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読書レビュー No.1
おはようございます。
note毎日投稿59日目。
最近何冊か本を読んでおりまして。
その中で1冊をご紹介します。
「モチベーション革命」
こちらの本は、年代によって「モチベーション:動機付け」が異なることの説明、これからの働き方や、変化していく世の中での生き方、動き方、働く上でのチームのあり方等書かれています。
人間にある欲求
冒頭、人間の欲について「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の5つからなる。と書かれており、団塊の世代より上の方たちは、戦後の何もなかった時代を経験しており、「何もない」=「乾いた世代」と表現され、欲望とともに成功に向かって駆け抜けてきた人達であると。
一方、30歳以下は、生まれた頃からすでに何もかもが揃っていて、物や地位などを欲して頑張ることはない。「なんでも揃っている」=「乾けない世代」と表現され、「達成」「快楽」の欲求では動かない世代と言えると。
これを冒頭に読んだ時、「なるほど」と思いました。
私自身、今年41歳で、団塊の世代までいかない。しかし、何もかもが揃っている30歳以下でもない。丁度変化の最中の年代かなぁと思っております。
自動車はMTからATへ。二層式洗濯機から全自動洗濯機へ。テレビもリモコンが付き始めた頃の時代です。
そのせいか、上の世代の考え方(達成、快楽)は理解できるし、下の世代(意味合い、良好な人間関係、没頭)もよく理解できる。
よく理解できるのと同時に、自分自身どの欲求も持ち合わせている気がします。
会社に置き換えると
会社でも、年配の方だと60歳近い方。若い方だと20歳くらい。
年配の方は、家は持ち家、車はクラウンとかって感じで、会社の飲み会も必ず出席。一種の「ステータス:社会的地位」を追い求めているかなって感じがします。
一方若い方は、車に興味がない。賃貸で十分。会社の飲み会より、自分の好きなこと、興味のあることの方が重要という具合。
上に書いた「欲求」に当てはめてみると、その違いの理由がよく理解できました。
そもそも、求めている「欲求」が違うから、そこに行き着く行動も、発言も、考え方も当然違うわけですよね。
ここの違いを理解していかないと、「最近の若者は」とか「あいつは老害だ」とかの、その人基準の勝手な解釈、判断基準になってしまうのかなと思いました。
書籍に書かれていることすべてを鵜呑みにするわけではありませんが、こういう「情報」を得て、自身の「知識」にすることは大事なことかなと。
本も、他の方、他の考え方のを読むことで、さらに「情報」を得ることで「知識」が増えるというように。
今回読んだ「モチベーション革命」、30歳〜50歳のサラリーマンにはお勧めかなと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。