バーチャル・リーダーシップへの究極ガイド
リーダーシップは必須、ズボンはオプション
私たちは今、リーダーが終日仕事に没頭できる環境に置かれています。しかも、ズボンすら履かずに仕事ができてしまう環境です。
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これは、今まで私たちが慣れ親しんできた、整ったオフィス環境では考えられないことです。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により、あらゆる事について、価値観の再考を余儀なくされています。働き方を始め、ショッピング、子供の教育、休暇の取り方、そして節目のお祝いの方法まで変わりました。この新しい生活様式には、私たちがどのように互いにかかわり合い、協力し合うかということが含まれています。このことは、仕事やリーダーシップにおいて非常に大きな意味合いをもっています。
過去数十年にわたり、多くのビジネスをバーチャル環境に切り替えることは技術的に可能でしたが、実現できたのは、ごく一部の企業に過ぎませんでした。
その理由は、さまざまな意味において、「恐れ」に起因しています。部下が本当に自宅で仕事をしているかどうかを上司が把握できないのではないかという恐れ。チームの統制が取れないのではないかという恐れ。そして、最も恐れていたことは、他の人との人間関係や自然発生的な相互作用の力を失うことでした。
しかしながら、感染拡大に伴い、突然、数十万の企業が数日のうちにオフィスをバーチャル環境に切り替えました。そして今は、これらの多くの企業にとって、以前のようにフルタイムでのオフィス勤務を想像することすら難しくなっています。
ビジネスがサバイバル・モードから脱し、よりバーチャルな未来へと移行していく中で、新たなリーダーシップを受け入れる時がきています。それが、バーチャル・リーダーシップです。
もちろん、これは言うは易し行うは難しですが、私たちは多くの企業がこの変化に苦心しているのを理解しています。
このガイドは、人材開発担当者が、この問題に２つの方法で取り組めるように設計されています。まず、バーチャル・リーダーとして優れた能力を発揮するための必須スキルについて解説します。次に、バーチャル環境におけるリーダーの育成方法を紹介します。本ガイドを最初から最後まで通してお読みいただくこともできますし、自身に最も関連のあるセクションを選んでお読みいただくこともできます。
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■セクション
リーダーシップは必須、ズボンはオプション
バーチャル・リーダーシップの核心は共感
ワークライフとホームライフの融合
バーチャル・リーダーにとって３つの必須スキル
バーチャル環境におけるリーダーの育成
誤解されるバーチャル・クラスルーム
バーチャル・クラスルームを成功させる５つの要素
バーチャル・ファシリテーション・スキルを高める方法
バーチャルなラーニング・ジャーニーを構築する
バーチャル・リーダーシップへのスタート
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会社名：株式会社マネジメントサービスセンター
創業：1966（昭和41）年9月
資本金：1億円 （令和 2年12月31日）
事業内容：人材開発コンサルティング・人材アセスメント
HP：https://www.msc-net.co.jp/