千田琢哉さん『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』人生が好転する運命の本に出会おう!
今回は千田琢哉さんの『新版 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。20代で身につけたい本の読み方88』をご紹介します。
この本は20代向けとなっていますが、年代はあまり気にしなくても良いかもしれません。
読書をするなら、20代から学んだ方が圧倒的な強みになることは間違いのないことです。
読書をこれから始めようと思っている人、ある程度読みこなしてきた読書家の方にとっても、いろんな気づきのある本だと感じました。
「読書」の心構えや本の選び方などが網羅されていて、多読乱読してきた私も「そうそう!」共感できる箇所が多くあります。
あとがきの言葉がカッコ良くて思わず膝を打ちました。
「つらい時に群れるな、本を読め」
読書家のみなさんは、ニヤッとしてくれるはず!
「オススメ本は自分にしか見つけられない」
"好きな本を読み続けていると、勝手にあなたの運命の本に接近していきます。あなたと本との出逢いは、どんなに遠回りしたとしても、すべてベストタイミングです。
成長して受け入れる態勢が整ってからでなければ、巡り逢えないようになっています。自分の運命の本は、自分と全く同じ人生を歩んできた人にしかわかりません。
つまり、自分以外には見つけることができないということです。"(p33)
これは、本当にそうなんですよね。
相手のことをまるっと理解していないと、その人に合う本当のオススメの本をご紹介するのは難しいことだと感じています。
私ができることは、毎日このアカウントを通じて、私なりのオススメ本や、忖度なしのホンネ感想文をぶつけていくことだけ。
その中の、あなたの気持ちに刺さった一冊が、運命の本になれたらそれだけで嬉しいです。
「今読んでいる本の話を会った人にする」
"人脈を拡げるコツは簡単です。
出逢った人すべてに、今読みかけの本や最近読み終えたばかりの本の話をしてあげることです。(中略)
1年もしないうちにあなたの人脈が完全に入れ替わります。
読書好きの人は向上心が強いですから、経済的にも社会的にも成功している人が多いです。
結果として、読書する人は読書する人たち同士でますます富んでいくように世の中はできています。
読書しない人たちは読書しない人たち同士で足を引っ張り合ってますます貧しくなっていきます。
中には読書しなくてもお金持ちになる人はいます。
その人たちの共通点は成功が長続きしないことです。"(p65)
読書を通じて交流する機会がこの1年はぐっと増えました。
読書の発信をしていて良かったことは、内面が豊かな人に多く出会えることです。
みなさん、勤勉で、他者への思いやりに満ちていて、愛情深い方ばかり。
いつも感謝しています。
「読書をしないと外見が劣化する」
読書をすると、顔つきが変わります。
男性も女性も知的で凛々しい顔つきになります。
例外はありません。
実際に読書している人同士なら、読書している人の顔つきは一瞬でわかります。(中略)
20代までにモテた人と30代以降でモテる人が違うのは、外面でモテていたか内面でモテているかの差です。
恐ろしいことに本を読まない人は、20代では自慢だった容姿が30代に途中突入する頃には見るも無残にどんどん劣化していくのです。
反対に本を読んで脳みそをフル回転させている人は、全身の細胞が活性化して輝きながらオーラを発していくのです。"(p166-167)
こういう考え方をしたことがなかったので、新鮮な気づきでした。
なんとなく、納得させられます。
私はぼんやりした顔つきで歳を重ねたくないな。
手には常に一冊の本を持ち、瞳は好奇心という輝きを放ち、ハートには燃える思いをたぎらせて、颯爽と生きていきたいです。
こちらの本は、日本実業出版社様にご恵贈いただきました。
ありがとうございます。
最近ご献本頂ける機会に多く恵まれていて、嬉しく思います。