![泣く](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15782416/rectangle_large_type_2_39cac742e33079572df20712fd94cf97.jpeg?width=1200)
素直に「泣くこと」で得られるたくさんのいいこと
最近ふと思い出した映画があり、「泣くこと」について考えを深めることになったので、今日はそのことについて書きたいと思います。
私が人前で泣けるようになったきっかけ
私は幼少時。何がきっかけなのか分かりませんが、人前で泣く事を恥ずかしいと思っていました。
なので、家族の前であっても、TVなどを見て泣きそうになったら冷蔵庫にお茶を飲みに行くフリをして席を立ち、家族に隠れて涙を拭って気持ちを落ち着かせていました。
そんなある日、私が小学校高学年あたりの時に、2歳年下の弟と仲良く熱を出して学校を休んでおり、時間を持て余した私達は、4歳年上の姉から勧められた映画『A Perfect World(パーフェクトワールド)』を観る事に。
映画の物語は、「ケビン・コスナー」演じるブッチとその相棒が脱獄をし、途中でフィリップという8歳の少年を人質にとって逃走するのですが、一緒に過ごす間に、犯罪者であるブッチと少年フィリップが心を通わせていくというヒューマンドラマです。
基本的にヒューマンドラマものには弱い私ですが、この映画もどツボだった上に当時高熱が出ており、ラストシーンを観ている時に涙腺のネジが外れ、ダムが崩壊したように号泣。弟は私が泣いているのを初めて見たので本当に驚き、口をあんぐりと開けるほど。私は涙を止めるどころか、その時の感情のままに泣き続けてスッキリ。
その時から、私はなぜか人前で泣くことが恥ずかしくなくなり、「泣くこと」を全く我慢しなくなりました。
今日は「泣くこと」がテーマなので、映画の説明は詳しくしませんが、これは本当にお勧めの映画なので、お時間がある際に是非観てみてください。こちらから199円で観られるようです。観たら是非感想をお聞かせください。♪
母を越えた瞬間
私の涙腺が弱いのは、間違いなく母親からの遺伝です。
母はTVを観ながら、感動するとよく泣いていました。子どもの頃はそれが不思議で、なんでこんなに泣くんだろうと思っていました。
何でも人は、「人生の引き出し」が増えると、起こる状況や、受け取った情報に合わせて自分の記憶の中からその「人生の引き出し」を開け、その経験と共に共感し、感動したり、泣いたりするのだそうです。つまり人生経験を積めば積むほど、その状況にリンクすることが増えるということなんです。
ある日私は、母と一緒に居間でテレビを観ていました。
確か家族もので感動シーンとなり、案の定泣き出した私はティッシュを取り涙を拭って、横にいる母も泣いているだろうとティッシュを差し出すと、驚いたことにその時母は泣いていませんでした。
どうやら私は30歳を越えた辺りで、とうとう母の人生経験を越えてしまったようです。(笑)
現在、家族もの、スポーツもの、動物もの、別れ等、様々なジャンルで反応する分野がどんどん増えつつありますが、もし私が将来子どもを授かれば、親としてや子ども関連の引き出しが増え、更に幅広く反応していくこと間違いなし。
きっと今の私の「人生の引き出し」は、これじゃ足りない程増えているかもしれません。(笑)
泣くことの大切さ
ストレス社会の世の中。皆さんはどのようにストレスを解消していますか?
何でも「泣くこと」は、睡眠と同じようにストレスを解消する働きがあるのだそうです。
「涙腺」は、副交感神経のコントロール下にあり、「泣くこと」で副交感神経が活発化します。このことから、起きているのに良質の睡眠をとったようなリラックス感が得られ、心地よい眠りにつけるのだとか。
確かに泣いた後は、本当にスッキリしますよね♪
なんと、涙にはストレスの原因となる物質を排出する重要な役割があるのだそうですよ!更に目の痛みを取るための痛み止め効果もあるのだとか。人間の身体って本当によくできていますね。
流すと良いのは、心を動かされたときに流す「情動の涙」。
その涙には、嬉しい時に流す涙、悲しい時に流す涙、悔しい時に流す涙などが挙げられますが、ポジティブな感情で流す涙が、特に心と身体をスッキリとさせてくれるようです。
一方、負けた時に流す悔し涙のようにネガティブな感情で流す涙は、かえって不快な思い出となってしまうようです。更に、怒りや悔しさなどで交感神経が刺激されて流れる涙は、なんとナトリウムが増えてしょっぱくなるのだとか。感情と身体の反応は本当に興味深いです。
科学的に最も良い効果的なのは、人の経験に共感して泣くことだと言われているのだそうです。それならば、ストレスが溜まってきたという人は、映画・本・漫画等で大いに人に共感して泣き、ポジティブな涙を流すと良いんですね♪
泣いた時の弊害
このnoteのメイン写真に使ったように美しく泣けると良いのですが、私は奥二重なので、泣きに泣くと次の日の不細工ぶりが半端ないです。
目がこれぐらいになります。👇(笑)
もう腫れることは分かっているので、たくさん泣いた日は目の周りを冷やすようにはしていますが、正に焼け石に水。。(笑)
でもそんなこと気にしてたら豪快に泣けません。なんでも涙は我慢せずに一気に流した方がストレス緩和効果が高まるんだそうですよ。
せっかく泣くんだったらこのぐらい豪快に本気で泣きましょう。(笑)
人前で泣くとみっともないとか、特に男性は泣くと格好悪いなんて思う人も多いと思います。でも、「泣くこと」で良いバランスを取れるのであれば、私は定期的に毒抜きをするみたいに男性も女性も泣いていいんじゃないかな~と思います。
泣けないと思い込んでいる人が私の周りには多いですが、「泣くこと」はわるいことではありません。このnoteをきっかけに、泣きたい時に自然に泣ける人が増えたらいいなと思います。
「~すべき」や「~ねばならない」に縛られることなく、自由に感情を表現しながらスッキリ泣いて、明日への鋭気を養ってみてください。
もちろん、人への配慮もお忘れなく。
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