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これぞ「大人の事情」 言いたいことも言えないこんな世の中
こんにちは。
最近ネットフリックスを見ることが増えました。
なぜなら、ネットフリックスの"ドキュメンタル映画"が面白いからです。
今回もドキュメンタル『Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密』を視聴した感想をご紹介します。
『大人の事情満載』
人間って”こんなところでいつまでも立ち止まっているのか”と落胆させられました。
※ネタバレを含みますのでご注意下さい。
”畜産業”による環境破壊を知ることができる映画
”地球の資源を破壊する工場式農業。
地球環境保護を唱える環境団体がこの深刻な問題に触れない理由とは?
環境問題のタブーに鋭く切り込むドキュメンタリー。”(ネットフリックス紹介文より引用)
この映画で紹介されている地球環境破壊の主な原因は"畜産業"です。
つまり、食肉や乳製品のための牛や豚を飼育すること全般のこと。
飼料や水、排泄物、育てる土地など、”畜産”による環境破壊の割合が他の産業に比べても桁違いに高いと指摘しています。
それは人間が無駄遣いする水の量の比ではなく、運送業者が排出する排気ガスの比でもないのです。
地球環境を破壊する”1番の原因”を言えない大人たち
これらの数値は国連などのデータからすでにわかっている”事実”であるものの、どの環境保護団体も主な原因として発表していません。
なぜか。
それは保護団体が畜産業などから資金を得ているから。
というより、畜産業が力を持ちすぎて政治的に権力があるためです。
ある種、仕方のない状況つまり『大人の事情』なのです。
この映画を見終えての感想
「すぐに食肉をやめてビーガンを目指そう!」と結論づけるのは間違いだと私は思います。
だって、お肉美味しいじゃないですか。
私はこの映画の内容を周知することが最も大事だと感じました。
この事実を知って”バランス”を整えればいいのでは?
肥大化しすぎた畜産業、世の中にある食肉・乳製品を減らせばいい。
値上げをするなり、税金をとるなり、方法はいくらでもあるはず。
もっと畜産の価値を上げれば、もっと畜産にかかわる命の重みを高めれば、バランスが調整されるのではないでしょうか。
今後お肉を食べるとき、動物の命を感じ、日常では味わうことができない幸福を感じることができれば、今の世界とは違う未来が待っているはずです。
まとめ
「もし誰もが純粋に子どものような気持ちで言いたいことを言える世の中だったら、、、」
この映画を単なる食肉をやめようという啓蒙活動にとどめず、この地球に生きるすべての人がこの話題を考えるきっかけになればいいなと思いました。
皆さんはこの映画を見て何を感じますか?
いろいろな人に見てもらいたい、そんな映画でした。
ありがとうございました。
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