10月4日の休職日記
・昨日できなかったカウンセリングの予約というタスクを完了した。
・今日はちょっとだけ調子がいい。生活ができている。
朝9時に起きてグラノーラを2杯食べ、食器を洗ってコンロの掃除もした。
彼氏がシャワーを浴びている間にあつ森のデイリータスク(と僕が勝手に呼んでいる作業。化石の発掘、光る地面にベルを埋める、メッセージボトルの入手、たぬきち商店を見に行く、オンラインショップの巡回、マルチメディア端末へのアクセス など)をこなす。
その後自分もシャワーを浴びて身支度をする。
午前中だけでこんなにたくさんのことをこなせた、すごい!!
という喜びに共感してくれるのは、きっと当事者と当事者を支えている人たちだけで、健康な人から見れば普通の休日みたいなものなのだろう。
・マジでみんなどうやって生活しているんだ?
仕事嫌だーって言いながらも体が動くのはどうして?
始業の時間が近づけば近づくほど呼吸が浅くなったり動悸がしたりしないのは何でなんだ?
本当に全然わからない。
僕は鬱になる前、小学生の時、どうやって生活していたんだっけ?
・思い返せば、小学生の頃から苦しかったな。
正論しか言えない人間が煙たがられるのは子供の社会でもよくあることで、僕は人から、特に女の子たちからはかなり嫌われていたと思う。
普通にいじめられていたし。
でも正しくない(明確に決められたルールに反する)ことをできる心理も理解できない。
理解できないことに対して、周りに合わせて同調するということもできないから、逆らっては淘汰されを繰り返す。
当時はそれによる苦しみを必死に抑え込んでいたけれど、今はもうそれもできなくなった。
・あれ、僕に苦しくない時ってあったのか?
瞬間瞬間を抜き取ればあったのかもしれないけれど、これまでの人生全体を見ればほとんど苦しんでいる気がする。詰。
・まあでも、その抜き取った瞬間が抱きしめたくなるほど愛おしいのは、僕の人生が苦しみで満ちているからなんだろうと思う。
・気がついたら金木犀の香りがしなくなっていた。
早すぎるだろ。