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気になる投稿~鎌倉投信社長の鎌田さんの「noteを始めるわけ」~

鎌倉投信社長の鎌田さんがnoteを始めました

大好きな投資信託、「結い2101」を運用する鎌倉投信社長の鎌田さんがnoteを始めました。

ステキなエピソードを交えて書かれていますが、特に印象に残った部分を取り上げさせてもらいます。
淡々と、でも熱く語る鎌田さんの様子が想像できるようです。

コモンズ社会起業家フォーラムで、多くの方の話を聞いた直後だから、余計にそう思うのかもしれません。

社会をよくすることについて

「社会をよくする」というと、お金をふやすことの反対にある「寄付」をイメージしたり、「経済的な利益は犠牲にするの?」と、疑問に思ったりする人もいるでしょう。

しかし決してそうでありません。年を追うごとに身近に感じるようになった異常気象や自然災害、高齢化や少子化、食の安心・安全や廃棄ロス、経済格差、教育を取り巻く環境など、日本も世界も様々な課題に直面しています。こうした社会課題、すなわち社会の困りごとを解決することは、いわば潜在的な顧客ニーズの掘り起こしに他ならないのです。

企業が、単にモノやサービスをふやして規模の経済を追い求めて成長する時代は過去のものです。社会課題から自社の存在目的や顧客のニーズを掘り起こし、新たな事業を創出したり、モノやサービスに新たな意味づけをしたりすることができれば、売上げ、利益を伸ばすことにつながります。そうすれば、企業の価値は高まり、株価も上がり、投資したお金はふえて投資家の手元にもどってくるのです。

「社会をよくする投資」とは、言葉を替えると社会に新たな価値を創出するお金の流れを生むことを意味します。それは、同時に経済価値の創出でもあり、投資する人からすれば利益(リターン)の源泉でもあるのです。

リターンとは、名前のとおり、社会に貢献する結果として「戻ってくるもの」であり、つながりのある「お金の循環」がもたらすものなのです。モノが充足した今の社会においては、社会課題を解決し、社会をよりよくするお金の流れの中にこそ、新たな経済価値を生みだすための収益機会が存在するのです。

鎌田 恭幸(鎌倉投信 社長)のnote投稿より

投資とは

そして、こちらの言葉が痺れました。

そもそも私たち一人ひとりにとって投資とは何でしょうか。

私は、お金、時間、愛情、体など、自分にとって大切な何かを使って、自分が大切だと思う何かを生み出すことの全てが投資だと思っています。投資とは、お金だけの話ではありません。大切な人に愛情を注ぐことは、投資の中でも最上の投資といえるでしょう。

鎌田 恭幸(鎌倉投信 社長)のnote投稿より

投資とは、誰かを想い、行動することなんだろうな。
わたしはそんなふうに思っています。

では。

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