リーダーシップ開発プログラムの実施方法～成功に導くための１０のベストプラクティス
１．リーダーシップ開発プログラムの実施を成功に導くベストプラクティスとは
リーダーシップ開発において、素晴らしいプログラムを企画することは道のりの半ばに過ぎません。確実に成功させるためには、どのように実施するかを検討することも重要です。
本コラムでは、リーダーシップ開発プログラムを実施する際の10のベストプラクティスをご紹介します。
２．１０のベストプラクティスとは
1. プログラム全体の目標をビジネス目標と結びつける
2. 学習者のニーズに合ったラーニング・ジャーニーを計画する
3. 能力開発におけるスポンサーや協力者が誰であるかを知り、彼らを巻き込む
4. 学習者を成功に導くためのツールを、上司に提供する
5. 何をグローバル共通で行い、何を地域で調整できるようにするかを検討する
6. 実施計画を立て、パイロットプログラムの実施が必要かどうかを検討する
7. その他の重要な関係者を忘れない
8. プログラムの価値を打ち出し、学習者とのつながりを築く
9. 学習者が始めやすいようにする
10. 価値を示すために測定を行う
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３．プログラム全体の目標をビジネス目標と結びつける
リーダーシップ開発プログラムの目標は、戦略的なビジネス目標と一致していますか？戦略的優先事項を確認し、それを達成するにはどのようなスキルがリーダーに必要なのかを検討することが重要です。また、企業文化を推進するために必要なものも考えてください。
次に、リーダーシップ開発の文化について考えてみましょう。新しいリーダーシップ開発プログラムは、企業文化を支えるものになっていますか？また、このプログラムを成功させるために、変えるべき学習文化はありますか？
何よりも、リーダーシップ開発プログラムで強化しようとしているスキルが、企業内のリーダーシップ・ロードマップとどのように関連しているのかについて、明快で説得力のあるビジョンをもつことが必要です。ビジネスを前に進めるには、ビジネスの優先事項と、リーダーがどのように行動を変えスキルを高めていく必要があるのかを、明確に結びつける必要があるのです。経営幹部は、ビジネスとの確実な連携を期待しているはずです。
🔶確認事項
・リーダーシップ開発の取り組みによって期待される成果は何ですか？
・この取り組みを推進する要因は何ですか？
・これらの成果がもたらす利点は何ですか？また、その利点はリーダーや関係者が望ましいと感じるほど大きいものですか？
・この取り組みが実施された際、人々の言動、思考、行動はどのように変わりますか？
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■執筆者：DDI社 学習戦略担当ディレクター アンジェル・ラフランス
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５．会社概要
会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966（昭和41）年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント
