『No LIVE, Can not live』 Vol.1
皆さんこんにちはこんばんは
皆さんは『Live』と聞いて何を想像しますか?
音楽、テレビ、配信サービスなどなど様々な『Live』があると思います。
今回は一つの『Live』ではなく、『Live』=『生の○○』として。
『Live』の魅力
それは五感全てを刺激する体験に他なりません。
音、振動、熱気、匂い、味、雰囲気、・・・・
映像や音源、VRやARでは表現しきれない体験
一つのきかっけでもその時の状況を思い出す特別な体験
私にとっての『Live』
私の人生のターニングポイントとなった宝塚歌劇の観劇。
調整されていない煌びやかな世界、音楽、そしてアドリブや観客との一体感。
全てを見ることはできなくても、劇場全てを感じられたあの経験に、初めてと言っても過言ではないくらい心を揺さぶられました。
それから『Live』を求め『Live』に関わる道を歩み始めたわけですが、この時はあくまでも音楽や舞台に関わる点のみでしか見ていなかったのです。
その後、音楽の道に進んだ私は縁に恵まれイタリアへ短期留学する機会を頂きました。
ここで第二のターニングポイント。
日々のレッスンやつたないイタリア語で何とか生活していましたが、クリスマス休みということもあり3~4日の時間が出来ました。
この機会に、とフィレンツェに小旅行でも行こうと思い、ガイドブックを調べあれこれやと計画立てました。
その中にはあの有名な『ウフィツィ美術館』も。
この頃の私は正直言うと、美術というのはいまいち分からない世界でした。
知識や教養といった部分でしか触れてこなかったジャンル(私の絵心が壊滅的にないのも原因)。
それでも世界遺産だし百聞は一見に如かずでというだいぶミーハーな理由で決定。
ホテルも美術館まで10分圏内だったこともあり到着早々済ませてしまおうと向かうことに。
メディチ家の隆盛を誇る豪華絢爛な元宮殿というだけあって流石に息をのむ光景でしたが、これが本物か~程度の感動ですいすいと順路を進む私。
そして、その瞬間は突然やってきました。
受胎告知 レオナルド・ダ・ヴィンチ作
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