記憶は忘却の彼方へ消えるから今がある
過去にあった嫌な出来事ってしっかり覚えていますか?
私は覚えています。
覚えていて、頭の中で声や映像がしっかり思い出されます。
?忘却の彼方に消えたんじゃないの?
そう、覚えていてしっかり思い出すことはできるのですが、普段はすっかり忘れています。
普段は忘却の彼方へ消えています。
先月から毎日noteを更新するようになって、何を書こうか、思いつくままに書いているのですが、
過去のことを、
そういえば…あんなことあった
と書き始めると、
記憶の引き出しから引っ張り出して、回想して、それから書いています。
忘れられる、というのは幸せなことです。
自分を囚われの身から解放できる
だから過去に囚われることなく、今を生きていられます。
これまでの理不尽な目に合ったことは、それ自体は思い出せば許し難い受け入れ難いことも、たくさんあります。
でも、それは思い出せば、です。
私は普段の生活ではほぼ思い出しません。
忘却の彼方へ消えています。
何かのはずみで思い出すこともありますが、
今の科学では過去に戻ることもできないので、
あんなこともあったな、と思う程度です。
それに、そんなことを考える時間がもったいない。
私の大切な人生の時間を自分でどうにもできないことに囚われてしまうなんて本当にもったいない!
そう思えるようになってから、色々なことをシャットアウトできるようになりました。
実は、元々は気にして、気になって、という性格で 過去の自分を
背負って重たくなっていました。
だけど、自分にあった自己肯定感を作る方法を見つけ、自分の大切な時間が嫌な思いに満たされるのがもったいないと思えるようになりました。
きっかけは、子育てと障がいを持つ方の雇用支援です。
私が後ろを向いてて、他の人が前を向く訳がない。
そう思って、今必要なこと、今やるべきこと、少し先に必要なこと、少し先にやるべきことを考えることに集中したら、段々と過去は忘れていました。
そう、段々とです。
いっぺんに変われたらラクなんでしょうが、少しずつ時間をかけて今の私になりました。
もともと周りが気になって敏感な方なので、それが雇用支援の仕事にはとても生きていました。
しんどいことばかりではなく、それを生かすことに目を向けました。
最近、過去のことを連投することが多かったので、noteに書く行為として過去の思い出を引っ張り出してきました。
が、書いた端から忘れてます。
なぜなら、嫌な思い出を沸々と嫌な感情で甦らせたのではなく、noteに書くためと割り切って思い出したからです。
必要なくなったら忘れます。
これもよく聞かれることなんですが、
単身赴任だった夫と暮らすようになって
ケンカしない?嫌じゃない?
とよく尋ねられます。
うーん、たまに小競り合いはありますが(笑)
それも何でか忘れました。
こういうのは小競り合いが終われば笑顔でいればいいんです。
嫌なことを忘却の彼方へ消え去るには、
自分でわざわざクローズアップしない
今やるべきこと・必要なこと、少し先にやるべきこと・必要なことに集中
自分の人生の時間を大切にする
これを体得して、今があります。
今の私は、何かに右往左往しない、和んでいる状態です。