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その100〜令和の荒波を乗りこなせ!自分に問いを投げかけ、見つける「大切にするもの」〜

※忙しい人向け、この記事の要約です。

不確実性の高い時代を生き抜くためには、自身の価値観を再確認し、優先事項を明確にすることが重要です。
不安や混乱に直面しても、内省を行い、基本に立ち返ることで、確実な一歩を踏み出せます。

また、家族やチームとの絆を強化し、変化に適応する柔軟な戦略を持つことが必要です。

個人としても家庭としても、明確な価値観を土台に、状況に応じた判断を行い、幸せや目標を追求していきましょう。


タイトルにもありますが、
なんとこのシリーズ、

100本目になります!!!🎊

読んでくださっている人も少しずつ増えてきて、
少しでも良いものをお届けしようとやってきました。

ただここまで続けられてきたのは、
単純に
「ビジネス記事を読むのと、書くのが好きだから」
ということもあると思います。

これからも続けていきますので、
読んでいただけますと嬉しいです!



好きだから続けられる
ということに出会えたのは幸せなことなのかもしれません。

この不確実性が高い時代(VUCA、と言われますね)に、
「自分は何をやったら良いんだろう…」
先が見えず、不安になり、歩き出せない。

そんな人も少なくないと思います。

そんな時にエネルギーになるのが
「好きなこと」や「大切にしていること」
だったりします。

不安な時代を切り抜けて生きていく、そんなことについて書かれた論文を本日はご紹介します。

タイトルは、
未来が予測できない時、どうリーダーシップをとるべきか

何が最も大切かを考え直す機会になる

です!
それでは早速、見てみましょう!



論文の要約

不透明な時代には、リーダーは以下のような困難を抱えています。

不安と混乱:
将来の見通しが立たず、自己や組織の方向性を失うリスク。
無力感や冷笑主義:
長引く不確実性によるモチベーションの低下や停滞感
意見の二極化:
組織内で目標や優先事項についての対立が増加。
決断力の低下:
多くの選択肢や情報がある中で、適切な判断が困難に。
孤立感:
個人やチーム間のつながりが希薄化し、協力体制が崩れる危険性。

この「はざま期」への対処として以下のアプローチが挙げられます:
価値観を確認する
不安の原因を探り、自分や組織の価値観を再確認し、優先事項を明確にします。
内省と反省
急いで行動を取る前に、現状と組織の方向性を見極めるための内省が重要です。
行動の指針を示す
無力感に抵抗し、チームに希望と安心感を与える小さな成功体験を促します。

また、次の具体的行動が推奨されます:
基本に集中:
組織の核となる目標を再確認し、注力する。
つながりを強化:
異なる意見や背景を持つメンバー同士の絆を深める。
進路を維持する:
困難な状況下でも方向性を失わないように工夫する。

このような対応を通じて、リーダーは組織を導き、新たな課題にも柔軟に適応できる力を築けます。

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/11177より抜粋して改編

この論文は「リーダー」要は組織のトップをターゲットに書かれていますが、
「あなたは、あなたの人生のリーダー」
です。

企業としてだけでなく、個人としてもこの考え方は大事ですよね。

人々が不安になる要因として考えられるのは、
情報の氾濫
です。

次から次へと情報が流れていき、
その波に乗れないと溺れていってしまうのではないか。

そんな不安が付き纏います。

そんな時に、
「本当に自分にとって大事なものは何?」
という問いを投げかけ、自身の価値観を再認識することはとても重要なんですよね。

このシリーズの1番最初、その1でも書きました。

戦略のスタートは、
「理想の状態を描くこと」
そのためには、自身が大事にしているものを見つけないといけないわけですね。

組織でも、個人でも、価値観や理想像(ミッション・ビジョン・バリュー:MVV)を明確にしておくのは本当に重要なわけです。

不安を感じた時、
「戻れる場所」をしっかり作っておくと、
地に足つけて、目的に向かって、前に進めますね。


家庭に置き換えて考えると…

年齢に応じてライフステージが上がっていき、
どんどん知らない世界に踏み込んでいくことになります。

不安なことも、今までの生活から大きく変化しないといけないこともあるかもしれません。

その時その時の家族の状況に合わせて幸せの形も変わっていくでしょう。

大きな変化が訪れた時は、
現在の状況をしっかりと分析するとともに、
こんなマインドを持っておくと良いかもしれません。

家族として大事にしていきたい根本の価値観は変わらない。
その時その時で選択する、家族が幸せになるための戦略を変える。

「家庭は、変わらない場所であってほしい」

そんな思いもあるかもしれませんが、
自分も家族も成長し、世の中も変わっていく。

大事にするべき根本の部分は、中心に、土台にきっちり据えて、
その上で今の状況に合わせていく。

まさに経営戦略だと思います。

家庭もうまく経営して、
家族全体の幸せを最大化していきましょう。


まとめ

本日は、「不確実な時代に持つべきマインドと行うべきアクション」をテーマにした論文をご紹介しました。


結局僕が主張していることって、
このシリーズを始めた時からずっと変わっていないんですよね。


これからの時代を生きていくためには、
一人一人が
自分自身の、そして自分の家庭の
経営ができるようになること。


このためのスキルをこれからもお伝えしていきます。

ではまた次回!

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