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苔テラリウムの管理方法
タグにHSPや適応障害などを付けずに投稿すると、スキの数が一気に減りました・・・
苔だけではnoteでは見向きもされないのか・・・
という事実を痛感しております
どうも、モスパラです
今日は苔テラリウムの管理方法を載せていきます
苔テラリウムをワークショップで作ったり、作家さんから購入したり、自分で作ってみたり・・・
色々な苔とのふれあい方が増えてきました
いざ、作ってみたり、テラリウムをお迎えしたはいいけど、どうやって管理するの・・・?
水って毎日あげるの?・・・
太陽の光に当てたほうがいいんじゃないの?・・・
難しそう・・・
苔テラリウムの毎日の管理方法について書いていきます
水は毎日あげるの?
苔は生きた植物です
苔であろうとも、コケにしてはいけません
もちろん、苔も水分を必要とします
しかし、全ての苔が同じ管理方法で管理できるわけではありません
今回は、苔テラリウムによく使われる苔たちの管理方法をお伝えします
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苔には霧吹きで水を与えるのが一般的です
苔は、普通の植物と違い、根はありますが水分を地中から吸い上げることをしません
葉の表面から水分を吸収します
ですので、霧吹きが適した水やりの方法になります
水やりの頻度ですが、一週間に一度くらいで結構です
苔テラリウムがある程度密閉されている場合に限ります
霧吹きで全体的にシュッシュしてあげましょう
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目安としては、底に敷いている砂「ソイル」が湿っていればOKです
ソイルが湿っていれば、テラリウム内の湿度も高く保つことが出来ます
カラカラになっているようでしたら、ソイルが湿り気を帯びるまで水を入れてみてください
あまり湿度が高すぎると、今度はカビが生える原因になります
カビに関してはまたどこかで・・・・
適度に湿っている、ビチャビチャにならないようにしましょう
斜めにしてみて、水が溜まるようでしたら、水分が多いです
スポイト等で吸い出してあげましょう
太陽の光に当てたほうがいいんじゃないの?
苔テラリウムで使う苔たちは、自然界の中では、木々に覆われたジメジメした場所に生えていることが多いです
太陽の光に当てると、葉が焼けてしまったようになったり、夏場なら蒸れてしまってカビの原因になります
ある程度の光は必要ですが、太陽の光は強すぎます
お部屋の照明でも十分ですが、キレイに鑑賞したい・キレイに育てたいというのであれば、LED照明器具をお勧めします
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キレイに鑑賞できるだけでなく、苔もキレイに育ちます
デスクライトなどでも十分ですが、テラリウム用の照明などがキレイに苔が育ち、鑑賞にも向いています
ライトを当てる時間も、24時間ずっとでなくて大丈夫です
一日のうち8時間程度にしましょう
他に何か毎日やることある?
毎日やることは「換気」です
換気と言っても難しいことはなく、蓋つきのテラリウム容器でしたら、5分から10分ほど蓋を開けたままにするだけで結構です
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換気をすることにより、写真のような苔の「徒長」を防ぐことができます
湿度が高い容器に放置されると、苔はヒョロヒョロと伸びて間延びしたように成長します
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換気してあげることで、苔や植物がキレイに育つだけでなく、カビ対策にもなります
「何かをしている間」で結構ですので、苔テラリウムの蓋を開けてあげましょう
例えば、洗濯を干している間や、歯を磨いている間など・・・
モスパラも、生きものの世話をしている間、ストックしている苔容器や30個ほどあるテラリウムなどの蓋を開けてから生きものの世話をしています
世話が終わったら蓋を閉めていきます
そういったルーティーンの中に組み込んでみましょう
今回は管理方法について書いてみました
今回の管理方法は、密閉している苔テラリウムに植わっている苔の管理方法です
種類によっては、乾燥が好きな苔、太陽の光でないと育たない苔、そもそもテラリウムに向いていない苔などもあります
苔の特性も知りつつ、苔テラリウムも楽しみましょう
密閉型の苔テラリウムに向いている苔
・ホソバオキナゴケ
・アラハシラガゴケ
・ヒノキゴケ
・コツボゴケ
・ツルチョウチンゴケ
・ムチゴケ
・ホウオウゴケ
・タマゴケ
・カモジゴケ
・コウヤノマンネングサ
・オオカサゴケ
などなど・・・他にもたくさんあります
密閉型の容器に向いていない苔
・スナゴケ
・ハイゴケ
・シノブゴケ
・ギンゴケ
・ホソウリゴケ
などなど・・・シノブゴケはモスパラも好きなんですが、湿度が高いと徒長しやすい傾向にあるように思います
ハイゴケなども蓋のないテラリウムならうまくいきます
蓋のないテラリウムは湿度が高くならないので、毎日霧吹きしたほうがよいでしょう
苔テラリウムはゆっくり成長する生きものです
ゆっくりと焦らず、成長を楽しみましょう
自分で苔テラリウムを作ってみてもよいかと思います
集中し、一本ずつ苔を植えることで、神経が研ぎ澄まされ、嫌なことも忘れさせてくれる・・・かもしれません
長文にお付き合いいただきありがとうございました