共星の里黒川INN美術館に会いに行く~福岡県朝倉市~
"会いに行く"とは
今年初めての訪問です。
廃校利用共星の里黒川INN美術館に会いに行ってきました。
「会いに行く」。
一体誰に会いに行くのか。
「廃校利用の美術館という場所・場に会いに行く」が、わたしの答えです。
美術館にいるひと、美術館に来たひと、その場所の周りにある自然、その美術館にあるアートに会いにということです。
共星の里黒川INN美術館に行く過程も、「会いに行く」ことのひとつです。
アートを見ている時間よりも、美術館にいるひとと話をしている時間の方が圧倒的に長い、不思議な場所です。
それは、美術館のひととだけではなくて、わたしのように美術館を訪れたひと、初めて美術館を訪れたひととも話をします。
「この距離感の近い美術館はいったいなんだろう」っていつも思います。
今回の訪問
今回の訪問は、突然決めました。
「目の見えない白鳥さん、美術館に行く」を見て、急に行きたい、いま、行かなくてはという気持ちになりました。
令和3年度には、第29回福岡県文化賞を受賞しています。
その記念動画がこちらです。
わたしもちょこっとだけですけど出ています。
気が付いたあなたには、何かいいことがありますように。
場所
場所は福岡県の朝倉市。
昔、小学校の校舎だった建物を活用しています。
共星の里黒川INN美術館は木造の校舎で、講堂部分は建物も木造です。
美術館の鉄筋コンクリート造りの部分にも、木材が多く使われています。
展示されているアートは現地で見て、感じてもらいたいと思いますが、過去の企画展で訪れたときを含めて、雰囲気をご紹介です。
何か伝わればいいな。
初めての訪問
わたしの出会いは、地図である場所を探していて、偶然この美術館を見つけて、ずっと気になっていました。
ある機会に行ってみようと思いで、公共交通機関を使ったルートを探したけれど、美術館近くまで行くルートは日曜日は運転しないコミュニティバスです。
そのときは朝倉市にある三連水車付近から歩くことにしました。
美術館に行けば話を聞けますが、美術館も平成29年九州北部豪雨で被災しています。
写真などを見せてもらいましたが、美術館内にも土砂が流れ込み、昔校庭だった場所には、上流から流れてきた赤い岩が今も残っています。
わたしが歩いた際は、道路の復旧もまだ終わっておらず、場所によっては道が途絶えていました。
でも、行けて良かった、行って良かったと思える場所でした。
共星の里黒川INN美術館については、また投稿したいと思います。
一度訪れてみませんか。
きっと何かを感じる、気付ける場所だと思います。
では。