あわ)」は、もちろん誤用です。しかしメールを送った彼の解釈では、「水のついた手に泡を置くとツルツル滑って手元に残らないし、泡はすぐに消えてしまう、だから努力が無駄にならないように、注意しなければならない状態」と言う物でした。
独立を無駄にしないと宣言したかったのでしょうね(笑)

彼はたぶん粟(あわ)を知らなかったのでしょう。シニアの皆さんはご存知だと思うのですが、粟は五穀に数えられる食べられる穀物のことです。
(最近は小鳥のエサになっているようです)
小さな粒の穀物「粟」を濡れた手でつかめば粟粒がたくさんついてくることから、「濡れ手に粟」は苦労せずに多くの利を得ることを意味します。
彼はメールの結びで、楽して儲ないように注意すると宣言してしまっていたんですね。謙虚な姿勢とも取れますけれど・・・(笑)

濡れ手で粟とはこのことです。

粟(あわ)と栗(くり)

「濡れ手で粟」だよと忠告すると、彼から「『栗(くり)』ですか?」と不思議がっている返信が届きます・・・これはよくあるんです!
粟を知らない人は、粟と言う漢字も知らないので、よく似た栗だと思うんですよね。「濡れ手で栗」ってどんな状況なのか想像すると結構笑えます。
濡れた手で栗をにぎると・・・どうにもならない!(笑)

兵庫県の北部に宍粟(しそう)市という街があります。NHK党の立花氏が市長選に立候補者を擁立すると言ってた街です。立花氏曰く「穴に栗と書いてしそう市」。立花さんは大丈夫でしょうか???
兵庫県の人でも、宍粟(しそう)とは読めずに「あなぐり」と呼ぶ人がいるぐらいだから仕方がないのかもしれませんが・・・
ウ冠に六で「しし」、八で「あな」です・・エースのジョーこと宍戸錠という往年の映画スターがいましたよね。(たぶん、あなとじょう と読まれていたと思います。)
西の下に米で「あわ・ソク」、西の下に木で「くり・リツ」なんですよ。
何かの時に思い出してくださいね・・・・

兵庫県宍粟市(しそうし)

週末に面白い出来事があったので、皆さんに聞いていただきました。
久しぶりにある自治体のプロモーション企画を首長さんにプレゼンテーションすることになったので、肩に力が入っていたのですが、大笑いさせてもらってすっかり力が抜けていい感じです・・・・

それでは、今日はこの辺で失礼します・・・
スキとフォロー、コメント、とてもうれしいです。
出版を契機に話し方指導のご依頼を承っています。
遠慮なくどうぞ・・・予算はあわせますよ
ご依頼は、lesson@currentstone.jp まで
皆さんからのチップと新刊本の購入を心よりお待ちしています。。。
電子書籍版ならばKindle Unlimited で無料で読めるんです。

じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

いいなと思ったら応援しよう!

DJ ムッチー 
この記事「おもしろい!」って思ったらチップで応援お願いします!