
長谷川あかりさんの料理に感動し週4で作ってる私の、全人類におすすめしたいレシピ・ベスト10
こんにちは。らららです。
突然ですが、長谷川あかりさんをご存じでしょうか。
少ない材料と調味料で、簡単に作れるのに、信じられないほどおいしくかつおしゃれな味がするレシピの数々。SNSや雑誌で大人気の今をときめく人気料理家なので、ご存じの方も多いはず。
私は彼女のレシピをTwitter(当時)で見かけて作ってみたところドはまりし、それ以来週に最低4回はあかりさんのレシピを作っています。
私は、子供のころからレシピ本を読むのが趣味で(注:料理が趣味ではない)大量のレシピ本を読んできましたが、ここまで何度も、一人の料理家のレシピを自分で実際に作ってみたことはあまりないかもしれません。
私にとってのあかりさんのレシピの魅力は、「この材料ならこんな味だろうな」と思って作ると、たいていの場合想像する斜め上の味がアウトプットされるので、日々の食事作りが自分に対しての「サプライズ」みたいな位置づけになり、面倒だった食事作りというタスクが結構楽しいものになってしまうことです。
そして、何より簡単!おいしい料理が作れるレシピは世の中にたくさんありますが、ここまで簡単に、かつ驚きを感じるほどおいしいお料理が作れるレシピに私は出会ったことがありません。
目下の悩みは、あかりさんの出版済レシピ本がたった1年で4冊となり(さらにムック本も発売予定とのこと!)、またXやネットでもたくさんレシピを公開してくれているため、「えーとあのレシピはどこに載ってたんだっけか・・・」となることです。本気でデータベース待ってます。いや自分で作ろうかな?(トップ画像は付箋が付きまくった私物のあかりさんレシピ本)
そんな長谷川あかり信者の私が、あかりさんレシピの中からこれだけは!ぜひ!全人類に!作って!ほしい!と思うレシピベスト10を選びました。
ほかの大好きなレシピは正直泣きながらランキングから外しました。そもそも全部おいしいので順番に意味はないんですけどね。
言うまでもないですが、すべて私の嗜好に基づく独断と偏見です。
それではさっそくいってみましょう。それぞれに、ネット上で公開されているレシピと、収録書籍のリンク(アフィリエイトです)をつけています。
第10位 メロンとバジルのデザートサラダ
フルーツって実はあんまり食べないのですが、友人を招いた宅飲みパーティーで甘いものを出したいなと思って試しに作ってみました。
これすごいです。窓を閉めてるはずなのに、一口食べた瞬間、どこかからさわやかな風がふわぁ~って!!!メロンとバジルがこんなに合うなんて!またオリーブオイルがいい仕事してるんです。キリッと冷えた白ワインとかにも合いそう。
ちょっと意味がわからないおいしさです。
水切りヨーグルトに、メロンとバジルのサラダを添えた一皿。爽やかなバジルの香りと濃厚なメロン、ヨーグルトのハーモニーが最高〜朝食にぴったり🥣。サラダは食べやすく切った旬の赤肉メロンとちぎったバジルをボウルに入れ、オリーブオイルをひと回し、塩をパラっと振り、全体を馴染ませるだけです。 pic.twitter.com/yqiaHfohd1
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) June 1, 2022
第9位 シンプル肉野菜炒め
野菜炒めって、炒めているうちに水分が出てべちゃっとなりがちなので、意外とおいしく作るのは難しい料理なんですよね。それを避けるためにこれまで私がやっていたのは野菜と肉を種類ごとに分けて炒めて取り出して最後に炒め合わせる、というやり方。これだと水っぽくはなりにくいけど結構めんどくさい。
その点これは拍子抜けするほどの簡単さでめちゃうまい野菜炒めです。
キャベツを酒蒸しするからか、砂糖入れたレベルに甘くなります。
それと、肉にはしっかり味がついてるけど、キャベツにはあまりついてなくて、野菜炒めというより味が付いた肉をおかずにわしゃわしゃキャベツを食べる感じ(伝われ)がまたいい。
私のとっておき、肉野菜炒めのレシピ。お肉は食べ応えのある生姜焼き用の豚ロースを使用。下味に塩ではなく醤油を揉み込むことで、見違えるほどおいしくなります…!野菜は色々入れずに潔くキャベツだけ!フライパンに入れたら【1分蒸し焼き→30秒炒め】が鉄則です。歯触り最高、甘くておいしい…! https://t.co/59EDYN8NF0 pic.twitter.com/qpcZDTkCDk
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) January 9, 2024
第8位 鮭のムニエルガーリック青のりバターソース
子供ウケダントツ一位のレシピ。
これを作ってるとうちの7歳男児が青のり+にんにく+バターの魅惑的なにおいに誘われて(この組み合わせ嫌いな人いる・・・?)「お、はせがわあかりさんのやつだね」とか言いながら近づいてきます。7歳男児がソースを大量に所望するので、多めに作ることを覚えました。
第7位 海苔キュウトースト
届いたばかりの「いたわりごはん」をわくわくしながら開いてこれを最初に見たときは、さすがの信者も「いやいやいや、これはない(笑)」と言いましたね。
何が悲しくてさわやかな朝に食パンに海苔とわさびと塩もみきゅうりとバターを載せて食べないといけないのか。トーストの割に面倒だし。と思いながら作りました。(作るんだ)
一口食べて「え?は?え・・・!?んまぁ~!!!」と一瞬頭まっしろになってしまうおいしさ。香ばしいトーストと、きゅうりのみずみずしさとわさびとバターと海苔で口の中がオーケストラ状態。あかりさんの鬼才ぶりをバシバシ感じるレシピ。
海苔キュートースト。海苔ときゅうりで、海苔キュー。わさび塗った食パンをトーストし、バターをたっぷり塗ったら海苔をちぎってのせ、塩揉みしてしっっかりと絞ったきゅうりをどーん。一本丸ごと豪快に。ピリッとくるわさびとバターのコク、海苔の旨味ときゅうりの食感&塩気が最高のハーモニー🥒🍞 pic.twitter.com/bCe64I8DGH
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) June 24, 2022
第6位 甘辛トマ牛
牛肉が高いからあまり作れないけど、本当は一番好きかもしれないレシピ。
トマトの酸味と牛肉の甘みと醤油のしょっぱさと青じそのさわやかさが混然一体となって最!高!
トマト、牛肉、までならまあありそうだけどそこに青じそ入れちゃうのがあかりさん流。超絶簡単なのにぐっと手が込んだ味になるのが不思議。
夫と私の大好物、10分完成「甘辛トマ牛」。材料も調味料も少なくて気楽だから毎日つくりたくなる&毎日食べても飽きない理想的な料理。大葉はあってもなくても美味しいですが、この季節はたっぷり加えるのが好き。ご飯に乗せてトマ牛丼にするのもおすすめです。 pic.twitter.com/3zb2Ek98Qp
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) July 31, 2023
第5位 しょうゆだけから揚げ&塩だけから揚げ
しょうがのすりおろしも、ニンニクのすりおろしも不要、冷蔵庫で30分置いたりも不要。
なのに、みんながいつか食べたいと夢見てたサックサクフッワフワの完璧なから揚げに出会えます。「おまえ…ここにいたのか!」と言いたくなります。
揚げ物って面倒な料理の代表格ですが、これは簡単すぎるので「今日料理作るのめんどくさいな、から揚げでも作るか」ってなります。信じられないと思いますが、本当です。
私のとっておき、"塩胡椒だけ"唐揚げ。ニンニクも生姜も酒も鶏ガラの素も、なんにも入れない究極レシピ。塩胡椒と一緒に水を加え、2分ほどしっかり揉み込むことでしっとりジューシーな仕上がりに(つけ置きいらず!)。食べる時に適当にブレンドした塩胡椒を少しつけていただくと最高、毎日作りたい。 pic.twitter.com/bAEyHm7MGB
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) May 27, 2023
材料本当にこれだけ?!と驚かれる、我が家の定番"醤油だけ"唐揚げ。醤油のコク、恐るべし。片栗粉をまぶす前に小麦粉でお肉をコーティングすることで、衣サクサク&口の中でほろっとほどける不思議な食感に。冷めても美味しい(というより個人的には冷めた方が美味しい)のでお弁当にもぴったりです。 pic.twitter.com/HNKZY7zhok
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) August 12, 2022
第4位 にんじんの梅しらす蒸し
私があかりさんレシピにはまったきっかけとなったレシピ。
副菜なんだけどメイン級に心を打たれました。にんじんの甘さに驚く。ほっこりじんわりと心を温めてくれる料理というか。
こんなに野菜のおいしさを引き出せるなんて、あかりさんには野菜の気持ちがわかるんだと思っている。映画「あん」で樹木希林さんが演じるおばあちゃんがあんこを作るときあずきと会話するみたいに、野菜とおしゃべりしながら作ってそう。
あと、あかりさんレシピでは梅を調味料として使う料理がたくさんあって、これはその中でも特に好きなレシピ。
パンにもごはんにも合う副菜、人参の梅しらす蒸し。スライサーで細くした人参、梅、しらす大さじ山盛り二杯、オリーブオイルひとまわし、酒•水大さじ1ずつをフライパンに入れ蓋して3分蒸す→紫蘇を加えてざっと混ぜつつ水分を飛ばして完成。味が足りなければ、塩を。この季節は春人参で🥕お子様にも◎ pic.twitter.com/77eSzJQj8E
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) April 9, 2022
第3位 ブイヤベースごはん
いやーなんなんですかね。
どうしてトマトとマヨネーズと塩辛を一緒に煮込もうと思うんだろう???この組み合わせてどうしておしゃれレストランで出てきそうなブイヤベースの味がするんだろう?
レシピを考えるときのあかりさんの頭の中をのぞいてみたいと思ってしまう、狂気すら感じるレシピ。
ここ最近お肉料理が続いていて、これはよくないと思い久しぶりに作ったブイヤベースごはん。味の決め手は、なんと塩辛。シーフードミックス使用の簡易レシピですが、塩辛のおかげで一気に本格的な味わいになります。ご飯によく合う。あっという間にできてサラッと食べられるごちそう海鮮料理です。 pic.twitter.com/KAjg4N9NON
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) August 22, 2022
第2位 塩レモン青椒肉絲
「今まで私が作っていたチンジャオロースはいったいなんだったんだ」。
あまりの衝撃にへなへなと膝から崩れ落ちました。
鶏ガラスープのもととオイスターソースとなんやらを計量スプーンでちまちまちまちまはかって合わせ調味料作って、しょうがとにんにくを刻んで、めったに買わないたけのこの水煮をスーパーで探して作ってきたチンジャオロースはいったい何だったんだと。いろいろな調味料を使ってこそおいしい料理が作れるという思い込みが覆されました。
シンプルなのに驚くほどおいしいあかりさんレシピの神髄。
極シンプル、ピーマンと豚ロース肉だけで作る塩青椒肉絲のレシピです。生姜にんにく不使用•ややこしい合わせ調味料無し•ごま油ではなく香りの少ない油作ってみたら大ヒット!短時間酒蒸しにしてから炒め合わせるからベチャッとせず、ピーマンパリパリ。青々しい香りも引き立って最高です。ぜひ。 https://t.co/hIiVJfvGum pic.twitter.com/xoAWN2PBZJ
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) April 16, 2023
第1位 ドライキーマカレー
ドライキーマ1位はこの記事を書こうと思った瞬間から決めてました。なぜなら圧倒的頻度で作ってるから。2週間に1回は作ってる。ドライキーマがおいしいのは当然だと思うじゃないですか。あー、カシューナッツ入れちゃうんだ、おしゃれだね、ってね。そこに半熟卵。おいしくないわけがない。
でも待ってください。あなたが想像する200%増しでおいしいんですよ。
そこへきて子供も大好き、作り置きできる、野菜たっぷり、簡単。最高。好き。(語彙力を失う)
結婚する前から作り続けている、夫が大好きなドライキーマカレー。リクエストされて久々に作ったのでレシピをまとめてみました。ルー不使用なので軽く、飽きの来ない味わい。カレー粉さえあればいつもの調味料だけですぐに作れます。硬めに炊いたご飯とよく合う🍚 pic.twitter.com/ffrBTSmsu2
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) October 27, 2022
長谷川あかりさんファン
忙しい毎日に、冷蔵庫にある材料とにらめっこしながら、家族が食べてくれるものを考えながら、来る日も来る日も自分や家族のためにごはんを作るのって本当に大変です。料理が比較的好きな自分ですら、苦痛で投げ出したくなる時もあります。それでも投げ出せないのが、料理ならぬ日々のごはんづくり。
長谷川あかりさんのレシピに出会って、そのつらさが減ったばかりか、少しわくわくするものになり、おおげさではなく人生が楽しくなりました。
私がまだ作れていないレシピもたくさんあるので、皆さんのお気に入りの長谷川あかりさんレシピ、知りたいです!ぜひ教えてください。
(「いたわりごはん」がKindle Unlimited対象になっていました!)