レコードプレーヤーやカセットテープが注目されているらしい⁈昭和な音質が若者を魅了というけど違うでしょ!おそらく意匠性に惹かれてるのとちゃうかな⁈
こんにちは、「虎に翼」より「おむすび」の方が好きなDJムッチーです。
「おむすび」の軽さが良いと思うんだけど視聴率は低迷のようですね。
阪神大震災のシーンでは少し体が震えた自分にびっくりしたけど・・
中堅家電メーカーなどが、レコードやカセットテープを再生できるプレーヤーを販売してて好調らしいです。若者が中心の「昭和レトロ」ブームや、星野源さんやAdoさんら人気アーティストが、独特な音質に魅力を感じて、レコードなどアナログ音源で作品を発表していることが、追い風になっているようです。
家電メーカーの同志社が、サンスイブランドでカセットデッキを出した時は、思わず買ってしまいそうになりました。サンスイと言えば僕らの世代には、オーディオメーカーの勇と認識されていて、クラッシック聞くならサンスイなんていう人もいたぐらいですから。
日本レコード協会によると、2023年のレコードの生産金額は62億6700万円と、1989年以来34年ぶりに60億円を超えたそうです。カセットは2億1200万円で、前年(6200万円)の3.4倍に伸びたのだそうです。
この情報だけで、昭和の音質が若者を魅了したと分析するのは、浅すぎるような気がすると思います。
人気の対象は音質じゃなくて意匠性(デザイン)ではないでしょうかね?
レコードもカセットもプレイヤーもかなり工業的モダンなデザイン。ポストモダンの前のゆわいる昭和のデザインです。
緩やかな流線形が象徴してきた平成から令和までの意匠デザインとは一線画するので、魅力的に映るのではないでしょうか?
カセットってどういう意味
舞踊や謡曲の世界では、今でも使われているカセットテープ。カセットってどういう意味かご存知でしょうか?
カセットは、フランス語の「cassette」の音写。「cassette」は「小さなケース(箱・容器)」や「小箱」を意味します。古いフランス語の「casse(箱・容器)」が語源で、英語の「case(ケース)」もここからきています。
つまり、カセットは音の入った小箱という意味で名付けらました。
最近ばボンベを装填するタイプの卓上コンロをカセットコンロって言いますよね。料理の小箱っていう意味で名付けたのでしょうか?(笑)
僕が思うにあれって、カセットテープをデッキに入れる時に「ガチャチャン」という音がしたのでしょ。カセットコンロにボンベを装填する時にも「ガチャン」というから、カセットを使ったような気がするのです。
レコードっていう名称
レコードっていう呼び名も凄いですよね。開発された当時、機械的に記録する対象は音しかなくて、それを記録したのでレコードという名前になったのでしょうね。
電化製品が電灯しかない時代の名残で、今でも明かりをつけることを電気をつけるという様なものなのでしょうね。
レコードはレコード針で音源を拾います。これによってレコード盤は少しづつ削れて、いつかは聞けなくなってしまいます。「擦り切れるまで聞く」なんて表現は、レコードから来た言葉なんですね。
某放送局の若手Dさんにレコードことについていろいろ聞かれた時のこと、
「ムッチーさん レコード針ってどこに刺すのですか?」って聞かれて、
「針は、レコード盤に落とすんやで・・」と応えると、そのD さん真っ赤になってしまいました(笑)
若い人にとって、針は刺すものなんですね・・・
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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DJムッチーでした。