7月夏の長野旅 #5 北斎の天井画と小布施の栗ロード🌰
前回はパワースポット戸隠で、神秘的な自然を感じながら散策しました。
次に向かう先は、小布施です。
青い空と白い雲、山と畑。この辺りはそんなのどかな景色がずっと広がっていました。
車旅、運転手さんは景色を楽しめなくて申し訳ないけど、車窓に流れる景色に釘付けになります。電車よりも街を近くに感じられるから好きです。
岩松院に到着しました。ここでのお目当ては、ずばり、葛飾北斎の天井画です。
御朱印にも迫力のある絵が印刷されていますが、実物は半端なかったです。その名も、「八方睨み鳳凰図」。ただ、撮影禁止だったので目に焼き付けてきました。
葛飾北斎の88歳から89歳にかけての作品。小布施には4回訪れ、最後の滞在で1年かけてこの大間天井に鳳凰図を描き、完成させたそうです。翌年江戸に戻り、亡くなりました。
奇しくも絵を描くのが趣味だった祖父と同じ年齢。北斎は平均寿命40歳の当時からするとかなり長生きですが、気になって秘訣を調べるときちんとした生活習慣で過ごしていた人みたい。すみだ北斎美術館、今度行こう。
可愛いカエルの置物は、小林一茶の詠んだ句に関連します。「やせ蛙 負けるな一茶 是にあり」
病弱な息子を想ってこの有名な句を詠んだ「蛙合戦の池」。句碑もありました。
ここで生まれた蛙は産卵のため必ず帰ってくるそうです。「必ずかえる福蛙」って縁起がいいですね。私も留学や札幌に転勤していた頃は、無事帰れるようにカエルのお守りをよく持っていました。
小布施町の中心の方へとやってきました。
この道、なんと栗の木の間伐材を使って舗装された道路なのです。
この道に私はとてつもなくトキメキました。歩き心地がいいとかは特にないけど、コンクリートとは違ってどこか温かみを感じます。そして栗だと思うとかなりキュート!
小布施堂さんはちょっとお高めで高級感すごかった。我々が購入したのは竹風堂さん。くりんぱい、おーぶっせなど、美味しそうなお菓子がたくさん。
小布施では栗ソフトクリームを食べました〜🌰🍦この日、蕎麦ソフトクリームも食べたので2種類目!笑 色はほぼ白色ですが、味はかなり濃厚なマロンでした。
そのすぐ隣にまさかのカブトムシ。笑 なぜカブトムシなのか謎すぎますが、"栗の木にカブトムシ"というイメージでつくられた彫刻のようです。何それ…ギョッとするよ…
小布施に来たのは、祖母が栗が好きだからかなあ。母のように親孝行できたらと思う日々です。
この後は、軽井沢に向かいます。
つづく^^