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新年はぜんざい

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

そんな新年の御挨拶をあちこちで済ませた三が日最後の夜。
毎年恒例になっているのが、元旦のぜんざいとその年の目標を話し合う時間をつくることです。

結婚して、我が家に導入された習慣のひとつが、お正月のぜんざい。お義母さんの実家でついたお餅を焼いて、お汁粉に入れたもの。すまし?それとも白味噌?なんて各種流派のあるお雑煮ではなく、小豆とお餅だけのシンプルなやつ。

でもこれ、とても良いなと思うのです。
前日の夜までに大鍋で、新豆の小豆をたっぷり炊いて、元旦は家族の分だけ小鍋に取り分けて温め直していただく。夜ふかしした大晦日の翌日に、朝から鶏肉や青菜の準備をする手間もないです。ただ餅を焼いて、小豆汁と合わせるだけ。

でも、昔から「邪を払う」とも言われてきた小豆です。お正月の朝にいただくにはもってこいの清めの儀式でもあります。なにより「善哉」と書けば気持ちもほっこりしますよね。今年も善き哉よきかな、って。

のし餅を切って、焼いてあわせます。

今では、家族の誰に聞いても「お雑煮ではなく、ぜんざいがいい!」とのこと。こうやって家族ならではの習慣が出来上がっていくんだなぁ…と、何だかちょっと嬉しくもなります。

たくさん炊いた小豆の残りは、もうちょっと煮詰めていわゆる「あんこ」に。お餅に合わせたり、たぶん今週末にはクラッカー&ナッツと合わせてリッツパーティー的な楽しみ方にもなってるはず。

今年のお正月も、とても気持ちの良い晴天でした。そんな天気のように、私自身も朗らかにすごしていきたいと思います。

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