山が貴いのは?〜新しい教育を創る〜
山が貴いのは、高いからでしょうか?
このいろ塾で、素読をしているのは『実語教』です。
しばらく同じ文章を素読していて、多くの子どもたちは自然と覚えてしまいました。
その『実語教』の文章が下記の通りです。
『山高きが故に貴からず
木有るを以て貴しとす』
(山は高いから貴いわけではない。木が有るから貴いのです。)
どうして木が有ると貴いのでしょうか?
それは、人の役に立つからです。
文章はこう続きます。
『人肥えたるが故に貴からず
智有るを以て貴しとす』
(人は肥えているから貴いのではない。智慧があるから貴いのです。)
肥えているということは、お金持ちだったり、能力が高かったりするということです。
しかし、お金持ちや優秀な人が貴いのではないと教えてくれます。
本当に貴いのは、智慧のある人といっています。
智慧のある人とは、勉強ができる人ということではありません。
・智慧を身につけようと勉強を続ける人
・身につけた知識や技術で人の役に立つ人
のことを智慧のある人といいます。
『実語教』を素読し、自然と覚え、純粋な子ども心に、
幸せな人生を送るための
大切な教えが刻まれています。
今回は、このいろ塾での学びの様子をお話しました!
このような学びに興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!
このいろスクールHP
https://kusuura.konoiro-school.com/
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