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『人生を面白くする 本物の教養』"心の幅"を広げたら人生はもっと楽しい!


本日は出口治明さんの『人生を面白くする 本物の教養』をご紹介します。
出口さんを知るきっかけとなった一冊です。

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出口さんは本著で、「教養は必ずしも知識を詰め込むことではない」とし、シャネルの創業者、ココ・シャネルの言葉を引いています。

「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を1日に1つぐらいは覚えることができる。

1つ名前を知れば、世界の謎が1つ解けたことになる。

その分だけ人生と世界は単純になっていく。

だからこそ、人生は楽しく、生きる事は素晴らしい」

つまり、「教養」とは人からの評価を高めたり箔をつけたりするものではなく、自分自身の人生を面白くするためのツールなんですね。

教養を身につけることにより、"心の幅"を広げ、関心ごとを広げて楽しむことができるようになります。

しかし「教養」を深めるためには、やはりある程度の「知識」を身につけることが大切なのは言うまでもありません。

例えば、サッカーのルールを知らなければ観戦をしても楽しめないですよね。

知識を増やすことが目的ではなく、人生の楽しみを広げていくという考え方です。

本著ではさらに教養を深める必要性として、ある情報に対して、自分の頭の中で検証して本当に納得するという「自分の頭で考える」ことが充分でないことを示唆。

教養不足の一因は、本一冊も読んでいないような「手抜き」にあるのではないかと仰っています。

その上で、出口さん流の私的生産の方法や、読書の効用、人とのお付き合いの流儀、旅こそ最高の遊びにして教養であること、時事問題や英語まで多岐に渡り紹介しています。

あなたの"心の幅"を広げるきっかけになれば嬉しいです。






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森本木林(きりん)@読書研究家
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