納め方、納め先で税金をみてみよう【発信チャレンジ⑭】
みなさん、こんばんは!
めざまし貯金力UP道場ファシリテーターのうさみです。
今月参加しているめざましスパルタブランディング道場の発信チャレンジですが、今日はこちらのお話です。
前回は、税金ってなんだろうということで少し考えてみましたが、今回は、税金の納め方や納め先から少し考えていきたいと思います。
▼前回の記事はこちら▼
なお、今回は、令和3年10月現在の財務省HPに掲載されている税金の一覧を参考にしています。
納め方で分けてみる【直接税・間接税】
私たちが納める税金は、納税の仕組みによってそれぞれ直接税・間接税に分けることができます。
「直接・間接って何がよ!」と早速難しそうな話ですが、次のように定義づけられています。
<直接税>
税金を納める義務のある人(納税義務者)と税金を負担すべき人(担税者)とが同じである税金
<間接税>
税金を納める義務のある人(納税義務者)と税金を負担すべき人(担税者)が異なる税金
と説明されてもパッと理解するのは難しいですよね。
私自身、担税者(担税者)ってなんだ?や、納税義務者と担税者って違いがあるの?と当初は頭に「?」が浮かんできていました。
では、実際にどのような税金が直接税・間接税に分類されるのでしょうか。
◤直接税◢
所得税・相続税・贈与税・法人税・地方法人税・住民税・自動車税・固定資産税・事業税 など
◤間接税◢
消費税・酒税・揮発油税・たばこ税・関税・登録免許税・印紙税・地方消費税ゴルフ場利用税・入湯税 など
このように分けられます。消費税やたばこ税など、一見すると直接税なのでは?と思うようなものもありますが、それらは消費者が支払うものの、納税義務を負っているのはあくまでも企業なので、間接税というわけなんですね。
納め先で分けてみる【国税・地方税】
続いて、税金の種類を考えたときに、私たちがどこに納めるかでそれぞれ国税・地方税にも分けることができます。
これは、税金の課税主体(課税権に基づいて、税金を徴収する機関のこと)が国か地方公共団体かでそれぞれ異なるためです。
簡単に言うと、
国が払ってと催促するのが「国税」
県や市町村等が払ってと催促するのが「地方税」
という形になっています。
では、実際にどういった税金がそれぞれ国税になるのか、地方税になるのか見ていきます。
◤国税◢
所得税・法人税・地方法人税・特別法人事業税・復興特別所得税・相続税・贈与税・登録免許税・印紙税・消費税・酒税・たばこ税・たばこ特別税・揮発油税・地方揮発油税・石油ガス税・航空機燃料税・石油石炭税・電源開発促進税・自動車重量税・国際観光旅客税・関税・とん税・特別とん税
◤地方税◢
住民税・事業税・不動産取得税・固定資産税・特別土地保有税・法定外普通税・事業所税・都市計画税・水利地益税・共同施設税・宅地開発税・国民健康保険税・法定外目的税・地方消費税・地方たばこ税・ゴルフ場利用税・軽油引取税・自動車税(環境性能割・種別割)・軽自動車税(環境性能割・種別割)・鉱区税 ・狩猟税・鉱産税・入湯税
こうやって見てみると、「地方」法人税なのに国税であるとか、消費税は地方消費税なんてものもあるんだとか、狩猟にも税金がかかるのかなどと面白い発見があります。
みなさんも、気になる税の種類があったらどんな税なのか調べてみてもいいかもしれませんね。
以上です。
明日以降もお金に関するあれこれを発信していきます!
最後までご覧いただきありがとうございます。
めざまし貯金力UP道場ファシリテーター
うさみ