#23 脱サラしたワーママにうまれた心の穴のハナシ | じゃあどうやって生きていく?
会社員を辞めてフリーママになったのが去年の8月。
喉から手が出るほど欲しかった自分の時間を手に入れて予定ビッシリの日々。
講座をいくつも掛け持ち、起業準備、ライセンス取得、コーチング…
ぶっちゃけますと、
早く結果がほしくて、焦ってました。
大人ってやーねー!!!
ってずっと思ってたんですけど、
先日、5歳のインドア娘が珍しく「なわとびを教えて」と言ってきたのです。
あまり口出しせず見守っていると、本人3回くらいチョチョイとやってみて「出来ないわ」って諦めるんですよね。
そうか。5歳でも早急な結果を求めるのか!
という発見。
「少しずつ練習したら、できるようになるよ。」と伝えながら、内心、わたしがその背中を見せられていないわ…と。
縄跳びの教え方を調べると、そのステップの細かいこと…!
結局、少しずつ段階を踏んで、コツコツとやっていくのが一番の近道なんですよね。
「こどもの集中力は1日10分が限界です」と書いてありましたが、これって大人でも言えること。
起業したら大量行動ー!と言いますし、たしかに退職後ハイを逃すと腰が重くなります。
けどね、一旦落ち着いた今だから言えること…
焦りは恐れからきてたなあ。
ということ。
・少しでも休んだら動けなくなって死ぬのでは?
・根深くはびこる「わたしは頑張ってないと無価値なんじゃないか」説。
よく見るとこれ全部妄想なんだけど、きっとこの妄想を抱いてしまう人はわたしだけじゃないはず!?
「怖くて、焦って、早く結果がほしくて突っ走ってるなぁ」って、自覚しながらつっ走るのと、
全く知らずに走るのでは違う。
あのまま何も考えず、不足感からの焦りで走り続けてたらどうなっていたか、考えると少しゾッとする。
多分壊れてたと思う。
ただね。速度を落とした今はこの速度でいいのか?っていう気もしていて、この塩梅がとても難しい。
理想はマリオカートのスターモードで、仕事が楽しくて楽しくて仕方ない!!!全速力でがんばっても疲れないっていう夢中の状態なんですよね。まぁ、なかなかそこには至れません…
薄々お気づきのとおり、わたしちょっと完璧主義なところがあります。the長女。
そんなわたしのお守りにしてる言葉がこちら。
速度を落とすって勇気がいるんですね。
やらないことをやらないって、難しいんですよ。
それに加えて、わたしはね…本音を言うと「いいね」ボタンを押してもらいたかったのよ。
脱線しちゃうけど、だから我が家にコロナがきたのかなと思う。
宇宙の仕組みはすごい。休みたい人の元に、順番にやってくるの。
ジェーン・スーがラジオで言ってた。
コロナ療養で強制的に休んだら脳みそのカスが全部出たって。
先日の、コロナ療養の記事にも書いたけど、私もコロナになって全く同じように脳のカスが出まくったもんで、すごく共感しました。
それだけ私たち、
頑張りすぎなんだと思うわ。
じゃあどうしたらいいのか。ほんとうに今自分に必要なことが何か?
って考えてみると、
休息をとることだったり、ちょっと自然に触れてみることだったり、自分の過去に向き合ってみることだったり、やりたかったけどなんらかの理由でできなかったことをやることなんじゃないかな。
この本でも読んだんだけど、わたしたちの大半は、物心ついたら幼稚園とか保育園とかにいて、小学校、中学校、高校…と、
ずっと居場所が用意されて、常に決められたルーティンがあった。
だから、子供が生まれたり、独立したり、リタイアして、
急に決められた居場所やルーティンがなくなった時、ぽっかり空いてしまうんだって。心の穴が。
気軽な雑談、与えられた居場所、チーム…
それらがなくなった時の孤独感。
めちゃくちゃわたしのことやないかい。
それをまた自分でつくっていくってなかなか難しい。自分で選べるって楽しいはずなのに!
あれだけ欲しかった時間が、いざとなると
「あれ…なにがしたいんだっけ…」
となるもんなんですよね。
でも、
この虚無感・無力感にどう打ち勝つかで、自由を楽しめるかどうか!自由のなかで自立できるかどうか!が決まる。
ここで大切なポイントはなにかというと
いかに自分を大切にできるか
なんだって。
自分ととことん向き合って、自分のインナーチャイルドの声を救ってあげるのがいいんだって。
この本を読んでから、ギターやバレエを途中でやめてしまったこと、文房具…中でもペンが大好きだったこと、仏教の幼稚園で焚いていたお香の香りが好きだったこと、整理整頓が好きだったこと、ワクワクするやりたいことが浮かんできました。
それで子供の頃はチビチビ集めてた文房具を買いに行ったり、ウクレレを買ってみたりしています。
その話は後半へ続く…(続くんかい)
みなさんも、