自然が子どもにもたらすもの〜新しい教育を創る〜
今は環境の時代です。
どんなことをするにしても、環境を大切にするということを念頭に置く必要があります。
子どもたちにも、自然環境のことや科学技術の発展などを教えていく必要があります。
しかし、どんなに環境の大切さや自然を大切にする行動について教えたり、ルールで定めたりしたとしても、自然環境と深いつながりを持っていることを実感していなければ、机上の空論になってしまいます。
『子どもの頃にどれだけ自然の中で遊んできたか』
これが、大人になって環境のことを考えるために最も大切なことです。
1.30年前の原体験
僕自身が自然の中で遊んできた経験が原体験としてあります。
思い返してみると、
・家の目の前の田んぼや用水路で生き物を獲ったり
・近所の海や川で泳いだり
・祖父の稲作を手伝ったり
・夜中や早朝にカブトムシを獲りに山へ出かけたり
自然の中でたくさん遊びました。
海と山と川など自然しかなかったとも言えますが、今になって考えると遊びの中からたくさんのことを学んだと思います。
(学んだことは、後述します)
その後、小学校や中学校、高校、大学で環境について勉強しますが、すべての事柄の基になったのは、子どもの頃の経験です。
すべてが自然の中の遊びの中にありました。
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