冊数多め、と書いた先月よりも冊数増えてしまいました。
これは本に関するお出かけが多かったこと(イベント含む)、体調不良(自分・家族等含め)で本の回転が比較的早かったこと・・・などいくつか理由が考えられますが、一方で理由なんてないですね。面白い本に多く巡り合った。それだけ。
ではいきましょう。
全く買う気のなかった本。本屋で偶然目に入り、パラパラやってそのまま購入。明らかにいいニオイがしました。
順番待ちを飛ばしてすでに読了。やはりカンに狂いはなかった。いい本。
今の時代を生きるいいヒントが隠されてると思います。
元々川内さんの分のリズムが好き。そこに加え、セルフビルド体験記。
我が家(と店)をセルフで建てた自分が読まないわけがない。
これも読了済みなのですが我が家はこれより若干ハードに作業しましたが代わりに子育てはなかった。(子供は家ができてから、だったのです。)
やはり頷きつつニヤつきつつ、愉しく読みました。
内田さんの”論”シリーズ。成熟という言葉に引っかかりましたね。
やはり報道など見ていると・・・ね。
これも内田樹さんと同じような流れで選んだ本ですね。謝罪、ホントなんなんでしょうね。古田さんは「いつもの言葉を哲学する」がとてもよかったので。
四方田さんといえば自分は「モロッコ流謫」なのですがこの本は数冊出ている食についてのエッセイ。ジツは縁あって版元さんよりライブラリーにご寄贈いただきました。ありがとうございます。
真田さんは石積みの活動を知ってから注目していました。これも難しいテーマですね。自分の先の暮らしも含め考えつくせない。勉強のために。
もちろんすでに持っているのですが、ライブラリー用に改めて。ヤマケイ文庫の働きは素晴らしいですね。次もそんな一冊。
上記ヤマケイの2冊は面白過ぎて一気読みです。長い(釣り)シーズンオフ、もっとじっくり読めばいいのにね。
れいんさん、例に漏れず「わたしを空腹に・・・」で知ってそのリズムと視線に引き込まれました。
全然関係ないおじさんでも気持ちよく読める貴重な若い書き手さんです。
こちらは安定の大先輩。年寄の説教、最高です。太田酒呑み文学ここに極まれり。(読了済みです。)
サバイバル登山の服部文祥さんの日常エッセイ。って、これが日常ってだけでもう信じられない。オモシロそう過ぎます。奥さんのエッセイも面白いとよく聞くのでそちらもいつか。(「はっとりさんちの狩猟な毎日」)
なんかモヤモヤしてるんでしょうね。今月はこういうテーマが被りました。
書店で購入したのですが帰宅後amazonをチェックしてみると一時的に在庫切れ。なるほど、モヤモヤしてるのは自分だけじゃないですね。
3人の組み合わせも面白いと思いました。
最近一番のお気に入り、面白過ぎる「エリックサウス」稲田さんのエッセイ。これはもう少し呑みながら・・・の時間が多く取れる時まで、とっておきます。
これも同じような流れですねー。先の対談のひとりでもあるし。前作(?)にあたる「訂正可能性の哲学」が面白かったので。
自分もライブラリーを運営していることもあり、このシリーズは欠かせないですね。もう4冊目か。出る限り・・・方向性が変わらなければ・・・読み続けるのだろうな。
最後はこれ。軽井沢のエホンゴホン堂さんに久々お邪魔したときに手に取ってそのまま購入。
自分、「ちゃぶ台」はよく読むけどすべてじゃないんですよね。抜けてるところが読みたかったのと何より久々、土井さんを読みたかったのと。
あ、先月予告した雑誌その他の回、出来てませんね。こちらはカタチを変えていずれ・・・。
来月は文庫で面白そうなのが数冊。あとはここ最近の本屋巡りで気になったヤツらをどうするか?ですかね。
これから本を読むにはいい季節になってきます。
※リンクがamazonなのはamazonで買って欲しいということでは決してなく、単に見やすい・調べやすい・・・ということです。誤解なきよう。
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