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\人と動物の命の違い/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ23】
みなさん、こんばんは!
うさみです。
NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。先日発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。
ちなみに、毎週日曜日に記事を発信しています。今回は、たまたま目にした動物のクローンについてのお話です。よかったら最後までご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1651331017575-NKZOCE6lMW.png?width=1200)
▶命の複製
毎度同じく、DiversityJourneyに参加してから比較的眺めるようになったニュースサイト「朝日新聞GLOBE+」。先日こちらの記事が目に留まりました。
ドラえもんでも、ジャイアンやスネ夫のクローンをつくる話があったなあ、なんて遠い目をしつつ記事を読んでいましたら、世界でクローン技術がビジネスになっているようです。
※今回引用している記事は2018年のものになっています。
取材した研究機関の話では、一番多い依頼は、死んでしまった愛犬のクローン依頼だそうです。ペットも家族同然になりつつある昨今、飼い主の気持ちも痛いほどわかります。クローンをつくることで、その傷が癒されるのであればせめてもの救いなのかもしれません。
しかし、個人的には人類の科学の進歩に感心しつつ、一動物たる人間が他の動物のクローンをつくるのは何とも言えない感じを抱いてしまいます。それに、クローン犬が死んでしまったら、またさらにそのクローンを依頼するのでしょうかね。
▶クローンが増えたら・・・
さて、この記事は、NPO法人コモンビートが行っているオンラインプログラム「DiversityJourney」で学んだことをきっかけに書き始めたものです。そのプログラムでは、多様性や自分と相手は違うことなどを深く考える内容でした。
その観点から考えると、もし人間のクローンがこの先実際に現れるとしたら、元の人とクローンは同じなのでしょうか。あくまでも遺伝子が同じだけなので、姿かたちは同じでも違う存在なのでしょうか。
またまたドラえもんで考えてしまいますが、のび太が「クローンリキッド悟空」というひみつ道具で、髪の毛から自分の小さいクローンをたくさん作りだす話があります。本人そっくりになる性質があるという設定でしたが、「そっくり」ということはやっぱり違う存在なのでしょうか。この先の時代、より科学が進歩した先が気になって仕方ありません。
▶人はダメで動物はいいの?
とは言うものの、こちらの記事の最後には、取材を受けた研究者の言葉として、次のように述べられています。
「私たちは永遠に断固反対だ」。人間のクローンを作る可能性について尋ねると、黄は強く否定した。ただ同時にこんな実情も明かした。「著名人を始め、毎年のように人間のクローンを作って欲しいという依頼は来る」
やはり、この人間と他の動物は違うというある種の線引きには、個人的に少しの違和感を覚えてしまいます。
他の種族は良くて、なぜ人間はダメなのでしょうか。人間もダメなら、他の動物もダメなんじゃないのかと素朴に考えてしまうのは私だけでしょうか。
例え意思疎通ができなくても、同じ時代を、環境を生きている生命のあるもの同士として、ある意味対等なのではないかと思います。
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みなさんは、クローンについてどうお考えですか?ひとえに複製と言っても、「Ctrl+C」なんていうものとはわけが違いますよね。死んだ愛犬の遺伝子ではあるものの、生物に変わりはないわけです。命の複製。一人一人の倫理観、学んだ知識、信じる宗教、様々な理由で思うところはそれぞれだと思いますが、ぜひ「考える」ということに思いを馳せてみませんか?
たとえハチドリの一滴でも、積み重ねることで変化があることを信じて。
最後までお読みいただきありがとうございます!
うさみ
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