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4社で内部監査の責任者・管理職、1社で常勤監査役、1社で非常勤監査役の経験がある公認会…

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4社で内部監査の責任者・管理職、1社で常勤監査役、1社で非常勤監査役の経験がある公認会計士・公認内部監査人です。2023年9月に独立して、企業の内部監査のサポートをしています。海外赴任・外資勤務経験があり、英語対応可能です(TOEIC965、英検1級)。

マガジン

  • 転職やキャリアのヒントなど

    転職のコツ、キャリアの中での悩みごとなどの読み物です。個別に購入すると1600円のところを半額で販売します。内部監査や会計士と無関係な方にも気軽に読めるものを集めました。

  • 内部監査基本コース

    内部監査部門に配属された方向けに、配属後にまず注意すべきこと、内部監査業務のカギとなる内部監査報告書の作成とフォローアップの注意点を取りまとめました。個別に購入するより割安(1,800円→1,000円)です。

最近の記事

3歳子連れの初海外

一般的に子供が生まれると、なかなか海外旅行に行くのはハードルが高くなります。何よりも、数時間にわたり飛行機に乗っている間におとなしくしていてくれるか、その後も現地でトラブルに巻き込まれないか、食べ物が合わなかったら、出発直前に発熱したら、など心配の種は尽きません。過去に、機内でギャン泣きする子供を連れている親に対して厳しい発言をした著名人がいてネットで炎上したこともありました。仕事で飛行機で移動することの多い方なら、文句は言わねど、機内で大泣きする乳幼児の泣き声にげんなりした

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    • 読みやすい文章を書く

      拙著『わかる!使える!うまくいく! 内部監査 現場の教科書』が書店に並んでおよそ1か月が経ちました。既に多くの方から感想を主にXで投稿いただき、その多く(というか目に付く限りは全て)が大変好意的なもので、感謝感激の日々です。感想の中で多いご意見に、「文章が読みやすい」というものがあり、そのためか内部監査とは大きくかかわらない仕事をしている方にも読んでいただけているようです。 書籍執筆中これまでにもXやnoteの文章が分かりやすいとか、読みやすいとほめていただいたことはありま

      • 独立1周年 兼業主夫の仕事と生活 

        2023年8月に勤務先を退職し、個人事務所を独立開業して一年になります。独立開業というと立派そうですが、実際には仕事の時間をセーブして、家事育児に時間を回すようにライフスタイルを大幅に変更したというのが実情です。ちょうど一年の節目で書籍の出版という大きなイベントもありますので、退職以後を振り返ってみたいと思います。

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        • 本を出します その2

          8/17(土)の22時から、X(旧Twitter)で仲良くさせていただいている闘魂さん@sohmato_visionと、てりたまさん@teritamadozoにお声がけいただき、Xのスペース(リアルタイムの音声配信機能)を使って色々と執筆の話をメインにお話しさせていただきました。そこでお話しした内容と一部重複するかもしれませんが、執筆についてのあれこれ第2弾です。なお、書店に並ぶのは8月末ごろになると聞いております。すでに各社での予約は開始しています。 Amazon 楽天

        3歳子連れの初海外

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        • 転職やキャリアのヒントなど
          6本
          ¥800
        • 内部監査基本コース
          4本
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        記事

          本を出します

          てりたまさんの『会計士監査現場の教科書』が、発売前から重版が決定するなど大きな話題を呼んでいます。それに便乗する形、というわけではありませんが。私も中央経済社様から書籍を出させていただくことになりました。すでに原稿もほぼ完成しており、あとは装丁を決めて製本、という段階で、発売は8月下旬を予定しています。 書名と本の内容書名は『わかる!使える!うまくいく! 内部監査 現場の教科書』となります。「現場の教科書」がてりたまさんと丸かぶりですが、ある程度偶然です。別々に書名を検討し

          本を出します

          フォロワーが1,000人超えました、ありがとうございます!

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          人事トップを外部から招くことの難しさ

          先日、てりたまさんが、監査法人において管理部門のトップを外部から招くことの難しさをnoteに書かれていました。 では、監査法人以外のいわゆる事業会社ではどうなのでしょうか?管理部門の中でも、特に従業員に与える影響が大きく、また、近年日系企業においても外部招聘の目立つ人事部門について、考えてみたいと思います。なお、あくまで私の勤務経験の観測範囲からくるものであり、厳密な調査などを行って結論を出しているわけではないことを、あらかじめご了承ください。 日系企業における人事部門の

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          役職定年とどう向き合うか

          「人生百年時代」とか、「70歳までは働かなくては」などと言われます。以前は60歳が主流だった定年も、65歳に引き上げられ、70歳定年が一般的となる日も近そうです。60歳定年が義務化された1980年の平均寿命が男性73歳、女性79歳であったのに対し、2023年の平均寿命は男性81歳、女性87歳ですから、70歳まで働かなくては、という意見はそれほど違和感のあるものではないでしょう。 一方で日本の大企業の多くが「役職定年」という制度を設けています。これは企業によって多少の差はありま

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          役職定年とどう向き合うか

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          無能な部下より困る部下の話

          サラリーマンとして管理職になると、部下を持つようになります。X(旧Twitter)見ていると、上司に対する不満の方が部下に対する不満よりかなり多いように見えますが、これは利用者の多くが部下らしい部下を持っていないからという面も大きいのではと思います。 部下についての話で、Xでぽろっとつぶやいたところ、思いのほか多くの方から反応があり、実はみんな色々と思うところがあるのかな、と感じました。 以下は、私が無能ではないが困りものの部下を持った時の話と、私が無能ではないが困りものの

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          無能な部下より困る部下の話

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          サラリーマンの処世術と独立後の雑感

          一年ほど前にX(旧Twitter)でポストした下記ポスト(合計7つのポストがつながっています)がどなたかにリポストされて上がってきました。こんなことをほざいていた数か月後には、サラリーマンを辞めて独立しているのですから、人生とは分からないものです。 今、自分で眺めてみて、やはり独立後では色々と感じ方が変わっているので、自分の過去のポストにツッコミを入れながら眺めていきます。グレーの背景部分が、元のポストです。 → 退職もそこまでひどい目に遭ったからというわけでも、リストラさ

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          転職後の職場でのフィットと活躍のコツ

          転職をするときのコツや秘訣はネット上でよく語られていますが、転職した先で、新しい職場にフィットして活躍するかの方がずっと大事なはずなのに、あまり語られることはないです。Xで、「転職したら最初はおかしなところを見つけても知らんふりをしたほうが良い」といった言説を見かけ、一理あると思いつつも、より良いやり方はどんなものなのか、私の複数回の転職経験や失敗も踏まえて考えていきます。 私は1年半程度での短期離職の経験はありますが、転職そのものに失敗したと感じたことはなく、どこの職場でも

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          転職後の職場でのフィットと活躍のコツ

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          大炎上した監査が海外からの抜き打ちレビューに当たった時のこと

          てりたまさんがXで、炎上プロジェクトと検査(レビュー)への対応の話とについて触れていたのを見て、私も昔とんでもない目にあったことを思い出しました。20年くらい前の話ですので実務的な参考にはならないかもしれませんが、私が監査法人に勤めていたときの経験としては、最も印象深いものの一つですので、今回はその話をしたいと思います。なお現在とはルールや慣習が色々と異なるので、信じられないような点も多々あるかもしれませんが、その辺りも含めて楽しんでいただければと思います。また、私の記憶を頼

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          大炎上した監査が海外からの抜き打ちレビューに当たった時のこと

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          監査法人マネジャーの給与水準は本当に低いのか?

          ちょっと前にEY新日本監査法人のマネージャー・シニアマネージャーの中途採用の募集で想定年収が850万円~1,300万円と記載されており、X上でも、主に「激務の割に安すぎる」という意見がかなり見受けられました。果たして本当にこの水準は安すぎると言えるのかを、様々な角度から検証していきます。

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          監査法人マネジャーの給与水準は本当に低いのか?

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          外資系企業 VS 日系企業(JTC) 内部監査の観点から

          2024年2月に日経平均株価が1989年12月29日の38,915円を更新しそうだと話題になっております。35年ぶりのことですが、欧米と比較すればあまりに長期間にわたって株価が低迷していたことは間違いなく、日系企業が外資系企業に株価や業績面ではこの30年、劣っていたと言われても反論は難しいでしょう。 Xでも、外資万歳、日系ダメというテーマは頻繁に登場します。また、日本に本社のある歴史のある大企業を揶揄を込めてJTC(Japanese Traditional Companyの略

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          外資系企業 VS 日系企業(JTC) 内部監査の観点から

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          内部監査の視点からスターゼン社の循環取引の調査結果報告書を読む

          東証プライムの食肉専門商社であるスターゼン㈱が昨年11月に、同社の内部監査をきっかけに発見された循環取引が原因で四半期報告書の提出延期及び特別調査委員会による調査が行われ、その調査結果報告書が1月15日付で公表されました。 https://www2.jpx.co.jp/disc/80430/140120240115515347.pdf 本件は、循環取引という典型的な不正案件であること及び内部監査がその発見のきっかけということで私は注目しておりました。その調査結果報告書を読み解

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          内部監査の視点からスターゼン社の循環取引の調査結果報告書を読む

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          内部監査の戦後処理(フォローアップ)を有効に行うために

           日本内部監査協会の2017年の調査によれば、調査対象約1,600社のうち約98%の会社が、内部監査の指摘事項の改善状況を確認していると回答しています。しかし、ルールとして指摘事項の改善状況のフォローアップを行っているとは言っても、その実態まではなかなか見えてきません。  指摘事項に適切な改善提案を出してもらい、さらにそれを期日までに完了してエビデンスを提出してもらうというのは、監査の本番が終わった後の作業だけに地味ですが、ここをきちんとしないと、折角の監査もやりっぱなしにな

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          内部監査の戦後処理(フォローアップ)を有効に行うために

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