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✓魍魎の匣/京極夏彦
▽あらすじ
箱を祀る奇妙な霊能者。
箱詰めにされた少女達の四肢。
そして巨大な箱型の建物――
箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。
探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり
京極堂の元へ。
果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?
▽感想
京極夏彦さんの新作「鵺の碑」発売を受けて
私得意のシリーズものを途中から読んでしまう。
京極堂シリーズ2作目から読んだ。
ぶ厚い!重い!
読み切れるかなと心配になりながら
読み始めるけれど、
何に躊躇していたのか不思議なくらい
文章が読みやすい。
京極堂を中心に仲間たちが集まり、
話の核心へと迫っていくのは
読んでいてページを捲る手が止まらない。
ミステリとも謎解きとも
色々な要素が織り込まれた作品だなと思った。
読むのをためらっている方は
ぜひ手に取ってみてほしいな。
次はシリーズ1作目の
「姑獲鳥の夏」を読むしかない。
✓魍魎の匣/京極夏彦/講談社文庫
↳サンプルもありますので、ぜひ