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今日はお昼寝して、ボーっとしていたら、こんな時間になっていました
ヤバい!

ネットでおもしろい記事を見つけたので、
ちょっとまとめてみます



「本を読めばなにができるようになるんですか?」

大学の授業での1シーン
教授の話がとてもユニークでした

私が社会人大学院の修士課程に入学した最初の講義のときに、ある老教授がこう言いました。  
「キミたちね、これから2年間でね、そうだな、最低でも2トントラック一杯分くらいの本を読んでもらうことになるからね」

2トントラック一杯分の本って、どのくらい?
と真面目に、試算しているところが凄いw

「2トントラック一杯分」はこの老教授の間違いで(ひょっとしたら私の聞き間違いかも)、2年間でそれほどの量の本を読むことはかなりの速読者でも不可能です。

「2年間で2トントラック一杯分」の読書量とは、
だいたい400ページの文庫本なら一日およそ14冊

老教授、なかなかふっかけたものではありますが、
この「2トントラック」発言は、多くの学生にとってその後の学びの姿勢を変えたはずです。今でも筑波の同窓会ではこのことが話題になります。「あれは刺激的だったね」と。

まあ、読み切れないくらいの本を読むことを想像してみる
そこから、何をするか、優先順位や取捨選択を考えてみて、
という意図だったようです


本を読むだけで、頭が良くなるわけじゃない

量でなんとかしようとおもったら、ありえないくらい大量に読む必要がある
その過程で、読み方を工夫するようになる
その創意工夫が自分の本当の力になる

ということかも

さらに今後は、AIが知識を補完してくれます
つまり、AIから必要な知識を引き出す観点、キーワードを知っていればいい
そして、AIが出してきた結果を精査する力
使える部分と使えない部分を選別する力
それに必要な知識と思考力があればいい

ということ


「飛ばし読み」 は意外に正しい

専門家によると、単語や文の一部を飛ばして読みながら、全体の要点を把握する「スキミング」は、本の読み方としては一般的だという。

米バージニア大学の心理学者ダニエル・ウィリンガム氏は、
理解の妨げにならない限り、スキミングや、特定の情報だけを拾い読みする「スキャニング」には何の問題もないと語る。

ちょっと専門用語だったので、ChatGPTに解説をお願いしてみました

スキミング:文章全体の概要や構成をざっと把握する読書法です。
  
まず、目次章の見出し太字強調された部分をチェックしたり、
  本の最初と最後の部分を読んで、どんな話かをおおまかに理解します。
スキャニング:特定のキーワードを決めて、必要な情報だけ見つけ出す読書法です。

速読では、全体の流れを捉えるスキミングと、目的の情報を抽出するスキャニングを状況に合わせて使い分けることで、時間を節約しつつ効率的に知識を得ることが可能です。


特定の分野に関する本を多く読んでいる人は、専門用語になじんでいるおかげで、その分野の本をより効率的に読み進め、内容をより多く記憶できる可能性が高まると氏は言う。研究では、理解力を保ちながら読書スピードを上げる方法のひとつは、語彙(ごい)を増やすことだと示されている。

単語を知らないと、内容が頭に入ってこないですからね
単語の意味がわからないなら、やさしい入門書から読みましょう~!


さらに、この記事では、「精読」と「スキミング」「スキャニング」を比較しています

精読とは、読み手が新たな情報と既知の知識とを結びつけ、問いを立て、文章の理解を深めていく読み方のことを指す

 一方で、専門家の中には、精読とスキミングやスキャニングの区別にはさほど意味がないと主張する人たちもいる。オランダ、ティルブルフ大学の文化研究准教授インゲ・ファン・デ・フェン氏によると、「精読」をしている最中の読み手は注意力を調節し、実はスキミングも使ってテキストを理解しているという。

精読には、より集中した注意力が必要であり、通常はより多くの時間を必要とすると考えられている。そして、集中を保つのは簡単ではない。

既知の知識を活用して、「問い」を立てる
というあたり、私の速読法と近い(笑)
まあ、原理原則に従うと、当然そうなります

私の速読セミナーでは、これらの手法を実践でどう活用するか
ワーク形式でお伝えしています

そして慣れると、ホントに手法のことなんて気にせず、
色々な方法をミックスして使ってるなぁ、と改めて思いました


本を読むだけでは理解できない世界がある

これは、私の持論ですが、
1つのテーマについて、本10冊読んで、
単語の意味も理解できないような分野は、
本だけに頼るのはキケンだと思います。

理解できているかどうかは、他人に説明して、納得してもらえるかどうかを
指標にすると良いです。
10分くらいのミニセミナーを開いて、好評を得るとか


私がこう感じたのは、「決算書の読み方」みたいな本を
何冊読んでも、わかるようにならなかった

その後、中小企業診断士の試験勉強で、
財務会計について体系的に学び、ようやく意味がわかるようになりました

ちょっと難しいなと思う分野は、よく知っている人に教えてもらう方が近道だったりするわけです。


本は読まないより、読んだ方がいいですけど、
1冊読んで頭が良くなるか?
と聞かれたら、それはちょっと欲張りすぎ(笑)

せめて1テーマ3冊、できれば10冊くらい読んで、
それでも、わからなければ、詳しそうな人に教えてもらう
というのが、いいんじゃないでしょうか



こちらも、ご参考になれば、嬉しいです ^^)



この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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