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僕らが日本茶ブランドをつくる理由

タイトルは「僕らが旅に出る理由」をオマージュ笑笑。

はじめまして

ラグジュアリーボトリングティーブランド 「NOT TEA」の代表 荻窪です。
はじめてのNOTE投稿。

今日は僕らが
なぜ、ボトリングティー「NOT TEA」をつくるのか。
どんな展望をもって広げていきたいか。
などについて、個人的な回想も含めながらつらつらと。

日本茶との出会い

僕はもともとコーヒーが飲めない体質。
アレルギーとかではないが、きもちわるくなってしまう。
でも、カフェが好きで中学生から、スタバに入り浸っていたり。
アルバイトも新宿の個人経営カフェで大学人生4年間バイトしたり。

そんな中で、僕が注文するものといえば、お湯っぽい紅茶やフラペチーノ、甘〜い抹茶ラテなど。
日本茶が前から好きだったが、おいしい日本茶が置いてあるカフェなど数えるほど。
いつかは自分で日本茶専門のカフェをOPENしたいなぁと漠然と考えてました。

転機は2020年。
ふと思い立ち、気の合う仲間4人と起業することにしました。
メンバーは4人。
・当時勤めていたコンサルティング会社で気の合うN君。
・大学の同期でITに強いイメージだったI君。
(その後色々苦労があるのですが、いい意味で笑)
・中・高の幼馴染で数学の天才で経理職をやってたF君
・と、僕。

起業が先で、事業が後。
そんな感じで株式会社Founfotは創業されました。
この時点でお先真っ暗感が否めないですが笑
住宅業界特化型のSaaSシステムを真剣に考えてみたり。
クルーザーのCtoCシェアリングサービスを真剣に考えてみたり。
紆余曲折ありながらも、やっぱりやりたいのは唯一無二のブランドづくりではないか、と。

勤めながらも、事業を考えながらも、個人的にはずっとお茶が好きで
都内や関東のお茶屋さんを巡ったりはしていたのですが、

メンバー3人が興味あるとは思えなかったし
このメンバーで事業にしていくイメージは正直なかった。
(彼ら、めちゃコーヒー飲むし笑)

でもある時、すごくいい出会いがあって。
農家さんと直接お話させていただく機会があった。
日本茶は好きでも農家に行ってみようとは不思議と思わなかったが、この経験がすごく衝撃的で。

ふと、日本茶専門カフェを世界に広げるビジネスやってみようかと。
ミーティング中に呟いてみた。

すると、荻窪がやりたいなら、やってみようと。
(とてもありがたい、いつもわがままですみません)

で、まずは日本1号店の開店に向けて
店舗探し、メニュー構築、経営計画制作など進めていった。
この時点で2019年末〜1月くらいだったかな。

赤坂の店舗も仮契約し、初夏にはOPENをする予定で
内装屋さんとも打ち合わせを始めようとしたその時期に。
2020年3月ごろ。コロナウイルス。。

とても、コロナの中でカフェを新たに始める勇気はでない。
なくなく断念しました。

挫折

それが、挫折と苦難のはじまり。
カフェを断念したのはいいが、勢い余って3月には会社をやめてしまっていた僕ら。
当然他の事業も売上もない。銀行口座は減っていく一方。

まじでやばい、どうにかしないと。

と、はじめたのがWEBマーケティングの仕事。
ホームページの制作や広告運用、SNS運用などなんでもやりました。

会社経営は続けつつ、ベンチャー起業に入ったり。個人でコンサルティングを請け負ったり。メンバーそれぞれ、方々で活動もしていました。

いま思えば、修行の2年間だった。
この2020年-2022年でのスキルアップ、人脈がとってもいまに活きている。

転機

2021年後半、22年は勝負の年にしようと、みんなで決意。
再び、Foundotにコミットしようと。

(カフェは難しそうなので)
21年秋頃からお茶のビジネスで勝負できる種探しをはじめました。

お茶、結構勉強しました。

全国の茶屋、カフェ、農家さんをめぐり
イベントがあれば飛んで行きました。

生産者から消費者まで、リアルにお茶に関わる生の声をきき、
また、お茶愛を知ることで、僕らのやる気も愛も深まるばかり。

そこで、3つの業界課題に気がつきました。
●みんな、お茶を飲まなすぎる、知らなすぎる
●日本を代表する日本茶ブランドがない(少ない)
●低単価化、没個性化が進んでいる

ブランド発足

●みんな、お茶を飲まなすぎる
●日本を代表する日本茶ブランドがない(少ない)
●低単価化、没個性化が進んでいる

これらを課題と認識する中で、
解決できるプロダクト、ブランドであることは必須条件。
下記の点に特に注力し、開発しました。

●味・体験に再現性のある商品であること
●すべてに徹底的にこだわり、一切妥協しないこと
●日本茶のトップラインをあげることができるブランドであること

味・体験に再現性のある商品であること

あまりお茶に関わりやこだわりのない人に
日本茶についてヒアリングしてみると。

・そもそも、家に急須をもっていない。
・茶葉の状態でいれるのは面倒だ。
・コンビニのティーバッグで十分。
のような声が。

もちろん、ラーメン屋とカップラーメンが共存できるように
ペットボトルやコンビニティーバッグのお茶も裾野を広げる意味で大切。

でも、いまのお茶業界には、ラーメン屋(本物の味を伝える場・機会)が圧倒的に足りていない。

ここでNOT TEAの骨格ができてきます。

最高に美味しいお茶を、いつでも同じクオリティで飲んでほしい。

まだお茶の本当のおいしさ、たのしさを知らないひとに、
飲んでほしい。知ってほしい。愉んでほしい。

急須でいれるお茶はもちろんおいしいですが、
茶葉の量、お湯の温度、抽出時間。考えることがたくさん。
茶葉に、急須に、ポットに、湯呑みに、茶漉し?。準備物もたくさんです。

いつでも、どこでも、グラスさえあれば最高のお茶が飲める。

そんな商品にしたい。
そこでいきついたのがボトリングティーでした。

すべてに徹底的にこだわり、一切妥協しないこと

僕らのお茶は高額ですが、決してぼったくりではなく笑(小売価格16,000円(税別))

僕らの商品開発に予算はありません。
(資金は有限ですが、、、)

よくあるブランドづくり、商品づくりでは
小売価格を決めて、その範囲で実現できる最高のものを目指す。というものです。
ビジネスですから、市場にフィットした価格や自社の予算から逆算して、組み立て行く方がいいに決まってます。

でもその方法では、どこかで妥協することになる。
「予算内でつくれるパッケージにしよう。」
「予算内で卸してくれる農家さんを選定しよう。」
それでは、我々の目指す唯一無二の日本茶ブランドをつくれません。

業界全体が疲弊し、低単価化していく中で
商品がよくてもデザインが微妙
デザインがよくても、味が微妙
そんな片輪では、業界を変えられません。

デザインも茶葉も資材も一切の妥協をすることなく
「本当に良いと思える商品しか世に出さない」と心に決めています。

中身については、
誰からも不満のでない平均点の茶葉ではなく
際立った美味しさの、人によっては100点、ある人によっては苦手!!
そんな茶葉でいい。そんな茶葉がいい。
(だいたい美味しいと言ってもらえますが)

商品においては、ロゴ、ボトル、ラベル、キャップ、シュリンク、カートン、段ボール、細部までこだわりきる。

このように、どの味も同じ熱量・こだわりを持って開発しています。
(現在はSENCHA、HOUJICHA、WAKOCHAの3種をラインナップ)

また、価格はすべて同じ16,000円(税抜)。
これは、たまたま原価がほぼ同じというのも理由のひとつですが
「これが一番高いから一番いいのだろう」
「安いからこれ買っとこう」
というような理由で商品を選んでほしくないから。
フラットに商品をみて、選んでいただけるよう同一価格にしています。

日本茶のトップラインをあげることができるブランドであること

前項が商品側のこだわりでいくと、
この項では、ビジネスやブランドとしてのこだわりを。

このブランド、誰がターゲットかって。
全人類。

もちろん、ペルソナやコアターゲットは設定していますが、
日本茶を知らない人。飲んだことない人。
大好きな人。苦手な人。
全部ターゲットです。

必然的に僕らは世界に通用するブランドである必要がある。

そうすれば、日本茶の味が、文化が、世界に広まる。
知ってもらえれば、日本茶をもっと飲みたいと思う母数が増える。
そうやって業界全体で日本茶市場・産業を元気にしていけたら。

ブランドビジョンの「茶をCHAに。」も同じです。
世界ではTEAは紅茶という認識がほとんど。
TEAで日本茶をイメージする外人さんはほとんどいないはず。

だとするならば、C H A =日本茶のイメージで発信していきたい。
そんな想いで、商品名も全て
わかりやすいGreen tea などではなく
語尾に「CHA」をつけるようにしています。

結論?

つらつらと書いてきましたが。
結局、お茶が好きなのです。笑笑

この想いをみんなにも知ってほしい!飲んでほしい!
それを伝える手段で、現状最適と考えるのがボトリングティであり、それを組み上げたのがNOT TEAです。

2022年10月31日にリリースしたNOT TEA。
これからの展開が僕ら自身、楽しみとわくわくでいっぱい。
これからも、NOT TEAをよろしくおねがいします!


12月18日までマクアケにてプロジェクト開催中です!
ぜひ、ご覧ください。
https://www.makuake.com/project/not-tea/


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