「かわいい読書」のすすめ
夏の終わりがだんだんと近づいています。
お盆休みに地元・北海道に帰省し、「夏は終わった。さむい」と実感しましたが大阪はまだまだじわじわ暑いです。
さて、日々ゆるゆると読書を続けておりますが、今回は「かわいい読書」のすすめです。
女性が働くことが当たり前の時代になったとは言え、女性にとってハードなことはたくさんあって、ハードなことが積み重なると今にも濃い髭が生えてきそう…といつも思っています(笑)
わたしは社会人としてサバサバと仕事していきたい!という思いと、
女性として「かわいい」を常に意識したい!という思いを両方持っています。
かわいい、というのは「華やかでありたい」という意味で使っています。
ハードに仕事をこなしていると、かわいいとか女子力とか華やかなものから遠ざかっていくような気分になりがちです。
なので、自分のご機嫌とりに家の中をかわいくしたり、おしゃれな服装を研究したり、アイドルの動画を見たり(笑)して、常に「かわいい」補給!を意識して日々を過ごしています。
たぶんこういうことって、世の働く女性はみなさま意識してされていることではないでしょうか?
そこで、たけしまは思いました。
たけしまは読書が好きだ。
読書にも「かわいい」を取り入れたい。
ズバリ、「かわいい読書」をしたい。
かわいい読書=装丁がかわいい本を読むことで、かわいいものでテンションが上がり、大好きな読書がよりはかどるのではないか…!
ジャケ買いとも言うかしら。
安直ですね。だけど、今でも名案だ!と思っています(笑)
今はおしゃれな装丁の本がずら~っと書店に並んでいます!!
ジャケ買いだから、ブックカバーで隠さなくても格好良くキマる!
そして、本棚に表向きに並べると、ポストカードを並べてるみたいでこれまた良い!
中身も良ければ、尚良い!!
実際いろんな「かわいい読書」をしてきましたが、装丁がかわいい本でとても面白い作品がこれまた多いんです!
働く女性向けのものもたくさんあります。
ということで…
これからは、「かわいい読書」として、特に働く女性のみなさまにおすすめしたい本を紹介していきたいと思います。
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まずはじめに、
①これまでに更新してきた「たけしまの読書感想文」noteのなかに「かわいい読書」がたくさんあります。
②読書感想文として載せていないものもいくつか紹介します。
③★5つの難易度のようなもの・ひとことメモを添えます。
(★☆☆☆☆は易しい、というような感じです)
読了にかかった時間や物語言説(どのように語られているか)の難解さを考慮して★をつけてみます。
参考程度にどうぞ。
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◇かわいい読書・イラスト編
津村記久子『ポースケ』(中央公論新社)★☆☆☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/nddc208caba3d?magazine_key=m717271433b42)
「カフェ」好きな女子にはたまらない一冊。
瀧波ユカリ『女もたけなわ』(幻冬舎)★★☆☆☆
女性として花ざかりの20代、仕事やライフスタイルが確立する30代。いろんなことに全力になれるこの年代は、まさに女の「たけなわ」期。異性にモテたい、可愛くなりたい…欲望だらけの「たけなわ」期の女たちの研究書。女って面倒くさい!と心から笑える。『臨死‼江古田ちゃん』が好きな人はこちらもお勧め。
角田光代『平凡』(新潮社)★★☆☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/naa43145e6059?magazine_key=m717271433b42)
「平凡」という言葉にどこかあてはまるような気がする人におすすめ。
藤野可織『おはなしして子ちゃん』(講談社)★★★★☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/nb44966e54e4d?magazine_key=m717271433b42)
不気味で不思議な物語。
雨宮まみ『女子をこじらせて』(ポット出版)★★★☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/ncfecb4fcf8a3?magazine_key=m717271433b42)
ダークサイドな内容が多く、はっきり言って「読者を選ぶ」一冊だが、わたしはすごく好き。
よしもとばなな『さきちゃんたちの夜』(新潮社)★★☆☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/neeff40618364?magazine_key=m717271433b42)
マリリン・バーンズ『考える練習をしよう』(晶文社)★★★☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/n9e0f509b5ffc?magazine_key=m717271433b42)
「読む力」をつけるための頭の体操にお勧めの一冊。ただし持ち運びに不便(A4サイズのため)。
綿矢りさ『大地のゲーム』(新潮社)★★☆☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/n8db8cb8eaa53?magazine_key=m717271433b42)
続きが気になってどんどん読み進めてしまう。集中すれば数時間で読了可能。
伊藤たかみ『誰かと暮らすということ』(角川文庫)★☆☆☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/nce2bcd7ec5cd?magazine_key=m717271433b42)
少女漫画が好きな人におすすめ。
青木美詠子『大人になっても、悩んだりしていいですか?』(大和書房)★☆☆☆☆
疲れたときに、心の「冷えとり」をしてくれる一冊。ゆるゆるなイラストにも癒される。
伊丹十三『問いつめられたパパとママの本』(中公文庫)★★★☆☆
純粋無垢な子どもたちによる「赤ちゃんはどこからくるの?」などの「なぜなに」攻撃の対処法が書かれている。頭の体操にもなる一冊。
星野源『そして生活はつづく』(文春文庫)★☆☆☆☆
星野源のアルバムを聴きながら読むとなお良い。だめだめでゆるゆる。
◇かわいい読書・写真編
津村記久子『カソウスキの行方』(講談社文庫)
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/n2c2b7835ee63?magazine_key=m717271433b42)
働く女性におすすめ。
湯山玲子『文化系女子という生き方』(大和書房)★★★★☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/ncb8915fce8b9?magazine_key=m717271433b42)
文化系女子の教科書のような一冊。
西加奈子『円卓』(文春文庫)★☆☆☆☆
◆「たけしまの読書感想文」(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/na053b27a0998?magazine_key=m717271433b42)
主人公たちのほのぼのとした会話に癒される。
少年アヤ『尼のような子』(祥伝社)★★★☆☆
◆「たけしまの読書感想文(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/ne28728ea7ec6?magazine_key=m717271433b42)
「劣等感」「憧れ」という言葉が身に沁みて、切ない。
松浦弥太郎『日々の100』(集英社文庫)★☆☆☆☆
厳選された103の「お気に入り」の紹介文。「良いもの」とはこういうものなんだなぁ、と勉強になる。
壇蜜『壇蜜日記』(文春文庫)★★☆☆☆
壇蜜が「壇蜜である為に」、休日は思いっきりダラダラし、猫と戯れ、他者からの暴言に対しちょっぴり笑える恨みつらみを綴る日記。庶民的で省エネな休日が描かれていてどことなくホッとする。固有名詞は出さないがそれだと想像しやすい壇蜜の語彙力に圧倒される。
麻生圭子『東京育ちの京都案内』(文春文庫)★☆☆☆☆
作詞家・麻生圭子の京都案内。京都の「町」ばかり切り取る書籍が多いなかで、本書は京都に住まう人達の常識など、「人と為り」が微細に描かれている。
京都で仕事をすることになった身として非常に助かる一冊。右が左、左は右で、上ル下ル。
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以上、「かわいい読書」のすすめでした。
最後まで読んで下さり誠にありがとうございました。
ついでにブログもよろしくお願いします。
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