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多国籍企業向けグローバルリーダーにおけるリーダーシップ開発ソリューションズ

1.グローバルリーダーとは

「グローバルリーダー」とは、異なる文化や国々の人々を理解し、国際的な環境で効果的にリーダーシップを発揮する能力を持つ人のことです。彼らは通常、多様な背景を持つチームを率いる能力が求められ、グローバルな視点から戦略を考案します。


グローバルリーダーは、言語能力やコミュニケーションスキルだけでなく、異文化間の違いを理解し、国際的な協力を促進するための柔軟性と適応力を持つ必要があります。

2.多国籍企業における人材育成の背景・課題

コロナの影響により、欧米拠点は人材流出が激しく、その結果、優秀な人材の採用と維持が大きな課題となっています。一方、日本法人では事業が順調に成長し、人材の定着も良好です。

しかし、日本法人では、組織環境が固定的で変化が難しいため、キャリア開発のための具体的な目標設定が困難です。さらに、日本拠点のような小規模海外拠点は空きポジションが少ないため、昇進・昇格の機会が限られています。

この状況の中で、リーダーたちはチームメンバーを励ますと同時に、彼らの能力開発の機会を特定し、支援することによって組織の成果を最大化することが、これからの人材育成の重要な課題です。

3.ご提案ソリューションズの概要とポイント

本プログラムは、約6カ月間の期間の中で、【学習】【適用】という能力開発サイクルを集中的に実施していきます。 【学習】は、定評ある米DDI社のコースで構成します。(一部カスタマイズあり)また【適用】では受講者ご自身が職場実践とに取り組む、「自律自走型のラーニングジャーニー」です。

・リーダーの実行力を最大化するため、「学習」と「適用」のステップを通じて当事者意識を高め、職場での実践機会を提供する。

・学習プログラムは、能力開発テーマに基づき、特にリーダーがメンバーの力を最大限に引き出すためのリーダーのベストプラクティス習得に焦点を置いて選定する。

・日本法人の人材育成の課題に対応するため、「人材の定着」をカスタマイズし、メンバーの能力開発方法を学ぶことを推奨する。

・受講者が職場での実践を効果的に行えるよう、研修の各回の終了時にピアラーニングを促進し、グルーピングを行い実践の振り返りを促す。

・各研修回ごとに事前学習と事後学習、職場実践を促し、次回の学習フェーズでこれらを振り返ることで、集合学習以外にも継続的な学習を促進するラーニングジャーニー形式で進める。

・これらの取り組みを通じて、本社と日本法人におけるリーダーシップの共通言語を定着させる。

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4.リーダーシップ開発システム~IM® (Interaction Management)シリーズについて

IM® (Interaction Management)は事業戦略の「実行」をテーマとし、実行力の強化に向けたリーダーシップ開発システムです。

IM®を活用することで、幅広いスキル領域に関する、あらゆる階層のリーダーの能力を開発することができます。

✅1973 年に発表された行動モデリングに基づく世界初の、商用的なリーダーシップ能力開発プログラム

✅テクノロジーを活用した総合的システムであり、実際に継続的な行動変容を促し、優れたリーダーを育成できる設計

✅グローバルリーダーの複雑かつペースの速い学習や能力開発に対するニーズに応える仕掛け

5.IM® (Interaction Management)の基本コンセプトとコンテンツの特徴

🔵調査研究と行動科学にもとづく高品質なプログラム
国内外の研究機関と行った人材開発基礎研究や実証研究を通じて開発した、科学的で質の高いトレーニングプロダクツをご提供します。

🔵ビジネス成果をゴールとした体系的なトレーニング
意識変革だけに留まらず、学習者の行動変容を通じてビジネス上の成果を生み出すことができる人材開発プログラムをデザインします。

🔵行動モデリング学習

行動モデリング学習により、リーダーの行動変容を促進させます。

・リーダーシップ開発において難しいのは、学習したことを行動に変えることです。         

・「モデリング」は心理学用語のひとつです。何かしらの対象をモデルに、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動を行うことを言います。

この理論を採用したのが「行動モデリング」です。
学ぶためには真似することから始める、という考えにもとづいて学習が進行します。

🔵リーダーシップの基盤となるインタアクション・スキル

リーダーは、人を通じて成果を挙げることが求められます。この基盤となる2つのスキルを活用することにより、様々な場面で高いパフォーマンスを発揮することができます。このスキルは、「成果を生み出すコミュニケーションスキル」で主に学習します。

インタアクション・スキル

✅ヒューマンニーズを満たす基本原則
5つの基本原則を用いて対話をすると、相手はヒューマンニーズが満たされている、すなわち自分の価値が認められている、尊重されている、理解されていると感じます。その結果、相手のエンゲージメント、モチベーション、仕事の効果性と効率に重要な影響を及ぼすことになります。

タスクニーズを満たすコミュニケーション・ガイドライン
効果的な対話のプロセスと、各ステップでとるべき行動を具体的に示したロードマップのようなものです。
このガイドラインを活用することで、相手のタスクニーズを満たし、効果的かつ効率的に話し合い、業務を遂行することが可能になります。

🔵インタアクション・スキルの活用

IM® (Interaction Management)は様々な場面で適用できます。

インタアクション・スキルの向上が、他のリーダーシップ・スキル:影響力の発揮、コーチングの提供、対立の解消、権限委譲などの向上と相互に関係することが明らかになっています。

目的に応じて様々な場面で活用することが可能です。インタアクション・スキルを習熟することで、様々なリーダーシップ行動(=複数のコンピテンシー)に大きな影響を与えます。

6.<各コース説明>リーダーシップ開発システムIM® (Interaction Management)シリーズについて

①新リーダーとしての挑戦

リーダーへの昇進はほとんどの場合、それまでの仕事でどのような成功を収めてきたかで判断されます。そのため、リーダーとして必要な知識やスキルは、仕事で試行錯誤しながら時間をかけて身につけていくことになりがちです。その間に、何を優先すべきか判断したり、メンバーとの信頼関係を築いたりするのに苦労して、強いストレスにさらされるリスクがあります。このコースは、何に最も時間と労力を注ぐべきか見極め、メンバーを通じて組織に貢献し、成果をあげるための知識とスキルを学習します。

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②フロントライン・リーダーのための戦略実行

本コースでは、フロントライン・リーダーが戦略を実行するうえで不可欠な3つの要素を学びます。最優先事項に注力し、達成度合いの進捗を管理し、メンバーにアカウンタビリティを課す手法を習得します。また、アカウンタビリティのベストプラクティスを探索します。戦略実行ツールはリーダーが優先事項や進捗確認、成果評価を一括管理し、優先事項を達成する責任を担うのに役立ちます。戦略実行の要素を使うことにより、リーダーとメンバーが確実に目標を達成できるようになります。

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③コミュニケーション~対話でつながる

リーダーとしての仕事の多くは、チームメンバーや他の人々との日常的な会話を通じて達成されます。このような対話、特に難しい対話には、双方の個人的な感情が含まれることが多く、それが対話の実際の結果に影響を与え、リーダーとその人との個人的なつながりに影響を与えます。

このようなタフな会話を成功させるには、リーダーの感情的知性(自分自身と自分の関係を管理する能力)のレベルが非常に重要な要素となります。このコースでは、タフな会話において「心」と「頭」のバランスをとることで、感情的知性を高めることができることを認識します。

相手の気持ちを考え、それに応えることで「心」に働きかけ、会話を望ましいビジネス成果に導くことで「頭」に働きかけることができるのです。このコースでは、あらゆるタイプの会話において「心」と「頭」のバランスをとるための柔軟なコミュニケーションスキルを、演習やビデオ、ディスカッションを通じて学びます。

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④人材の定着~コース説明(オリジナル版)

職場を去る理由として一番にあがるのは「リーダー」との関係です。有能な人材を定着させるには、まず、リーダーが普段から、メンバーが現状に満足しているか、不満はないかを適切に把握すること、そして不満があると分かったら、直ちに、双方が協力してその問題解決に当たることが重要です。

このコースでは、なぜ人材の定着にはリーダーの役割が重要なのかを理解し、そのうえで、仕事や職場において、メンバーを満足させるものは何か、相手の職務満足度を確認する「クイックチェック」はどのように行えばよいのか、を学びます。転職を決断する前に、定着について率直に話し合うことで、相手に自分の職務を価値あるものと感じさせ、満足度を高める方法を見出すことができます。

✅人材の定着のために:
リーダー、部門、組織にとってメンバーの転職がビジネス上どんな影響を及ぼすかについて話し合います。退職時面談のビデオを見て、そのメンバーがなぜ退職を決意したかを振り返ります。

✅定着促進要因:
転職経験について話し合い、転職理由のリストを作成します。定着促進要因の5つのカテゴリーを話し合い、メンバーにその組織に留まりたいと思わせるために、職場にこれらの要因を築く方法について話し合います。メンバーへのアプローチの優先順位を考え、個々人の職務満足度を測る『定着促進要因の診断』を行って、ギャップを埋める方策を考えます。

✅クイックチェック:
潜在的な定着リスクを明らかにする「クイックチェック」の重要性を学びます。インタアクション・スキルを振り返り、クイックチェックで満足を確認するビジオ演習を行います。
相手の満足度を確認するためには質問が重要であり、本音を探る質問をしながら定着リスクを発見する話し合いのスキル実習の準備をします。

スキル実習:
自分たちの職場のケースを使って、インタアクション・スキルを使った話し合いの練習をする。

定着のための解決策:
ジョブエイドのベストプラクティスを参照して、満たされていない定着促進要因を改善する方法を考えます。

・参加人数:8~16人
・標準所要時間:3時間30分(休憩やオプション演習を除く)
・事前課題:所要時間30分


⑤コーチング~前に進む力を与える

コーチングの必要なとき、メンバーのそばに寄り添い、目標達成を支援する方法を身に着けることは重要です。このコースでは、コーチングを受ける相手のニーズに合わせてアプローチを柔軟に変え、目標達成を成功に導く方法を学習します。

このようなポジティブな影響を与えるには、信頼関係が必要です。つまり、コーチは相手と自分自身をよりよく理解する必要があります。リーダーは、自己洞察ツールによって、相手の成長や変化の可能性に対する考え方や、自分自身の心を開いて開示しようとする姿勢を探ります。

そして、チャレンジングな質問をし、心でつながり、相手を行動に駆り立てる、シンプルで印象的なコーチングテクニックの使い方を学びます。コーチング実習を行い、あらゆるタイプのコーチングの場面に対応できるようにします。

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⑥効果的なフィードバックと傾聴

本コースでは、参加者がフィードバックを受け入れ、そのメッセージを正確に理解する方法を学習します。また、肯定的なフィードバックと改善のためのフィードバックの両方を効果的に行う方法を学びます。これらのスキルを活用することで、自身の業績と、同僚やメンバーの業績を最大限に高めることができるようになります。

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🔶<オプション>

7.おすすめソリューション

8.DDIとは

DDIは、世界最大手の革新的なリーダーシップ・コンサルティング企業です。1970年の設立以来、この分野の先駆者として、リーダーのアセスメントや能力開発を専門としてきました。顧客の多くは、『フォーチュン500』に名を連ねる世界有数の多国籍企業や、『働きがいのある会社ベスト100』に選ばれている世界の優良企業です。
DDIでは、組織全体におよぶリーダーの採用、昇進昇格、能力開発手法に変革をもたらす支援をすることで、すべての階層において事業戦略を理解し、実行し、困難な課題に対処できるリーダーの輩出に貢献しています。
DDIのサービスは、現地事務所や提携先を通じて、多言語で93カ国に提供されています。また、同社の研究開発投資は業界平均の2倍であり、長年にわたる実績と科学的根拠に基づいた最新の手法を駆使して、組織の課題を解決しています。

◆DDI社の4つの専門分野

DDI社は、4つの専門分野を中心に、長年の実績と科学的根拠に裏付けられたソリューションと、より深い洞察を提供し、優れた成果を生み出しています。

9.会社概要

会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント

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