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ザ・2020ビジョンの月次報告~わたしの読み方・2024年9月運用分~

コモンズレター

コモンズ投信のザ・2020ビジョンのコモンズレター9月運用分が公開されています。
わたしがどんなふうに読んでいるかがつたわればいいなと思って投稿しています

ザ・2020ビジョン_コモンズレター

変化を始めた会社、変化にチャレンジする会社に注目するザ・2020ビジョンです。
わたしも変化に注目しながら見ていきたいと思います。

運用責任者メッセージ

運用責任者である伊井さんのメッセージです。

9月、代表的な日本の株価指数がマイナスとなる中、当ファンドは、プラスのリターンを確保することが出来ました。ドル/円が円高に転じたことや石破政権が誕生したことで、国内内需関連株が注目され始めました。当ファンドでは、エンタメなどのコンテンツ産業やインバウンド含めた内需関連株を中心に運用しています。

コモンズレターより

首相の交代という大きな環境の変化。
変化に着目するファンドに光の当たるタイミングだったのかなと思いました。
これからも期待したいですね。

運用状況

ポートフォリオ組入銘柄数は変わらす59社と報告されています。

組入銘柄の中では5%以上上昇した銘柄が14社ありパフォーマンスに貢献しました。上場来高値を更新した銘柄は5社、年初来高値を更新した銘柄も18社ありました。同期間のTOPIX(東証株価指数;配当込)は▲1.53%、日経平均株価は▲1.88%、東証グロース市場250指数は▲2.45%の下落となりました。なお、当月、ポートフォリオ組入銘柄数は変わらず59社となりました。株式組入比率は94.3%(前月末比+1.7%)としています。

コモンズレターより

年初来高値、そして上場来高値を更新した会社が多くて力強いですね。
これからも期待と注目をしていきたいと思います。

未来予想図

今月は【鹿児島県大崎町でリサイクルを考える】がテーマです。

鹿児島県の大崎町ってどこ?ってことで、地図で調べたら志布志市に接し、志布志市の南西にある町です。

大崎町は人口1万人ほどの小さな町で、隣接する志布志市の人口も約3万人という規模感です。この埋め立て処分場は1990年から利用を開始しているのですが、その背景には「焼却施設がない」という事情がありました。町の規模に比して焼却場施設のコストが高すぎることから、焼却施設を持ちたくても持てなかったということです。そのため、リサイクルできないものはすべて埋め立てる、という運用を開始したのですが、当初の計画では83千㎡の広さがあるこの処分場も2004年までの15年間でいっぱいになる予定だった、ということで、問題の根本的な解決にはつながらないことは明らかでした。

コモンズレターより

焼却施設を持たず、埋め立て場処分のみに頼らざるを得ず、その解決策として徹底的な分別により、28分別しているとのことです。
おむつが2~3割を占めていたという事実も驚きました。
これは、ユニ・チャームの紙おむつリサイクルによって解決されているそうですが、そもそも紙おむつリサイクルをきっかけに、分別を大幅に拡大させたそうで、住民の方のご苦労も想像に難しくありません。

現実、自分の周囲を見回すと、コスト比較だけでゴミにされているものがなんと多いことかと気付かされます。
視点を変えれば、資源、素材になりえるのに。
シニア・アナリスト/ESGリーダー原嶋さんの、とてもいいレポートです。
多くの方に読んでほしいなと思います。

コモンズPOINTからのお知らせ

ザ・2020ビジョンの寄付のしくみコモンズPOINTでは現在、一般社団法人日本障がい者乗馬協会を応援していますが、パラリンピックの結果や選手のコメントが報告されています。

現在の応援先は一般社団法人日本障がい者乗馬協会ですが、10月25~27日にはJRA馬事公苑で第8回全日本パラ馬術大会が開催され、一般社団法人日本障がい者乗馬協会とコモンズ投信のコラボイベントも募集されています。。

こちらも楽しみにしています。

動画での月次運用報告はこちらです。
ザ・2020ビジョンは後半にあります。

では。

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てっさん
関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。

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