見出し画像

映画:私にふさわしいホテル

こんにちは。
moyamoyaです。


連休中、家にこもる日が続いたので、
思い立ったが吉日、昨日は映画を観に出掛けました。

12/27公開の「私にふさわしいホテル」
という作品です。


原作:柚木麻子(以下著名人の敬称略)の作品で、新潮文庫にて出版されている同名の小説とのこと。
原作は未読での鑑賞です。

堤幸彦監督、主演はのん。
その他、田中圭、滝藤賢一、橋本愛と続きます。
好きだったNHK朝ドラ「あまちゃん」を思い出すキャスティング。

あらすじ
新人賞を受賞したにもかかわらず、いまだ単行本も出ない不遇な新人作家「相田大樹」こと中島加代子(のん)。その原因は、大御所作家「東十条宗典」(滝藤賢一)が酷評を書いたことだった。
加代子が、文豪たちが愛する「山の上ホテル」に自腹で宿泊していたところ、大手出版社の編集者かつ大学時代の先輩「遠藤道雄」(田中圭)が訪れたことがきっかけで、同じく加代子の泊まる部屋の真上の部屋で因縁の東十条がカンヅメ中と知り、そこからストーリーが展開していく。
名だたる文豪と同じように、果たして加代子は「山の上ホテル」にふさわしい作家になれるのか…?!

⬇️映画公式サイトはこちら。
https://www.watahote-movie.com/


簡単に感想
原作と異なり、昭和の設定に変更されているそうで、演者の衣装もレトロ。のんの衣装が可愛いかった。
主人公が作家の話なので、所々で作家としての悩みや作品への向き合い方が台詞に現れていて、note初心者の私でも刺さるものがありました。
加代子と東十条との掛け合いであったり、全体的に端々に「クスッと笑える場面」があるのですが、一方で加代子が満面の笑顔で自虐的に話す場面では、ほろ苦いというか、切なさを感じました。
また、加代子の、尋常ではない行動力や言動にハラハラさせられる場面や、加代子が熱く本音をぶちまけるシーンもありますが、観ている側の感情をネガティブなほうに大きく揺さぶるようなシーンは無いので、安定した気持ちで楽しめます。


パンフレット
パンフレットを購入したところ、こちらの作品のものは一辺が20cmほどの正方形というコンパクトなサイズ。表紙もレトロな仕様で、私は好きです。
久しぶりに購入したので、パンフレットの最近の傾向は分かりませんが、妙に感心してしまいました。


昨日は日差しが少なく寒かったのですが、
鑑賞後は軽くスキップしたくなるような気分で

映画館、やっぱり好きだな~

と思いながら、ご機嫌で後にしたのでした。









いいなと思ったら応援しよう!