【読書】森博嗣『すべてがFになる』
このタイトルはずー---っと前から知っていましたがやっと読みました!
森博嗣さんの『すべてがFになる』です。
以前から読みたいとは思っていましたが、なかなか手が伸びず。
だって、デビュー作のはずなのに分厚いんですよ。
その半分くらいで読みたい本がたくさんあったからそちらを優先していました。
しかし、読んでよかった!
いやー見事にすべてがFになりましたね。
森博嗣作品との出会い
私が初めて読んだ森博嗣さんの小説は、『神はいつ問われるのか?』でした。
これはバーチャルが発展して、現実以上に重要視されている世界の話ですね。
すごくおもしろかったのですが、実は、読もうと思って購入したわけじゃなかったんです。
ある日、携帯をいじってたら、急にAmazonさんから購入通知が届いたんですよ。
「いや!買ってないし!何が起きた?」
と思ったら犯人はうちの娘(当時2歳)でした。
娘が私のKindleを、おもちゃにしてポチポチとボタンを押していたんです。
仕方がないので、娘からのプレゼントと思って読んだらこれがおもしろい!
そこから森博嗣さんに興味を持つようになりました。
ちなみに、同じように道尾秀介さんの『向日葵の咲かない夏』も娘によって購入され、堪能させていただきました。
どんなきっかけでも、おもしろいものはおもしろいですね。
天才が登場する話
『すべてがFになる』は、YouTubeのほんタメで、ヨビノリたくみさんが紹介している動画を見たことをきっかけに読みました。
たくみさんはその中で、天才同士のバトルがすごい作品として紹介していたのかな。
森博嗣さんの作品って、天才と呼ばれるような人がたくさん出てきます。
天才とまでいかなくても、優秀な頭脳を持った人ばかり。
だから、登場人物の会話がちょっと難しいんですよね。
言い回しとか、内容とか、一回さらっと読んだだけだと理解しづらい部分も。
どうやったらこんな会話が思いつくんでしょうね。
でも個人的にはそういう文章って好きで、じっくり何度も読んじゃいます。
だから、森博嗣さんの作品を好きな人ってすごく好きだと思うし、一方で万人受けするタイプではないのかなって感じます。
森博嗣さんの作品を読むならここから
森博嗣さんってすごくたくさん作品を書いている人なんですよね。
シリーズ物としても、『すべてがFになる』のS&Mシリーズをはじめ、いくつもあります。
どこから読んでもおもしろいですが、一番のヒット作でもある『すべてがFになる』から読み進めるのがおすすめです。
これ一冊だけでも十分楽しめますし、S&Mシリーズは10冊あるから、そこまで一気読みでもいいのかな。
私もまだ全部読めてないので、これから少しずつ読み進めていきます。
ではではまた。