多彩な能力の失業者にはしたくない〜新しい教育を創る〜
教育は未来のために行います。
だから、どんな未来を描き、創っていくかによって大きく変わります。
これまでは、
・経済的な豊かさを目指し、物質的に不足することはなくなった。
・優秀な労働者を育成し、ものづくりをがんばってきた。
という社会の中で、人材を育ててきたのが今の教育です。
おかげさまで、モノ豊かな社会になってきました。
そして、これからどんな社会を目指していくのか、どんな社会になっていくのか…
その目指すところが曖昧だと、今の子どもたちにとってあまり意味のない教育を提供することになってしまいます。
「新しい教育」というものを掲げている以上、不登校や長期欠席者、学校嫌い、教員の不足など「教育の進化」を求められている学校教育を続けていくことで子どもたちにどんな不利益が起こるのか、考えていきます。
1.モノやサービスが売れにくい時代
一般的に言われていることとして、
・個人が自由に使えるお金の減少
・モノやサービスが溢れている社会
によって、モノやサービスが売れにくい時代になりました。
これは「お金を稼ぐハードルが高くなった」と言えます。
そこで、
子どもたちは将来どうやってお金を稼いでいくのか?
ということを周りの大人は考えます。
教育において、
・早い段階から受験させるのか?
・小さい頃から英語で会話できるように育てるのか?
・スポーツや芸術、芸能を磨くのか?
というような手段を考える家庭は多くあります。
このような状況になればなるほど、能力やスキルの競争が激しくなります。
2.競争がお互いの首を締める…
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