見出し画像

「マインドフルネス」で心を整える


 ・・・なんて書き出すと、「金城、遂にスピったか!?」って思われる方がいらっしゃるかもしれません。


 大前提として申し上げなければなりませんが、現在「選挙系フリーライター」として活動している私ですが、属性としてはただの「サブカル民」であり、本当は陰謀論オカルトも、大好物です。

 ただし、それは「娯楽」「エンターテイメント」の範囲で愉しんでいたもので、それらと現実の境界が無くなった現状では面白がれる状態ではないためそのキモチは封印し、現実世界で境目を超えて陰謀論をワーギャーわめいてる人を批判しています。


 で、タイトルの「マインドフルネス」ですが、前職を精神疾患で休職した際、復職のためにデイケアのプログラムを受けていたのですが、そこで学んだコトのひとつが、コレです。

 「マインドフルネス」とは何か? を私なりの解釈で、ものすごく雑に説明するならば、


「余計な思いは一旦横に置いて、『今』に集中する」


というコトになるでしょうか。 私の場合、マイナス思考が始まると先の不安過去の後悔がドンドン頭の中を駆け巡り、それが続くと何にも手につかなくなってしまいます。 それを防ぐためにマインドフルネスを学び私なりに得た上記の定義を用いて、マイナス思考をストップするようにしているのです。

 マインドフルネスを実践するためには「瞑想」とか「ボディスキャン」とかを行なうのが本来の方法ですが、そーいった難しいコトは上手く出来ないので基本的にはやっていません(汗)。 学習プログラムは受け終わりましたが受講修了者のアフターケアプログラムを月イチで受け、そこでやり方を学び直し(をした気になっ)ています。

 で、今日アフターケアプログラムを受講したのですが、そこで気づいたコトを忘れないために書き記しておこうと思います。 なので以下は個人的なメモ書き同然なので、お時間が余りまくってやるコトが無い時があれば読んでいただけると嬉しいな、と・・・


 先日、甲斐市長選取材にあたり「快活クラブ」に泊ったのですが、そこで久々に「地上波テレビ番組」というものを見たのですよ。 我が家はテレビを端子に繋げていないので見られない仕様にしているため多少ワクワクしたキモチが有ったのです。

 そこで見たのは、twitter-X等のネットで皆がいきり立っている世界とは全く違う、知らないお笑い芸人やタレントが楽しそうにしている映像で、普段いるネットとは全く違った世界線が有りました。

 それを見て、「平和でいいなぁ・・・」と思ったのです(※ただし1mmも面白いとは思いませんでしたが)。

 少しでも暮らしやすくなるようにと自分なりに活動してきたけど分断差別は更に進んでしまっているコトに対する無力感と、一方でそういったコトを全く感じないテレビの平和な世界が有り、何ならコッチの世界がマジョリティだとするならば、こころ擦り減らすコトを辞めてコッチ側に行こうかな、と思ったりして・・・


 そんなキモチを抱きながらマインドフルネスのアフターケアプログラムを受け、瞑想などをやってみながら自分自身を観察したり自問自答したりしてみました。


 そこで見えたのは、
「主語」が大きくなっている自分。


 「世の中」とか「国」とか「日本」とか「世界」とか、自分のキャパでは抱えきれないコトを考えすぎて頭でっかちになっていたなぁと気づいたのです。

 もちろん「選挙系フリーライター」なんぞをやるのであればそういったコトを考えなきゃイケないコトは当然ですが、例えば最近の私のような、自分がヨワヨワのフラフラになっている状況では無理な話だという話で。

 ならば一旦それを切り離してみようと。 といっても政治のコトを考えるのをやめるのではなく、「大きな主語」から受ける影響を一旦断ち切って、自分の中から湧き上がる想いのみで動いてみればイイのかなぁ、と(もちろんキモチが上向きになれば「大きな主語」と積極的に向き合っていきますし、総選挙が始まれば否が応でも向き合わざるを得ないのですが)。

 そして、不安な時やイラついている時は、普段より呼吸が浅くなっているコトも見えてきました。 なので、こころが安定していないなと思ったら、まず「深呼吸」。 前から気づいてはいましたが、改めて実感した次第です。


 これから年末にかけて、取材も生活も明らかにバタバタになり追い込まれていくだろうと容易に想像できる方向へ向かわなければならず、それを考えたダケで不安になってしまうのですが、過去は考え込んでも変わらないし未来は考え込んでも答えは分からないのだから、とりあえず深呼吸して、「今」に集中しておこうかなと感じた、9月中旬の私なのでした。



いいなと思ったら応援しよう!

金城ガンヂ
もし宜しければサポートをいただけると大変嬉しいです! いただいたサポートは今後の取材費として使わせていただきます。