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知っている•使っているつもりの股関節




こんにちは!モリタ鍼灸整骨院の三宮です!
今回は、人体最大の関節「股関節」について、お伝えしていきます!

今回、『股関節』をテーマにしたきっかけは、
地域活動の一環として、15年以上地元の中学校
にてトレーナー活動をさせて頂いており
最近では、バスケットボール部へ股関節と柔軟性の講義をさせて頂き、改めて股関節の大切さを感じ、皆さんにもお伝えさせて頂こうと思いました。

1.股関節とは?


さっそくですが、質問です!!
股関節がどこかわかりますか?


@visiblebodyに感謝します


股関節は⭕️のところになります。

股関節
は、関節の種類の中でも球関節といいます!なぜ球関節と言われるのか、、、
それは、関節の接合部が球状になっているからです!

この球関節の特徴は、他の関節に比べて可動する方向が多い事です!

股関節は、「屈曲・伸展」「外転・内転」「外旋・内旋」の3つの動作が可能です。
この動作が組み合わさり、多方向に動くわけです!

引用: https://www.cramer.co.jp/1707-1/
引用: https://www.cramer.co.jp/1707-1/


例えば膝関節の動きは、「屈曲・伸展」の屈伸運動の一方向のみです。

このように股関節は構造的にもよく動く関節になります。

ちなみに他の球関節でわかりやすいのが、人体で1番の可動性を持つ肩関節です。

@visiblebodyに感謝します



人間は元々、四足歩行から二足歩行へと進化し、今の形になる仮定で前脚が『』となりました。
その為、肩関節で体重を支える必要が無くなり、可動性が必要となりました。
肩甲骨と上腕骨(腕の骨)の関節が緩い為、靱帯•筋肉によって骨を支えるような構造となりました。
その結果、大きな可動性を手に入れました。


では、股関節はどうでしょう?
肩関節とは違い、常に上から重力がかかり自分の身体を支え、安定させるという役割が必要です。
その為、常に重力(圧迫力)がかかった状態で動く関節であり、肩関節と違い、骨頭(球状部分)は3分の2も、骨盤の関節にはまりこんでいる構造をしています。
股関節の場所を思い出してみて下さい!
身体の中心部に位置しますよね!
そして、多方向に動かせるという事は、多方向からの力に対抗し得るという事なのです!

そして、人体最強と言われる腸骨大腿靭帯や、
坐骨大腿靱帯、恥骨大腿靭帯と言われる大きな靭帯で関節を包み込まれている為、
脱臼が1番起こりにくい関節でもあります。

このように股関節は、多方向によく動き、
かつ安定した関節でもあるということです!

2.股関節とケガの関係


本来股関節はよく動く構造をしています。
開脚の可動で言えば120°は開く構造になります。

その本来動くはずの股関節が動かなければ他の
関節で代償(代わって動かそうとする)し、本来捻じらない、膝や腰を捻るようにして使います。

皆さんも自分の身体を使って確かめてみて下さい!

よくスポーツなどでも「腰を回せ!」と言われるですが、腰椎(腰骨)は本来回るのには不向きな構造です。
実際に骨盤を抑えて腰を回そうとしても回りません。実際に腰を横方向に回すと、動いているのは、股関節が動いて結果的に腰が回るという事なのです!

ですが股関節の可動域が狭い人が普段の生活で腰ばかりを捻っていると、腰に負担がかかり腰痛のきっかけになります。

家事などで横にある物を取るときは、股関節を動かし足を一歩踏み出す事も腰痛予防として効果的です!

スポーツ、特にゴルフなどの身体を捻る動作では、腰よりも股関節を動かすイメージの方が結果的に身体がスムーズに回っていきます!

引用: https://images.app.goo.gl/YrAp2bbx3JgHenjq7


3.正しい開脚


では、股関節をより動かしやすくする為に、
先ほど書いた正しい方法で開脚をしていきましょう!

ポイント
必ず骨盤は「立てる」
背中を丸めずに股関節が倒れていくイメージ
上半身は脱力
倒れる際は、息を吐いてリラックスしながら




この方法だと、腰や背中ではなく、殿部〜膝下までの股関節の筋肉を刺激し、よりストレッチをかける事ができます!

脚をただ開けばいい訳ではなく、しっかりと骨盤を立たせて股関節の屈曲を行う事が1番のポイントです!

硬すぎて骨盤を立てるのが難しい人は、殿部が地面から10センチくらい浮くようにクッション
などを入れて、まず骨盤を立て、屈曲ができる形を作りましょう!

それでも難しそうでしたら、
膝を曲げてもいいので、骨盤は立たせて下さい!


そして、大事なのが「継続」です!
ストレッチは正しく継続すれば必ず成果が出ます!
私も継続中で、徐々に成果が出ています!笑


最後に

今回は股関節の構造・動き・ストレッチについて書かせて頂きました!

股関節が動くようになる事で、
代謝アップ
疲労の軽減
パフォーマンスアップ
などに繋がります!

ぜひ股関節の動きを意識しながらストレッチを継続してみて下さい!






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