見出し画像

受け入れるとは?〜新しい教育を創る〜

最近、子どもたちを「受け容れる」という表現を使うこと、聞くこと、見ることが多いです。

自分自身も「受け入れよう」と思っています。

子どもに限らず、人間関係の中でそのような態度・姿勢が求められているのかもしれません。

言葉では「受け容れる」、と簡単に言うことはできますが、実際はとても難しいです。
受け入れたつもりでも、相手が「否定された」と感じれば、受け入れたことにはなりません。

だからこそ「受け容れる」という言葉を深く掘り下げてみたいと思います。

みなさんは、身近な人を「受け入れよう」としたことがありますか?
「受け入れた」ときと「受け入れなかった」ときの違いはどうでしたか?


1.「受け容れる」の反対は?

「受け容れる」の反対は「否定すること」。

話を聞いて、受け容れたつもりになることがあります。

例えば、学校に行かなくなった子どもがいたとします。

一通り、その子の心を理解しようと話を聞きます。

・どうして行けないのか?
・どうしたいのか?
・学校で何があったのか?

などなど。

聞けば、それなりの理由があることがわかります。

それでその子の思いはなんとなくわかります。

ただ、ついつい話を聞いた後に、

「でもね…」
「やっぱり…」

と自分の考えを伝えたくなってしまいます。

問題を解決できるようなアドバイスを言いたくなります。

しかし、このような言葉や態度が、結果として「否定している」ということになります。

本人の言葉自体は否定していませんが、本人の状態を否定しているからです。

「受け容れる」とは、言葉も状態もすべて否定しないことです。

2.「受け容れる」とは?

ここから先は

962字

フリースクールの設立から教育の試行錯誤までを共有するコミュニティです。 ・フリースクールの運営をして…

このいろサポータープランLite

¥500 / 月
初月無料

このいろサポータープラン

¥1,000 / 月
初月無料

スタンダードプラン

¥3,000 / 月
初月無料

伴走プラン

¥5,000 / 月
初月無料 あと5人募集中

よろしければサポートお願いいたします。 子どもたちやその保護者の皆様に既存の教育とは違った教育の場という選択肢を増やすために活動しています。 具体的には、画一的な教育ではなく、自由で朗らかで伸び伸びしていて、本当にその子を100%認められる楽しい学校を作ります!