怒りって何?具体的に私がやったこと
はじめに
前回、怒りについて知るを目的とした記事を書きました。
今回は、その怒りの奥底にひそむ、不快な感情に気づいた後のことについて書いていきます。
その本心である感情こそが、
本当に伝えたい気持ち。
わかってもらいたかった気持ちなのです。
しかし、感情を伝えようとすればするほど、うまく伝えられない。
伝わらない。
そんな悩みに寄り添う記事になるよう、今回も私の経験をシェアしていきます。
参考文献は前回と同じもので
⇩
怒り方をマスターしよう!
〜「わたし」を主語にして、気持ちを伝えよう〜
結論から言うと、この「わたし」を主語にして怒りの奥底にあった本当の感情(本心)に気づく。
本心を、相手にきちんと言葉で伝えることができたら、上手に怒りを伝えることができる。
と言うこと。
しかし、これが至難の技なのだ。
できりゃ、なんの苦労もしないってのが本音である。
そんなとき、このことをいつも思い出す。
•『怒りをあらわすいろんなことば』を探す。
•『怒りの奥底にある本当の感情(本心)』を
見つけだす。
•その感情(本心)を表すことばを探す。
と言うこと。
怒りをあらわすいろんなことば
怒りを言葉にするって、なかなかないんじゃないかと思う。
私も、以前はそうだった。
「イライラする」この一言に集約されていた。
だけど、怒りの感情を細かく言葉にしていくと、こう思うようになった。
なんで、こんな怒ってんだろう?
こう問いかけると、本心が少し顔を出した。
わかってもらえなくて悲しい。
こんな頑張ってんのに、うまくできなくて悔しい。
伝えたいのに、伝えられなくて苦しい。
このように、怒りに隠れてしまっている本心。
ここを、見つけ出してあげてほしい。
こんなときは、どう怒る?
私の経験談を載せてみます。
♦️ケース1
娘がせっかく作ったご飯を残した!
いつもなら、ただ怒ってた。
「なんで、残すの?もう食べんでいいから!」
↓1️⃣怒りを細かく言葉にする作業
・ご飯を残されてイライラした。
・せっかく作ったのに残されて腹がった。
・一生懸命、時間無い中急いでやったのに、爆発した!
↓ 2️⃣なぜ、こんな腹が立った?問いかける作業
・苦手な料理を頑張ったのに、一口も食べなかったから…「悲しい」
・お菓子ばっかじゃなく、ちゃんと栄養あるものを食べてほしいのに、食べてくれない
…「健康への不安や心配」
↓ 3️⃣「わたしメッセージ」で伝える
「ママさ、料理苦手なん。
でもさ、お菓子ばっかじゃなくって、栄養あるもの食べてもらいたくって、一生懸命作ったんよ。
それはさ、やっぱミーが元気でいてほしいから。
でも、ミーが全然食べてくれへん。
それが、悲しかったし、心配がモヤモヤになって、怒ってしまった。
ごめん。」
このように、
怒りの感情の奥底にある想いや感情。
本心に気づいて、言葉にしてあげてほしい。
本当は、怒りたいわけじゃない。
別の感情がちゃんとある。
伝えたいこと、わかってほしいことはあるのだと、自分自身が気づいてあげてほしいのだ。
最後に
大切な家族。
なのに、怒りで傷つけてしまう。
それは、性格のせいでも、母性がないとか、夫が憎たらしいとか、実母が嫌いとかそうじゃないんだと思う。
本当は、とっても大好きなんだと思う。
だからこそ、悩んで、苦しい。
真剣に考えている証だと私は思う。
そんな愛情深い、がむしゃらに真っ直ぐな自分を、どうか責めないであげてほしい。
感情のコントロールとは、
・怒らないようにすること
・感情に蓋をし、我慢することではない。
そのことが少しでも伝わる記事になっていたらと思います。
上記に書いたように、
すんなり「わたしメッセージ」で伝えられるわけじゃないと思います。
私もそうでした。
毎度、トライ&エラーです。
本心に気づくのも、難しかったです。
しかし、気づきや、新しく進もうとしているその姿勢に、目を向け続けてあげてほしい。
そう強く思っています。
最後まで、読んでくださった方、どうもありがとうございました。
何か感想や質問があれば、ぜひコメント頂けたら嬉しいです♪