2024年1月・2月に観たもの
まとめて書いちゃおう。ひとこと感想があれば合わせて。
ほぼ主観の話で、内容とかには触れられてない感想ばかりです。
ネタバレはないはず(たぶん)。でも気になる方はご注意ください。
映画:映画館で観たもの
映画熱が高まっていて、普段は行かないようなものまで行った。
ゴジラ-1.0
面白かった!ゴジラの知識は皆無な私ですが。『シン・ゴジラ』も面白いと思ったけどこれもよかった!私はどちらがと甲乙は付けられない。どっちも違う味で面白かったので。
一番印象的だったのが、終わり方。
めっちゃベタな、言ってしまえばご都合主義なんだけど、あれで色々救われた。私の心が。ご都合主義ということが明らかに分かるのに、それでも自分が冷めなかったのが面白い感覚だった。
ギルバート・グレイプ
ミニシアターで上映されてたので観てきた。初めて観た。
ああ、いい。
好きな映画上位としてランクインした感覚がある。
出演者が豪華なのはさることながら、物語の力点の置き方にすごく惹かれた。障害を持った男の子とその兄との物語なんだけど、あくまでお兄さんの話で、その障害の子の部分があくまで物語の飾りとして描かれてるのががすごくいいなと思って。敢えてそこに力点を置いてないのが。
主人公の兄(ギルバート・グレイプ)に理不尽なことがたくさん起こるんだけど、その理不尽さが、まあリアルな質感としてこちら側に来る。
なんというか、客観的に見てしまえば明らかな「理不尽」なんだけど、それを理不尽と感じようとしていない兄の感覚がそのまま追体験できる不思議な感覚。認めてほしいとかそういうことじゃないんだよ、みたいな。
終わり方もよかったな。そこに帰着するとは思ってなかった。だからと言って違和感もない。
名探偵コナンVS怪盗キッド TVシリーズ特別総集版
映画の予習に。
取り上げられてた事件は2つとコナンとキッドの出会い。もうすこし色んな事件を総復習するのかと思いきや、スポット当てられた事件が案外少なくてびっくり。特にキッドと平次が絡む事件が皆無だったのが「あれ?」ってなった。もしかして今回の映画はかなりキッド寄りですね、果てさて。
どっちにしても私は、平次には思いがけずうっかり口が滑った!みたいな告白をしてほしいので、今回の映画で函館山の夜景の中で格好良く告るとかは期待してない。むしろしてくれるな!(個人の願望)
ゴールデンカムイ
原作は未読。アニメをほんの数話だけ観た。世間で流行ってるものを手っ取り早く理解したいと思って観に行った。普通に面白かった。
けど映画自体は、本編の導入部分を盛大に描きました!これから先が気になる人はマンガ(orアニメ)観てね!という大掛かりな宣伝のようにも感じられた。実写でもこの続き制作されてるのかな?
なにせ、すっごい規模の「前回までのあらすじ」を観た気分。
マエストロ: その音楽と愛と
ミニシアターで鑑賞。バーンスタインのミュージカル音楽好きなので。
いいですね。天才の人生を垣間見た感じ。描かれてる日常もちょっと突飛な感じが「天才」っぽい。
「才能ある人間は、自分の才能に責任を持たなければならない」みたいな台詞で、青年バーンスタインが大人に諭されるところが印象に残ってます。彼自身は天才である自分を受け入れつつもちろんそれに苦しんでる部分もあるように描かれてた(と私は感じた)ので、なんだか観ていて複雑な気分になって、全く天才ではない凡人の私がその台詞に涙を流してしまった。
彼の愛妻が亡くなったときの表現も印象的だった。死んだ瞬間を映すでもなく、台詞で語るでもなく。病床の彼女がいつも見ていたであろうベッドサイドの窓から見える庭の風景で、10代くらいの娘が父親であるバーンスタインにぎゅっと抱きつく、という表現だけだった。その人物描写もとても遠目映されていて豆粒くらいにしか見えなくて。それだけなのに、「ああ亡くなったんだ」と分かるのが、なんかいいなと思いました。
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
『鬼太郎』はほぼ知らないけど、面白いと聞いて観てきた。うん、面白かった。
最近ヨーロッパを旅行してきて「日本のアニメ・マンガ文化ってすげーぞ!」っていう感覚が、私のなかで育まれておりまして、(この辺は旅行記でじっくり書きたい)
「うわ、やっぱりアニメ面白い!」「実写映画と肩を並べる…というかむしろ勝ってる」という感覚を、私の中で根強くさせてくれた映画でした。
「鬼太郎」のモチーフなしでも十分面白く出来上がってる物語を、国民的キャラクター「鬼太郎」の"誕生の謎"というオリジナルストーリーとして絡めて、更にそれをアニメーションで作るって、なんかもうすんごい!これが面白いと思える日本人でよかった。ほんとに、日本はもっとこの文化を誇りに思って全面に押し出していくべきだと思う。
夜明けのすべて
これも評価が高かったので観に行った。静かで穏やかな時間が流れてる映画だった。
分かりやすいようにパニック障害とPMSに焦点が当てられてるけど、これはあくまで分かりやすいサンプルとして抽出されただけで、根幹に流れていたのはもっと普遍的な何か。
案外、世の中って優しいのかもしれない。こんな上手く行くわけないよ物語だものとは思えない何かがあった。きっとどこかにこういう世界線はあるんだと思う。でも待ってるだけじゃだめなのかも。
とはいえ実を言うと、世間で絶賛されてるから分かったフリをしている自分もいる。正直私としては輪郭がぼやっとしすぎていて、掴みどころのない印象もあって、ああ私はこの作品の良さを上手く語れない側の人間だ、というもどかしさを感じさせられてしまったりした。
哀れなるものたち
評価が高かったので観に行った。なんていうか、すごい時間を過ごした。一言で言うなら、哲学ファンタジー?
一回観たくらいでは理解しきれないんだけど、何かざらっとしたものは私の中に残ってる気がする。2回、3回と観れば深まっていく感覚もあるんだけど、それにはちょっと色んな意味でお腹いっぱいすぎて、ちょっと難しい。
PERFECT DAYS
達観ってこういうことかな、この域に行けると楽なのかもしれないと思いつつ、それでも主人公がその域から引きもどされそうなことが何度か起こり、その域まで行っててもそうした危うさからは逃げられないし、なんならそれが雑念として立ち現れていてこれでは達観とは言い切れないか、むしろ煩悩まみれか、などと考えたりした。
彼は絶対に「理想の俺」みたいなのを持ってる気がして、盆栽育てたり小難しい本を読んだりフィルムカメラで同じ景色を撮ったり、そうすることで「理想の俺」を「俺のため」に演じてるように見えた。心の底から楽しんでやってるようには見えなかった。
こうなりたいかという問われると、そうかもしれないし、そうでないかもしれない。いや。なりたくないかな。私は堂々と世俗にまみれていたい。
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
評価が高かったので観に行った。物語として分かりやすく感動もできてするっと入ってくる。
けど正直ここまで評価が高い理由は今ひとつよく分からない。タイムスリップものって結末が一番難しいと思うのだけれどそこがピンとこず、タイムスリップした先でも主人公の時代の追体験が、タイムスリップしたからこそ感じ得られるものでもないような気がして。もちろん特攻隊の歴史は忘れてはならないのだけれど、そこを描くのにタイムスリップは必然だったのか?となった。
こういう負の歴史に積極的に興味を持てない若い世代が興味を持つきっかけという意味でヒットしたのかな。
ジャンヌ・ドゥ・バリー 国王最期の愛人
ベルサイユ宮殿での撮影はすんごかった。最近行ったし。けど途中で寝てしまった。ええ私が悪いんです。寝不足だったんです。
ルイ15世がジョニー・デップと知らずに観に行って、はじめに名前が出てきて「へ?」となって、フランス語を流暢に話すジョニー・デップらしき俳優が演じるルイ15世出てきて、しばらく「ん?これがジョニー・デップだよね?これだよね?」となって、本筋に集中できなかった。
とりあえず、近いうちにベルばらを読み直そうという気分になりました。
ストップ・メイキング・センス
これもごめんなさい、寝ちゃった。全く内容知らずに普通の映画だと思って観に行ったんですよ。それがそもそもバカでした。
観てから↓このnoteを拝読して私の脳では何一つ理解できなかったけど、
「ああすごい、これを楽しむ人はこんな風に楽しむのか」と感心した。
私はこんな風にガチンコで音楽を楽しむ方法を知らない。どうやったらこういう楽しみ方ができるようになるのだろうか。
福田村事件
ミニシアターに観に行った。
もっと「考えさせられる」感じなのかなと思っていたら、かなりド直球というか。テーマが考えさせられるものであることは間違いないのだが、とにかく思ってたよりど真ん中だった。それが良いとか悪いではなく。
前半の人物描写がじっくり描かれてたのが、ラストのたたみかけとの緩急をつけるためだとは理解しつつも、それでももう少し前半はしょっても良かったかなとは思ってしまった。これは個人の感想。
中盤、村の男たちが武器を手に群がって自警団を組んで、(女たちに言わせると)「戦争ごっこ」をし始めるところが、本当に不気味でしたね。私はラストの虐殺のところよりもこの中盤が一番印象深い。分かりやすい目的や役割を得た人間はこうも水を得た魚になるのか、と。不気味なんだけど、なんとなく共感してしまう感覚がある自分もまた不気味。
とりあえずル・ボンの『群衆心理』を買ったので近いうちに読みたい。熱が冷めないうちに。
映画:家で観たもの
映画熱が高まっていて自分比で結構観た。チョイスは自分でも謎。なんとなく。
シン・エヴァンゲリオン劇場版Ⅱ
序・破・Qで途中で観るの止まってたので、時間が空いたけど観た。
とりあえず『エヴァ』ちゃんと観たいです。今言えるのはそれだけ。サブスクだと何で観れるんだろう。
私、考察とかめちゃくちゃ苦手だし、こういう架空の世界の世界観とか概念とかを理解するのとかもすっごい苦手なんで、正直キャラクターたちが何言ってるか分からないとこ山ほどあるんですけど、それでも「なんか訳分からんけどエヴァ面白いぞ!」ってなるとんでもない推進力を感じている。
カメラを止めるな!
そういや観てなかったと思って。
流行ってた当初「これが面白いと思う人はぜひ小劇場へ」みたいなのをどこかで読んだ気がするんですけど、まさにそうでした。小劇場の演劇を観てる気分。
前半は、ふんわりオチてきなものを予想しながら見ていても、それでも「おもんないな〜早く次の展開へ行ってくれ!」となってしまった。多分狙った上での「おもんなさ」なのかと感じたけど、それでもあやうく離脱しかねないくらいだった(笑)
まさに、二回目が一番面白い映画なんだろうな、と。
フォレスト・ガンプ
アメリカの近現代史を体感できた。こうやって見るとなかなか激動の移り変わりなんだなあ。「歴史」として学ぶより全然解像度高く捉えられた気がする。さすがに客観的とはいかず作り手の思想は含まれているだろうけど、とっかかりとしてすごく良いなと思った。
メタモールフォーゼの縁側
別のnoteでこれを観て考えたことを書いた。
物語全体としても、とてもいいなと思った。女子高生側の心の動きがとてもリアルでもどかしくて。
後半は観ながら『耳をすませば』を思い出していた。本気で何かに向き合っていた時間、向き合ったという事実、を若い頃に経験するのはその後の人生のためのすごく良い土壌を育むだろうな。私にはそういう時間、あったんだろうか。
日日是好日
物語として大きな展開があるわけではない、長い時間のなかで蓄積されてくるものに焦点を当てた映画。こういうのは映画という表現ならではだなぁと感じた。こういう蓄積は自分のなかにも、いや誰しもが経験しているのかもしれないけれど、それに気付くということが難しい。
あと1センチの恋
幼馴染のすれ違いものということで、幼馴染物が好きな私が好みそうだったので観た。
やっぱり西欧ははっちゃけ方とか男女の関係のあり方が日本人の感覚と違いますね。ちょっとこの感覚に入り込むまでに時間がかかってしまった。
ちょっと私の思い出話になるのですが、
私、1ヶ月だけイギリスにホームステイしたことがあるんですが、そこのお母さんがシングルマザーで高校生の娘さんが一人いて、という家庭だったんです。ある休日におでかけに連れていってもらいまして、そのときお母さんと娘さんと、お母さんのパートナーも一緒で。別れ際には当たり前のようにキスをしていて。その一方で、高校生の娘さんは「今度パパに会いにいくんだ」と話していたり。そんな光景を見て日本とは違うなーと思ったことを思い出した。男女がそれぞれ自分を持って生きてる、というか。
ちなみに終わり方だけちょっぴり納得いってない。一見ハッピーエンドだけど、ハッピーじゃなくなった人がひとりいるよなぁと思ってしまった。
そして、バトンは渡された
原作知らないので、後半ひっくり返される展開は素直にびっくりした。なにか仕掛けがあるんだろうなーとは感じながら観てたけど、なるほどそういうことかあ!と。私こういう先読みが苦手というか違和感を感じても具体的に脳内で予想を立てたりをしないので、素直に物語として感動させられた。落ち着いて考えたら「それってどうなん?」と思ってしまう箇所もないではなかったけど、とはいえそんな無粋なことを言いたくなるような感じもなく。純粋によくできた物語だなあと思いました。
映画 ゆるキャン△
ゆるキャン、アニメで見てて、映画だけずっと観れてなかったのでやっと。
たしか公開されたとき(映画が発表されたとき?)には、高校生の彼女たちが、大人になったリアルな姿なんて見たくないーーーみたいな声があったようなうっすらした記憶があるんですが、その辺りは綺麗にまとめられてるなーと思いました。
主人公のなでしこが「大人になったらお金もあってなんでもできると思ってたけどなかなかそうはいかない」「でも大人だからできることもある」みたいな台詞を言っていて、まさにその台詞のためにひとつの映画として作られていたなあと。
多分私自身はまだ、この「大人だからこそできることもある」の域には達せてない気がする。なので前半の「大人になったらなんでもできると思ってたのに」といじけてる部分で立ち止まってしまってる気がする。早く次の域に行きたい。
舞台:観劇したもの
宝塚しか観れてない。もっと色々観なきゃ…。
でも今のところ先々でチケット取ってる公演もないんだよなー。
月組バウ『Golden Dead Schiele』
今これを書くためにタイトル調べて、こんなタイトルだったんだとなった。
画家エゴン・シーレの話。エゴン・シーレという画家名と有名な作品はふわっと思い浮かぶけど、どこのいつの人なのかも何も知らなかった。クリムトの次の世代、そしてウィーンの画家だったと。そしてかなり若くして亡くなった。
うーん。観てから大分期間が空いてしまったというのもあるんだけれど、これといった印象がない…。悪かったわけでもない気がするのだけれど、特別に印象深かった役や場面があるわけでもない。バウ初主演作(だよね…?あれ自信なくなってきた)としては重めでしたね。
そうだ、シーレが最後まで父に認められなかったことに固執してるのがよく分からなかった気がする。なんで彼はそんなに父という呪縛から抜け出せなかったんだろう。
星組『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』『VIOLETOPIA』
RRRすごい!一幕でまとめるなんてうそんって映画観たとき思ってたけど、ちゃんとまとまってた。
私観劇前に映画を観てビームとラーマどっちがどっちをやるのかも分からずに観てたんですよ(!)。礼真琴さんっぽいのはビームな気がするけど男役として格好良いのはラーマだし、あれどっちだ??って思ってたら、ビームがトップでラーマが二番手だった。私、二番手が格好良い作品大好きなんですが、久々にそういう二番手がしっかり「二番手」してる作品を観た気がします。でもビームもちゃんとトップスターの役だった、むしろこれが本当にすごいなと思いました。
強いて言えば、ビームの処刑?鞭打ちされる場面の、周りのアンサンブルの市民がもっと人数いたら雰囲気出るのになあ、大人数出す演出は宝塚の舞台でしかできないからもったいないって思ったのと。ラーマの幼少期エピソードの差し込み場所が「そこ?」ってなった。具体的に覚えてないんだけど、あの場面が少し唐突だった印象が残ってて、もう少し前に入れられる場面があったような気がしないでもない。(適当なこと言ってます)
VIOLETOPIA は、うっすらストーリーがあるショーでしたね。でも凡人脳では何故最初と同じ衣装の礼さんが、最後のほうにも出てきたか分からなかった。これという明確な答えはないのかもしれないけど、こういうの自分なりにでも解釈を組み立てられる側の人になりたい。
あとはあれだ、大階段の群舞でみんなサングラスてきなものをしてるのが気になって気になって、最終的にそれに全部持っていかれてほとんどの記憶が抜け落ちた…。あれもきっと意味があるんでしょうね。でもね、絵面がちょっと面白いと思ってしまったんだ、ごめんなさい。とにかく若い先生の作品だなあということはひしひしと感じられた。
でもこの作品、ショーがあってすごくバランスがよかったなって思いました。RRRすると知ったとき、二本立てってそんな無謀なと思いましたが、初めて宝塚観る人にとってはこのショーが付いてるのはすごくよかったと思う。芝居からショーで同じ人が化ける感じの驚き、やっぱり観てて楽しいもん!
花組『アルカンシェル』~パリに架かる虹~
幕間で「平成時代のオーソドックスな宝塚歌劇の作品や」ってなりました。なんかめっちゃ懐かしい感じ。なんであんなに懐かしい感じがしたんだろう。男女の台詞のやり取りの絶妙にくさい感じとか、笑わそうとしてるのかなんなのかいまいちよく分からない台詞とか。ちなみに悪く言ってるのではなく、すごく私が知ってる昔の宝塚っぽくて、私は好きでした。
柚香光さんは男役の色気がいいですね。どこかの場面、カトリーヌと再会したとこだったか(ちがうかも)、さらっと彼女の耳元を撫でるような動きをしてて、なんかああいう仕草がドキッとする。アドリブでやってるのかっていうくらいのさらっと感で、もちろんその他表情とか立ち居振る舞い色々含めての色気なんだけど。ああこれで柚香光の男役見納めかーーーとなりました。
物語でひとつ思ったのが、フリードリッヒの(ある意味)自分勝手な思いつきで、劇場アルカンシェルの人間が苦労を強いられる結果になったのに、フリードリッヒに対して反感を持つ人間は一人もいないんだなーということ。もちろん舞台や芸術を愛する同志として仲間意識を持つ人が大半なのは構わないんだけど、一部「あいつがあんなこと言わなければ」みたいな反感持つ人がいてもおかしくないのかなと。むしろそれがあれば人間関係がもうひとつ複雑になって予期せぬ対立構造が生まれて面白そうなのにと。私の勝手な妄想なのですが。
それと何故ペペのひ孫が狂言回しなのか、過去と現代との繋がりがなにかあるのかが全く説明なく終わったなあと。これは多分小池先生のなかではあったんだろうけど、時間足りなかったのかしらと推測してみる。
そしてこの作品に関しては、芝居ショーの2本でよかったのでは?と思った。やっぱり柚香さんのショーは最後に観たかったし、何よりあの物語なら一幕で終われたのではないかという気がしてならない。
次は読書編
つづけて読書編!