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\自分事に捉えてみる/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ50】

みなさん、こんばんは!

 うさみです。

 NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。プログラムの集大成で発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。

 この発信は、週に一度お届けしています。今回お届けするのは、インターネット上でたまたま目にして気になった記事についてです。よかったら最後までご覧ください。


▶国籍で判断していいものか

 今回気になったのが、こちらのヤフーニュースで上がっていた記事です。群馬県の地方紙である「上毛新聞」の記事のようで、群馬県前橋市の地域おこし協力隊になったロシア人男性が直面した出来事が取り上げられていました。

 いやはや、何とも言えないですね。マンションの大家さんからすると、すでにウクライナ人の方が入居されていることから、「何かあったら大事」ということで「ロシア人」であることを理由に断ったわけです。

 また、県内のロシア料理を提供する飲食店には、嫌がらせの手紙が届いたということでした。

 ロシアとウクライナの戦争は残念でなりませんが、やはりそれとこれとは別なんじゃないでしょうか。ロシア人でなく、ロシアにルーツを持つ一人の人間として考えられたらいいのになあと感じてしまいます。

▶自分事に捉えてみる

 さらに、この記事で気になるのは、コメント欄です。ただただ、なんだか寂しいなあと思ってしまうコメントに溢れています。

 戦争中だから、甘んじて受け入れるべきだ。
 ウクライナ人が先に住んでるから仕方ない。
 大家の裁量があるのだから断られても仕方ない。
 このような声を上げる前に、ロシアに帰って反戦運動をしろ。

 などなど、さまざまなコメントですが、みなさん、今回の件が自分に降りかかったならどう思うのでしょうか。

 確かに、今現在でも戦争は続いているのは変えようのない事実です。しかし、だからと言って、その人自身にとってどうしようもないことで判断されてしまうのは、何かがおかしい。

 自分事に捉えてみたときにも同じことが言えるのでしょうか。一つの物事を考えるときに、自分からみえるものだけで判断するのではなく、一度自分事に捉え直して考えてみることも大事なのかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございます!

 うさみ
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