完璧主義な人が心理について学ぶと苦しみが増す
私は失敗が許せない完璧主義だ。
完璧を求めるあまり完璧にできないことを嫌い、どこかで失敗するともう立て直すことができなくて壊したくなるし、実際に壊してきた。
自分のような失敗作になってほしくなくて必死に子育てをしようとすると心理学の知識が余計に自分を苦しめるようになった。
このような態度、言葉をかけるとこんな人間性になる。
もし子どもがこのような問題行動をするとしたらそれは親のせい。
一見いい子に育っている子が挫折するのも親のせい。
なんでもかんでもうまくいかないことがあれば親の育て方のせいにされ、うまくいっていないときにどのようにして立て直せばいいのかも書かれていなければ、うまくいく例として紹介されているものはたまたま意図するように反応を占めす子どもだっただけで、すべての子どもの特性や親の性質との相性は考えられていない。
対人関係に悩む人向けに書かれたコミュニケーションの話はどれも都合のいい展開で、相手のある話なんだから実際の反応は相手にも相手の気持ちがあるのだから、テキスト通りにはいかない。
それをさもそれをすればうまくいくかのように書かれているコミュニケーション本や、自己啓発本は半分想像で書かれているだけのように思えてくる。
私の苦しみに最後まで寄り添って何がそうさせているのかを知ろうとしてくれるような他者はいない。
使えない自分に育った自分はもう時間だけが過ぎる屍にしか思えない。
人生がつまらない原因はいろいろあるけど頼れる人がいないのに頼っても役に立たない人ほど頼ってくれという。
立て直し方とそれをする勇気を支えてくれるもの、支えになる動機が欲しい。