「勉強モチベ」を司る4つの要素。
はじめに
「勉強モチベ」皆さんはどのように向き合われていますか?
30位以内に入ったらご褒美
80位未満だったらケータイ解約
などのインセンティブやペナルティによる一過性のモチベ―ティングをしたりしていませんか?
また、「将来の選択肢が増えるから」などと説得されても、「そんなことわかっとるわ」と思いつつも、本気で勉強に向き合うほどのやる気を駆り立ててくれるものでもありませんよね。
そうです。
勉強のモチベを大幅に向上させ、それを維持するのは一筋縄ではいかないのです。(簡単にブレるモチベではいけないため)
実は、勉強モチべは大きく4つの要素が司っており、その4要素をしっかり満たすことによって良いモチベーションをキープすることができます。
この記事では、偏差値50の暴れん坊サッカー少年から5年間の勉強を継続し、最終的に慶應義塾大学に現役合格した私が、勉強モチベを司る4つの要素をご紹介いたします。
また、そもそも勉強法の改善よりも勉強モチベの方が重要な理由をこちらで解説しておりますので、気になる方はこちらもご覧ください。
それでは解説していきます。
勉強モチベを司る4つの要素
概要
これは勉強だけに限った話ではないですが、何らかの取り組みを継続する上で十分なモチベーションを長期にわたって維持するためには、以下の4つの要素が肝になります。
それは、
目標/夢からの逆算
ライバルとの競争
追いかける背中の存在
親との関り/向き合い方
の4つです。
①目標/夢からの逆算
これが4要素の中でも最も重要です。
好きでもない勉強を継続的に頑張るには、自身の目標や夢を掲げ、その目標を達成するために勉強を本気で頑張る必要があると自分自身で認識することが重要です。人間は自身の夢のためであれば本気で頑張れますし、その夢がある限りは、成績の上下などのちょっとした出来事ではモチベーションが揺さぶられなくなります。
また、夢が明確であればその夢を達成する上で、どのような学校に行きどのようなことを学ぶ必要があるのかがわかり、その学校に受かる上でどのような勉強をどれだけする必要があるのかも認識できるようになるため、頑張るべきことがクリアになり、モチベーションを作りやすくなります。
実際に私も、もともと全く勉強習慣がなかった中で、突然猛勉強を始めたきっかけは夢の存在でした。
プロサッカー選手を目指していた中で、けがによってその夢が閉ざされ、新たに経営者になりたいという夢を掲げたことで勉強に対するモチベーションが様変わりしました。
経営者になるために、学生起業をしたい
↓
学生起業をするなら知と財が集まる慶應に行くのが望ましい
↓
慶應に行くために早慶付属校を受け、落ちたとしても大学で慶應が現実的に狙えるラインの高校には行けるようにしておこう
↓
そのために必要な勉強は、、、
という風に自身のやるべきことが明確になり、自身のモチベーションが保ちやすくなりました。
実際に今、夢をかなえて学生起業に挑戦しています。
具体的な取り組みとして、以下のことを行うことをお勧めしますが、それぞれのやり方も結構重要で簡単には上手くいかないので、追って解説記事を出していきたいと思います。
夢設計
目標(夢をより明確化したもの)設計
マイルストーン(経過目標/中継地点)設計
各マイルストーンまでのタスク・計画設計
②ライバルとの競争
誰とも受験の話をせず孤独に自分の成績と向き合い続けるのはかなりしんどいです。
自身も大学受験の時はかなり個人戦よりで精神的にしんどい時期を過ごしていました。
一方で、高校受験時は同じクラスに早慶の付属校を目指す友達が複数おり、勉強についてや成績についてなどの情報共有をして協力しつつ、「あいつには絶対負けない」と思いながら勉強を頑張るのはかなり楽しかった印象です。
人と話すのは気分転換にもなりますし、気持ちが切れてきたときにライバルに刺激を受けて改めてモチベーションを持ちなおせることも多いので、なるべく個人戦は避けるようにしましょう。
③追いかける背中の存在
夢が見つからない方は特にですが、追いかける背中を作っておくとモチベーションを維持しやすくなります。
具体的には、現時点では全く届かなそうだけどちょっと憧れる賢いクラスメイトや同級生などを作っておくとよいかと思います。その子と会話する中で、どんな勉強をしてるのかなどその子に対する理解度をぜひ上げるようにしてください。
なぜなら、目指すべき背中があると、自身が追うべきものや目指すべき目標が明確になり、モチベを維持しやすくなるからです。
部活等は身近に追うべき背中が自然に存在する(めっちゃうまい先輩など)ためモチベが勝手に維持されやすい一方で、勉強は意識しないと追うべき背中を見つけづらいので、ぜひ意識するようにしてください。(部活はなぜかみんな頑張りますよね?その正体の一つはこれです。)
④親との関り/向き合い方
これはどちらかというと保護者の方向けのアドバイスですが、お子さんが自立的にモチベーション作り/維持をする上で妨げになるような関わり方をぜひ避けるようにして下さい。
冒頭で触れたインセンティブ/ペナルティーでのモチベーション管理や、無意味に勉強しなさいと叱るといった行為は、自身でやる気を作る上で妨げになりやすいので注意が必要です。
実際、慶應や早稲田、東大に通う子たちと雑談をしていていつも感じるのは、共通して「勉強しろと言われたことがない」という点です。子供との向き合い方はぜひ気をつけていただきたいと思います。
保護者向けの解説は母と協力して今後発信していきたいと思っています。
おわりに
今回ご紹介した4つの要素は言われれば、「そんなことはわかっている」というものも多かったかもしれません。
ただ、
これらをしっかり意識して、実際に強いモチベーションを作れるレベルまで引き上げることが重要であり、難しいポイントなので、引き続き発信していく解説記事をご覧いただければと思います。
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