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いわゆる寄付の「中抜き」の話題で思ったこと
2024年1月1日に発生した能登半島地震に関連して、いわゆる「寄付の中抜き」が話題になっていました。
認定NPO法人D×P(ディーピー)代表の今井さんが過去に書かれた投稿が分かりやすく説明されています。
いま、改めて寄付について考えてみたいと思いました。
僕はNPOが重要な活動を様々なジャンルで活躍していることを知っています。子どもの教育分野では政府の対応が遅いときに対応していったり、困窮者支援では皆さんもよく知っているような年末の炊き出しなどの食糧支援、環境問題では様々な政府に対して環境のNPOやNGOが声をあげていたり。
そういった国家や企業がどうしても解決に動けていない、また課題すら発見していないような社会課題を発見して解決に向けて活動する、声をあげるNPOの存在は貴重です。
個人間のダイレクトの寄付も良いと思っています。ただ、僕は同時に現金だけの直接寄付は自己責任論を助長しそうで懸念もあって、NPOが活動する意義がここにあるような気がしています。
言いたいことを説明してくれている!そう感じました。
まず支援金、義援金の違いについては、以前に投稿しているところです。
この場合支援金の話になりますが、NPOは政府や地方公共団体では拾い上げられない課題を拾い上げて、活動してくれていると理解しています。
また、課題を拾い上げてくれる専門家だと思っています。
専門家が動くためには、人件費、経費が必要です。
それらのお金はひとが動けば、必ず発生します。
義援金も誰かの手によって、対象の方たちに公平に配布されます。
そこにも誰か動くひとがいて、資金が必要です。
災害ごとに義援金を受け付けている日本赤十字社のサイトには下記のように書かれています。
日本赤十字社では、被災地の方々を支援するため、災害ごとに義援金を受け付けています。
お寄せいただきました義援金は、被災都道府県に設置される義援金配分委員会へ全額をお送りします。
義援金は同委員会で定める配分基準に従って、市区町村等の自治体へ配分され、被災地の方々の生活支援に役立てられます。
石川県のホームページにも下記のように記載されています。
※お預かりした義援金は、関係団体等で構成される石川県災害義援金配分委員会により配分基準等を決定し、市町を通じて被災者の皆様にお届けします。
支援金も義援金もこの地震の被災者のことを想い、意志あるお金だと思います。
形として被災者の皆さんに届くのか、お金で届くかの違いであって、その過程では、たくさんのひとたちが関わりを持つことに違いはないと思います。
そのお金をわたしたちが直接負担するか、公的機関が負担するかの違いだと理解しています。
公的機関の負担は、つまり税金です。
いずれにしても、わたしたちひとりひとりがどう行動すべきかを考え、被災者へ想いが届くこと。
早く直接現地へ行けるようになって、多くの支援が出来るようになりますように。
では。
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